2024年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    109名(単体) 298名(連結)
  • 平均年齢
    36.1歳(単体)
  • 平均勤続年数
    6.2年(単体)
  • 平均年収
    5,080,000円(単体)

従業員の状況

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

 

2024年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

 著作権管理事業

44

(5)

 DD事業

32

(6)

 音楽配信事業

19

(0)

 その他

203

(1)

 合計

298

(12)

 

(注)  1.従業員数は就業人員数(契約社員を含む。)であります。

2.臨時雇用者数(アルバイトを含む。)は最近1年間の平均人数を( )外数で記載しております。

3.「DD事業」は「デジタルコンテンツディストリビューション事業」の略称です。

4.その他に記載されている従業員数は、特定の事業セグメントに区分できない部門及び管理部門に所属
している者であります。

5.前連結会計年度末に比べ従業員数が201名増加しておりますが、主として2023年9月に、株式会社レコチョク及び株式会社エッグスを連結子会社化したことによるものであります。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

 

2024年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

109

(11)

36.1

6.24

5,080

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

 著作権管理事業

44

(5)

 DD事業

24

(6)

 その他

41

(0)

 合計

109

(11)

 

(注)  1.従業員数は就業人員数(契約社員を含む。)であります。

2.臨時雇用者数(アルバイトを含む。)は最近1年間の平均人数を( )外数で記載しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.「DD事業」は「デジタルコンテンツディストリビューション事業」の略称です。

5.その他に記載されている従業員数は、特定の事業セグメントに区分できない部門及び管理部門に所属
している者であります。

 

(3) 労働組合の状況

当社グループにおいて労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1,3)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

22.6

100.0

68.6

68.7

116.3

基準日  2024年3月末時点

対象期間 2023年4月1日

          ~2024年3月31日

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.労働者の男女の賃金の差異については、男性の平均年間賃金に対する女性の平均年間賃金の割合を示しております。なお、同一労働の賃金に制度上の差はなく、等級別人数構成の差が主な要因であります。

 

 ② 連結子会社

当事業年度

補足説明

名称

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注2)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

㈱レコチョク

17.3

基準日  2024年3月末時点

対象期間 2023年4月1日

          ~2024年3月31日

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「-」については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)ガバナンス

当社グループのサステナビリティに関する活動は、当社サステナビリティポリシーに基づき、経営会議にて審議し、取締役会が監督を行っております。

 

<NexToneグループ サステナビリティポリシー>

当社グループは次代を奏でるオンリーワン・エージェントとして、音楽著作権の管理と利用促進を推進する事業や権利者・クリエイターをサポートする事業を継続的に拡大し、適正な徴収・分配・支援を行うことで、豊かな社会の実現、音楽文化・音楽産業のより一層の発展、持続可能でより良い社会の実現に貢献します。

 

サステナビリティに関する考え方や取組については全常勤役員と全執行役員をメンバーとする「経営会議」において協議・決定し、取締役会へ報告を行います。

取締役会は報告を受け、当社グループのサステナビリティ課題への対応方針及び実行計画等についての議論・監督を行います。

決定内容は全部門長をメンバーとする「部門長会議」を通じ全社員へ周知徹底を図ります。

 

(2)リスク管理

当社グループではリスク管理をサステナビリティポリシーの実現や内部統制のための重要な手段として認識しております。

社会情勢やステークホルダーからの要請を把握し、経営会議において、当社のサステナビリティポリシーや中長期的な経営戦略との整合を図りながら、当社グループにおけるリスク管理の観点からも重要課題(マテリアリティ)を特定・見直し、対応策の策定・実行を行い、取締役会へ報告します。

取締役会では、リスクへの対応状況を定期的にモニタリングします。

次代を奏でるオンリーワン・エージェントとして、権利者から選ばれ、利用者から支持され、音楽文化・音楽産業のより一層の発展、持続可能でより良い社会の実現に貢献するため、以下のマテリアリティを特定し、特定したマテリアリティに対しては今後継続的に取り組んでいく予定です。

 

<マテリアリティ>

① DXの推進 

IT技術の活用により、当社及び取引先の業務の効率化を図ることにより、省エネ・省資源・省スペースを促進し、取引先も含めた環境負荷の低減に寄与する。

② 音楽文化・音楽産業の持続的な発展

音楽著作物の利用において、権利者と利用者に安心と利便性を提供し、創造のサイクルに貢献することで、音楽文化と音楽産業の発展をサポートする。

③ 人材の育成・活用

著作権やシステムなど各部門の専門人材を育成・活用するとともに、ダイバーシティの促進、人権・労働環境への配慮等により働きがいのある職場を作る。

④ 信頼性の高いシステム

システムリスクを念頭に置き、著作権の権利処理システム等のシステムを常にリニューアルし、高い信頼性を確保・維持する。

⑤ ガバナンスの強化

ガバナンスを強化し、透明性を高め、成長に向けた投資とリスク管理のバランスをとりつつ、持続的な企業価値向上を図る。

 

 

(3)戦略

当社グループは、事業内容や経営環境、企業価値への影響等を踏まえ、当社グループにとって人的資本に関する戦略を重要な戦略と位置付けております。

当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりであります。

 

① 人材育成方針 

当社グループは、次代を奏でるオンリーワン・エージェントとして、権利者・利用者双方のニーズに応え続け、音楽文化・音楽産業のより一層の発展に貢献できる人材を育成していきます。

 

<取組例>

・社員の能力を適正、公正に評価し、処遇に結びつけるとともに、個々の成長と当社グループ全体の成長を目的とした人事評価制度の実施

・専門性の高いスキルをもった人材を育成(ビジネス研修、外部講座受講、社内勉強会などの機会提供の他、資格取得支援制度の制定)

・新任管理職研修、階層別研修の実施

・デジタルスキル強化(社内研修の充実) など

 

② 社内環境整備方針

当社グループは、社員の安全と心身の