2024年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役会長執行役員 杉山 美邦 (70歳) 議決権保有率 0.01%

略歴

2017年6月

㈱読売新聞グループ本社取締役(現)

㈱よみうりランド代表取締役社長

2019年6月

当社取締役

2020年6月

当社代表取締役社長

日本テレビ放送網㈱代表取締役執行役員

2021年6月

日本テレビ放送網㈱代表取締役社長執行役員

2022年6月

石油資源開発㈱社外取締役(現)

当社代表取締役会長執行役員(現)

日本テレビ放送網㈱代表取締役会長執行役員(現)

所有者

 

(5) 【所有者別状況】

 

2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

39

33

250

287

45

25,183

25,837

所有株式数
(単元)

414,320

25,252

1,422,698

489,717

462

285,012

2,637,461

75,980

所有株式数
の割合(%)

15.71

0.96

53.94

18.57

0.02

10.81

100.00

 

(注) 1.自己株式 4,698,757株は、「個人その他」の欄に46,987単元及び「単元未満株式の状況」に57株を含めて記載しております。

なお、自己株式 4,698,757株は株主名簿記載上の株式数であり、2024年3月31日現在の実保有株式数です。

2.「金融機関」の欄には、「信託型従業員持株インセンティブ・プラン(E-Ship®)」により、野村信託銀行株式会社(日本テレビ従業員持株会専用信託口)が保有する当社株式が、17,308単元含まれております。なお、当該株式は、連結財務諸表及び財務諸表において自己株式として表示しております。

3.「その他の法人」の欄には、株式会社証券保管振替機構名義の株式が、255単元含まれております。

4.「個人その他」の欄の「所有株式数」及び「所有株式数の割合」には、放送法第161条の規定に従い、株主名簿に記載し、又は記録することを拒否した株式(外国人持株調整株式) 73,262単元が含まれております。

5.単元未満株式のみを有する株主数は、7,341人です。

 

役員

 

(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

男性 14名 女性 1名 (役員のうち女性の比率 6.6%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数(株)

代表取締役
取締役会議長

山口 寿一

1957年3月4日生

2015年6月

㈱読売新聞グループ本社代表取締役経営主幹・東京担当

㈱読売新聞東京本社代表取締役社長

2016年3月

㈱読売巨人軍非常勤取締役

2016年6月

㈱読売新聞グループ本社代表取締役社長

㈱読売巨人軍取締役広報担当

2017年6月

㈱読売新聞グループ本社代表取締役社長・販売担当(現)

㈱よみうりランド取締役(現)

2018年7月

㈱読売巨人軍取締役オーナー(現)

2019年6月

当社取締役

 

日本テレビ放送網㈱取締役(現)

2022年6月

当社代表取締役取締役会議長(現)

2023年6月

㈱読売新聞東京本社代表取締役会長(現)

(注)3

代表取締役
会長執行役員

杉山 美邦

1954年10月11日生

2017年6月

㈱読売新聞グループ本社取締役(現)

㈱よみうりランド代表取締役社長

2019年6月

当社取締役

2020年6月

当社代表取締役社長

日本テレビ放送網㈱代表取締役執行役員

2021年6月

日本テレビ放送網㈱代表取締役社長執行役員

2022年6月

石油資源開発㈱社外取締役(現)

当社代表取締役会長執行役員(現)

日本テレビ放送網㈱代表取締役会長執行役員(現)

(注)3

29,652

代表取締役
社長執行役員

石澤 顕

1956年10月14日生

1980年4月

当社入社

2013年6月

当社取締役

日本テレビ放送網㈱取締役執行役員

2015年6月

当社常務取締役

日本テレビ放送網㈱取締役常務執行役員

2018年6月

当社専務取締役

日本テレビ放送網㈱取締役専務執行役員

2020年6月

当社取締役

㈱読売新聞グループ本社取締役(現)

2021年6月

当社上席執行役員

2022年6月

当社代表取締役社長執行役員(現)

日本テレビ放送網㈱代表取締役社長執行役員(現)

2023年6月

㈱オールアバウト社外取締役(現)

(注)3

60,450

取締役
執行役員

福田 博之

1961年7月9日生

1985年4月

当社入社

2018年6月

日本テレビ放送網㈱取締役執行役員

2021年6月

当社執行役員編成戦略担当

2021年6月

日本テレビ放送網㈱取締役常務執行役員

2022年6月

当社上席執行役員コンテンツ戦略、コンテンツ制作・スポーツ統括

 

㈱WOWOW社外取締役

2023年6月

当社上席執行役員コンテンツ戦略、経営戦略統括

日本テレビ放送網㈱取締役専務執行役員

2023年10月

㈱スタジオジブリ代表取締役社長(現)

2024年6月

当社取締役執行役員(現)

 

日本テレビ放送網㈱取締役副社長執行役員(現)

(注)3

36,422

取締役

渡辺 恒雄

1926年5月30日生

1991年5月

㈱読売新聞社代表取締役社長・主筆

1991年6月

当社取締役(現)

2002年7月

㈱読売新聞東京本社取締役(現)

2004年1月

㈱読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆

2012年10月

日本テレビ放送網㈱取締役(現)

2016年6月

㈱読売新聞グループ本社代表取締役主筆(現)

(注)3

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数(株)

取締役

佐藤  謙

1943年11月17日生

1985年6月

大蔵省主計局主計官

1997年7月

防衛庁防衛局長

2000年1月

防衛事務次官

2004年7月

財団法人世界平和研究所(現・公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所)副会長

2009年12月

同法人理事長

2011年6月

当社取締役(現)

2012年10月

日本テレビ放送網㈱取締役(現)

2018年7月

公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所顧問(現)

(注)3

47,200

取締役

垣添 忠生

1941年4月10日生

1992年1月

国立がんセンター(現・国立研究開発法人国立がん研究センター)病院 病院長

2002年4月

同センター総長

2007年3月

財団法人(現・公益財団法人)日本対がん協会会長(現)

2007年4月

国立がんセンター(現・国立研究開発法人国立がん研究センター)名誉総長

2011年6月

当社取締役(現)

2012年10月

日本テレビ放送網㈱取締役(現)

2014年2月

㈱カナミックネットワーク社外取締役(現)

2014年6月

公益財団法人医用原子力技術研究振興財団理事長(現)

2022年6月

公益財団法人がん研究振興財団会長(現)

(注)3

取締役

真砂  靖

1954年5月11日生

2001年7月

財務省主計局主計官

2009年7月

大臣官房長

2010年7月

主計局長

2012年8月

財務事務次官

2014年2月

弁護士登録(現)

西村あさひ法律事務所オブカウンセル

2014年6月

当社取締役(現)

日本テレビ放送網㈱取締役(現)

2015年6月

三井不動産㈱社外監査役

2018年6月

㈱読売巨人軍監査役(現)

2020年6月

㈱読売新聞グループ本社監査役(現)

(注)3

取締役

勝 栄二郎

1950年6月19日生

1975年4月

大蔵省入省

1997年7月

主計局主計官

2008年7月

大臣官房長

2009年7月

主計局長

2010年7月

財務事務次官

2012年8月

財務省退官

2013年6月

㈱インターネットイニシアティブ代表取締役社長兼COO

2014年6月

㈱読売新聞東京本社監査役

2020年6月

ANAホールディングス㈱社外取締役(現)

2021年4月

㈱インターネットイニシアティブ代表取締役社長Co-CEO&COO

2022年6月

当社取締役(現)

 

日本テレビ放送網㈱取締役(現)

2024年4月

㈱インターネットイニシアティブ代表取締役社長執行役員Co-CEO&COO(現)

(注)3

取締役

菰田 正信

1954年6月8日生

1978年4月

三井不動産㈱入社

2009年6月

同社常務取締役、常務執行役員、アセット運用部長

2010年7月

同社専務取締役、専務執行役員、アセット運用部長

2011年4月

同社専務取締役、専務執行役員

2011年6月

同社代表取締役社長、社長執行役員

2023年4月

同社代表取締役会長(現)

2023年6月

当社取締役(現)

 

日本テレビ放送網㈱取締役(現)

(注)3

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数(株)

取締役

諏訪 貴子

1971年5月10日生

1995年10月

㈱ユニシアジェックス(現・日立Astemo㈱)入社

1998年4月

ダイヤ精機㈱入社

2004年4月

同社代表取締役社長(現)

2018年6月

日本郵便㈱社外取締役

2022年6月

日本郵政㈱社外取締役(現)

2024年6月

当社取締役(現)

 

日本テレビ放送網㈱取締役(現)

(注)3

常勤監査役

草間 嘉幸

1962年8月24日生

1992年4月

当社入社

2010年7月

当社報道局社会部長

2013年6月

日本テレビ放送網㈱総務局総合広報部長

2015年6月

同社コンプライアンス推進室法務部長

2016年6月

㈱読売新聞東京本社 メディア局次長

2017年6月

日本テレビ放送網㈱報道局次長

2018年6月

同社コンプライアンス推進室長

2019年6月

同社総務局長

2020年10月

当社業務監査室長

2022年6月

当社常勤監査役(現)

日本テレビ放送網㈱常勤監査役(現)

(注)4

9,335

監査役

北村  滋

1956年12月27日生

1980年4月

警察庁 入庁

1983年6月

フランス国立行政学院(ENA)留学

1989年3月

警視庁本富士警察署長

1992年2月

在フランス大使館一等書記官

1997年7月

長官官房総務課企画官

2002年8月

徳島県警察本部長

2004年4月

警備局警備課長

2004年8月

警備局外事情報部外事課長

2006年9月

内閣総理大臣秘書官

2009年4月

兵庫県警察本部長

2010年4月

警備局外事情報部長

2011年10月

長官官房総括審議官

2011年12月

内閣情報官

2019年9月

国家安全保障局長・内閣特別顧問

2021年7月

退官

2021年9月

北村エコノミックセキュリティ代表(現)

2021年11月

経済安全保障法制に関する有識者会議委員

2022年6月

当社監査役(現)

日本テレビ放送網㈱監査役(現)

(注)4

監査役

村岡 彰敏

1956年7月4日生

2017年6月

㈱読売新聞グループ本社取締役社長室長・経営管理・コンプライアンス・広報担当

㈱読売新聞東京本社専務取締役総務局長・関連会社・不動産・コンプライアンス・広報・オリンピック・パラリンピック担当

2018年6月

㈱読売新聞グループ本社取締役・経営管理担当

㈱読売新聞東京本社取締役副社長・総務局長・関連会社担当

2019年6月

当社監査役(現)

日本テレビ放送網㈱監査役(現)

㈱よみうりランド取締役(現)

2019年9月

㈱読売新聞グループ本社取締役副社長・経営管理担当

㈱読売新聞東京本社代表取締役副社長・総務局長・関連会社担当

2020年6月

㈱読売新聞グループ本社取締役副社長・経営管理・ネットワーク担当

㈱読売新聞東京本社代表取締役副社長

㈱読売巨人軍取締役(現)

2021年1月

㈱読売新聞グループ本社取締役副社長・経営管理・ネットワーク・DX担当

2023年6月

㈱読売新聞グループ本社取締役副社長・経営管理・ネットワーク・DX・東京担当(現)

㈱読売新聞東京本社代表取締役社長

2023年10月

㈱読売新聞東京本社代表取締役社長・不動産担当

2024年6月

㈱読売新聞東京本社代表取締役社長(現)

(注)5

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数(株)

監査役

松田 陽三

1958年11月6日生

2012年6月

㈱読売新聞東京本社執行役員広告局長

2014年6月

同社取締役広告局長

2016年6月

同社常務取締役広告担当

2018年6月

同社専務取締役広告・事業担当

 

㈱中央公論新社代表取締役社長

2022年6月

讀賣テレビ放送㈱取締役副社長

2024年6月

同社代表取締役社長(現)

当社監査役(現)

日本テレビ放送網㈱監査役(現)

(注)6

 

183,059

 

 

(注) 1.取締役佐藤謙、垣添忠生、真砂靖、勝栄二郎、菰田正信、諏訪貴子は、社外取締役であります。

2.監査役北村滋、村岡彰敏、松田陽三は、社外監査役であります。

3.2024年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会の終結の時まで。

4.2022年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会の終結の時まで。

5.2023年6月29日開催の定時株主総会の終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会の終結の時まで。

6.2024年6月27日開催の定時株主総会の終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会の終結の時まで。

7.当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、補欠監査役1名を選任しております。

補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

氏名

生年月日

略歴

所有株式数

(株)

吉田  真

1957年3月3日生

1980年4月 当社入社

2012年6月 当社執行役員編成局長

2013年6月 ㈱日テレ アックスオン代表取締役社長

2016年6月 ㈱BS日本代表取締役社長

2018年6月 当社常勤監査役

7,983

 

 

② 社外役員の状況

当社の社外取締役は6名、社外監査役は3名であります。

当社は、コーポレートガバナンス・コードの趣旨を踏まえ、2021年6月より社外取締役は独立性を備えた独立社外取締役とすることにしました。

社外監査役村岡彰敏氏は、㈱読売新聞グループ本社取締役副社長及び同社子会社である㈱読売新聞東京本社代表取締役社長、㈱読売巨人軍取締役、㈱よみうりランド取締役を兼務しております。当社と㈱読売新聞グループ本社及び同社の完全子会社である㈱読売新聞東京本社並びに㈱よみうりランドは資本関係があります。当社子会社と㈱読売新聞東京本社はプロ野球のテレビ放映権の購入等について取引関係があります。また、当社子会社と㈱よみうりランドはネーミングライツ等について取引関係があります
 社外監査役松田陽三氏は、当社の持分法適用関連会社である讀賣テレビ放送㈱代表取締役社長を兼務しており、当社は同社と資本関係があります。また、当社子会社と同社は放送番組の購入・供給等について取引関係があります。なお、当社と同社の間には取引関係はありません
 その他の社外取締役、社外監査役と当社との間には、特別の利害関係はありません。

 

佐藤謙氏を社外取締役に選任しているのは、大蔵省・防衛庁と行政機関における豊富な経験に加えて、財政・金融・経済・政治・国際情勢全般にわたる高度な専門的知識と幅広い見識を当社の経営に反映していただく役割が期待されているためであります。同氏は、元防衛事務次官の経験と知見を活かして、当社の取締役会では、実効性・適正性のある提言・意見を述べていただいております。また、経営の監督等の職務においても、取締役として適切に遂行していただいております。同氏と当社の間には特別な利害関係は無く、一般株主と利益相反が生じる恐れはないと判断しております。また、独立性の高い社外取締役として、当社経営への監督機能を十分果たすことができるものと考えております

垣添忠生氏を社外取締役に選任しているのは、医療を通じて国内外の様々な分野における豊富な人脈を有しており、医学界に止まらない幅広い見識を、当社の経営に反映していただく役割が期待されているためであります。直接企業経営に関与された経験はありませんが、国立がんセンター(現・国立研究開発法人国立がん研究センター)総長として同団体の運営に長年携わった経験と見識を活かし、当社取締役会において、実効性・適正性のある提言・意見をいただいていることから、経営の監督等の職務を適切に遂行していただけるものと考えております。同氏と当社との間には特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じる恐れはないと判断しております。また、独立性の高い社外取締役として、当社経営への監督機能を十分果たすことができるものと考えております

真砂靖氏を社外取締役に選任しているのは、行政機関における豊富な経験と財政・金融・経済・法務全般にわたる幅広い見識を、当社の経営に反映していただく役割が期待されているためであります。元財務事務次官、弁護士としての経験と見識を活かし、当社取締役会において、実効性・適正性のある提言・意見をいただいていることから、経営の監督等の職務を適切に遂行していただけるものと考えております。同氏と当社との間には特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じる恐れはないと判断しております。また、独立性の高い社外取締役として、当社経営への監督機能を十分果たすことができるものと考えております

勝栄二郎氏を社外取締役に選任しているのは、財政・金融・経済にわたる幅広い見識と高度な専門的知識を、当社の経営に反映していただく役割が期待されているためであります。元財務事務次官、企業経営者としての卓越した知見を活かすことで、経営の監督等の職務において、実効性・適正性のある提言・意見を述べていただいていることから、経営の監督等の職務を適切に遂行していただけるものと考えております。同氏と当社との間には特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じる恐れはないと判断しております。また、独立性の高い社外取締役として、当社経営への監督機能を十分果たすことができるものと考えております

菰田正信氏を社外取締役に選任しているのは、経営・財務・会計・経済等に関する幅広い見識と高度な専門的知識を、当社の経営に反映していただく役割が期待されているためであります。長年にわたる不動産企業の経営者としての優れた実績を活かし、当社取締役会において、実効性・適正性のある提言・意見を述べていただく役割を果たしていただいているものと考えております。同氏と当社との間には特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じる恐れはないと判断しております。また、独立性の高い社外取締役として、当社経営への監督機能を十分果たすことができるものと考えております

諏訪貴子氏を社外取締役に選任しているのは、企業経営に関する幅広い見識と高度な専門知識を、当社の経営に反映していただく役割が期待されているためであります。長年にわたる精密金属加工メーカーの経営者としての優れた実績を活かし、当社取締役会において、実効性・適正性のある提言・意見を述べていただく役割を果たしていただけるものと考えております。同氏と当社との間には特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じる恐れはないと判断しております。また、独立性の高い社外取締役として、当社経営への監督機能を十分果たすことができるものと考えております

北村滋氏を社外監査役に選任しているのは、行政機関において重職を歴任し、政治経済・安全保障・国際情勢・コンプライアンス全般にわたる幅広い見識と高度な専門的知識を有しており、そうした豊富な経験、実績を、当社の監査及び監督に活かしていただくためであります。同氏と当社との間に特別な利害関係はなく、一般株主と利益相反が生じる恐れはないと判断しております。同氏は、過去に社外取締役または社外監査役となること以外の方法で会社の経営に関与したことはありませんが、上記の理由により、当社経営への監査機能を十分果たすことができるものと考えております。

村岡彰敏氏を社外監査役に選任しているのは、新聞社経営者・言論人としての豊富な経験に加えて、メディア・関連事業全般にわたる高度な専門的知識と幅広い見識をもって、当社経営の監視をしていただくためであります。同氏は、当社の筆頭株主である㈱読売新聞グループ本社の取締役副社長及び同社の子会社である㈱読売新聞東京本社の代表取締役社長を兼務しておりますが、当社と㈱読売新聞グループ本社及び㈱読売新聞東京本社は、財務及び事業の方針に関して相互に独立した意思決定をしており、実効性、専門性の観点からも、社外監査役として、取締役の職務執行に対する監査機能を十分果たすことができるものと考えております
 松田陽三氏を社外監査役に選任しているのは、新聞社と放送局の経営者・言論人としての豊富な経験、メディア・関連事業全般にわたる高度な専門的知識と幅広い見識をもって、当社経営の監視をしていただくためであります。同氏は、当社の持分法適用関連会社であり、当社子会社と放送番組の購入・供給等の取引がある讀賣テレビ放送㈱の代表取締役社長を兼務しておりますが、当社と讀賣テレビ放送㈱は、財務及び事業の方針に関して相互に独立した意思決定をしており、実効性、専門性の観点からも、社外監査役として、取締役の職務執行に対する監査機能を十分果たすことができるものと考えております
 なお、佐藤謙、垣添忠生、真砂靖、勝栄二郎、菰田正信、諏訪貴子の6氏を、東京証券取引所の定めに基づく独立役員として同取引所に届け出ております
 当社は、社外取締役又は社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針として明確に定めたものはありませんが、その選任に際しては、経歴や当社との関係を踏まえて、独立性、実効性、専門性の観点から、社外役員としての職責を十分果たすことができることを個別に判断しております

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係については、前記「(1) コーポレート・ガバナンスの概要 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」、後記「(3) 監査の状況 ② 内部監査の状況」に記載のとおりであります

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(百万円)

主要な事業の
内容

議決権の所有・
被所有割合※7

関係内容

所有割合
(%)

被所有
割合(%)

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

日本テレビ放送網㈱
※2,※9

東京都港区

6,000

メディア・コンテンツ事業

不動産関連事業

100.0

経営管理、資金の貸借

不動産の賃貸借、
役員の兼任

㈱BS日本 ※2

東京都港区

4,000

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱CS日本

東京都港区

300

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日テレ アックスオン

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日テレイベンツ

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日本テレビアート

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

日本テレビ音楽㈱

東京都港区

80

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱バップ

東京都
千代田区

200

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱ティップネス ※8

東京都
千代田区

90

生活・健康関連事業

100.0

経営管理、資金の貸借

債務保証

㈱ムラヤマ

東京都
江東区

427

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

la belle vie㈱ ※8

東京都港区

100

メディア・コンテンツ事業

100.0

経営管理、資金の貸借

㈱日本テレビサービス

東京都港区

50

メディア・コンテンツ事業

100.0

(100.0)

経営管理、資金の貸借

㈱日本テレビワーク24

東京都港区

20

不動産関連事業

100.0

(100.0)

経営管理、資金の貸借

㈱日テレWands

東京都港区

100

メディア・コンテンツ事業

79.8

(79.8)

経営管理、資金の貸借

㈱日テレ7

東京都港区

480

メディア・コンテンツ事業

51.0

(51.0)

経営管理、資金の貸借

㈱タツノコプロ

東京都
武蔵野市

20

メディア・コンテンツ事業

55.2

(55.2)

経営管理、資金の貸借

HJホールディングス㈱

東京都港区

99

メディア・コンテンツ事業

70.0

(70.0)

経営管理、資金の貸借

㈱ACM

横浜市西区

50

メディア・コンテンツ事業

53.5

(53.5)

経営管理、資金の貸借

㈱PLAY

東京都
渋谷区

50

メディア・コンテンツ事業

94.5

(94.5)

経営管理

㈱スタジオジブリ ※3

東京都
小金井市

10

メディア・コンテンツ事業

42.3

(42.3)

経営管理、役員の兼任

NTV International Corporation     

New York
U.S.A.

US$

3,300千

メディア・コンテンツ事業

100.0

(100.0)

経営管理

(持分法適用関連会社)

 

 

 

 

 

 

札幌テレビ放送㈱

札幌市
中央区

750

メディア・コンテンツ事業

29.9

(29.9)

役員の兼任

中京テレビ放送㈱

名古屋市
中村区

1,056

メディア・コンテンツ事業

30.7

(30.7)

役員の兼任

讀賣テレビ放送㈱ ※4

大阪市
中央区

650

メディア・コンテンツ事業

16.0

(16.0)

6.9

役員の兼任

㈱福岡放送 ※4

福岡市
中央区

300

メディア・コンテンツ事業

16.9

(16.9)

0.9

役員の兼任

日活㈱

東京都
文京区

100

メディア・コンテンツ事業

35.0

(35.0)

㈱オールアバウト ※5

東京都
渋谷区

1,318

メディア・コンテンツ事業

24.3

(24.3)

役員の兼任

㈱ジェイエスエス ※5

大阪市西区

330

生活・健康関連事業

25.8

㈱ビーグリー ※5

東京都港区

1,901

メディア・コンテンツ事業

25.1

(25.1)

その他27社

 

 

 

 

 

 

(その他の関係会社)

 

 

 

 

 

 

㈱読売新聞グループ本社

東京都
千代田区

613

持株会社事業

26.8

(11.4)

当社の大株主
役員の兼任

 

 

(注) 1.連結子会社及び持分法適用関連会社の「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

※2.特定子会社に該当しております。

※3.持分は100分の50以下でありますが、支配力基準の適用により連結子会社としております。

※4.持分は100分の20未満でありますが、影響力基準の適用により関連会社としております。

※5.有価証券報告書を提出しております。

6.議決権の所有・被所有割合の( )内は、間接所有・被所有割合で内数です。

※7.議決権の所有・被所有割合につきましては、小数第一位未満を切捨てて表示しております。

※8.債務超過会社であり、㈱ティップネスの債務超過額は2024年3月末時点で15,949百万円、la belle vie㈱の債務超過額は2023年12月末時点で162百万円です。

※9.日本テレビ放送網㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

主要な損益情報等         (1) 売上高        287,075百万円

(2) 経常利益       32,889百万円

(3) 当期純利益     28,932百万円

(4) 純資産額      687,843百万円

(5) 総資産額      829,165百万円

 

沿革

 

2 【沿革】

当社は、1952年7月31日、我が国初の民間テレビ放送免許を獲得し、同年10月28日会社設立、翌年8月28日、本放送を開始しました。開局当時の日本は、戦後の復興間もない時期で、テレビ放送は時期尚早との意見が大勢を占めましたが、当社の創業者正力松太郎は、「テレビの発展なくして、戦後日本の再建はありえない。」との強い信念から、我が国初のテレビ放送実現へ邁進しました。

主な変遷は次の通りです。

 

年月

概要

1951年10月

テレビ放送免許申請

1952年7月

我が国第1号のテレビ放送免許獲得

1952年10月

創立総会(10月15日)・会社設立(10月28日)

1953年8月

地上波アナログ放送開始・開局記念日(8月28日)、呼出符号JOAX-TV、チャンネル4

1959年9月

東京証券取引所に上場

1960年9月

カラーテレビ放送・本放送開始

1969年10月

日本テレビ音楽㈱(現・連結子会社)を設立

1970年11月

東京タワーに送信所移行

1972年4月

㈱日本テレビサービス(現・連結子会社)を設立

1980年3月

㈱クリーンアップ(現・㈱日本テレビワーク24、連結子会社)を設立

1981年1月

㈱バップ(現・連結子会社)を設立

1986年6月

NTV International Corporation(現・連結子会社)を設立

1987年10月

CATV局への日本テレビケーブルニュース(現・日テレNEWS24)の配信開始

1998年4月

NNN24(現・日テレNEWS24)本放送開始

1998年12月

㈱ビーエス日本(現・㈱BS日本、連結子会社)を設立

2000年3月

㈱フォアキャスト・コミュニケーションズを設立

2000年12月

㈱ビーエス日本がBSデジタル放送を開始

2001年3月

㈱シーエス日本(現・㈱CS日本、連結子会社)を設立

2002年3月

㈱シーエス日本が東経110度CSデジタル放送を開始

2003年4月

新本社ビル「日本テレビタワー」竣工

2003年8月

麹町(東京都千代田区二番町)より汐留(東京都港区東新橋)に本社移転

2003年12月

地上波デジタル放送開始、呼出符号JOAX-DTV

2006年4月

「ワンセグ」放送サービス開始

2006年9月

㈱日テレITプロデュース(㈱営放プロデュースに商号変更)を設立

2007年4月

番組制作系の子会社を会社分割及び株式交換により、㈱日テレ・グループ・ホールディングス(現・㈱日テレグループ企画)、㈱日テレ・テクニカル・リソーシズ(現・連結子会社)、㈱日テレ アックスオン(現・連結子会社)、㈱日テレイベンツ(現・連結子会社)、㈱日本テレビアート(現・連結子会社)の5社に機能別に再編

2007年12月

㈱日テレ7(現・連結子会社)を設立

2008年4月

「ワンセグ」独立放送サービス開始

2011年7月

地上波アナログ放送終了、デジタル放送へ完全移行(全国での完全移行は2012年3月)

2012年4月

日本テレビ分割準備㈱(現・日本テレビ放送網㈱、連結子会社)を設立

2012年10月

日本テレビ分割準備㈱との吸収分割、並びに㈱BS日本及び㈱シーエス日本との株式交換により、認定放送持株会社体制に移行し、日本テレビ分割準備㈱は、地上基幹放送局の免許を承継すると共に、当社は「日本テレビホールディングス株式会社」に、日本テレビ分割準備㈱は「日本テレビ放送網株式会社」に商号を変更

2013年5月

東京スカイツリーに送信所移行

2014年1月

㈱タツノコプロ(現・連結子会社)の株式を取得

2014年4月

HJホールディングス(同)(現・HJホールディングス㈱、連結子会社)の持分を取得

2014年12月

㈱ティップネス(現・連結子会社)の株式を取得

2017年3月

㈱ACM(現・連結子会社)の株式を追加取得

2018年7月

㈱営放プロデュースからの新設分割により㈱日テレITプロデュースを設立

2019年1月

日本テレビ番町スタジオ稼働開始

2019年7月

㈱ロジックロジックとスキルアップ・ビデオテクノロジーズ㈱が合併し㈱PLAY(現・連結子会社)に商号を変更

2019年9月

㈱BS日本が4K放送を開始

 

 

年月

概要

2022年3月

㈱ムラヤマホールディングスの株式を取得し、同社及び同社の子会社である㈱ムラヤマ(現・連結子会社)を完全子会社化

2022年4月

IT系の子会社の再編により、㈱日テレITプロデュースが㈱フォアキャスト・コミュニケーションズを吸収合併し、商号を㈱日テレWands(現・連結子会社)に変更

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

2022年8月

㈱ムラヤマが㈱ムラヤマホールディングスを吸収合併

2022年10月

日本テレビ放送網㈱が㈱営放プロデュースを吸収合併

2023年5月

la belle vie㈱(現・連結子会社)の株式を取得

2023年10月

㈱スタジオジブリ(現・連結子会社)の株式を追加取得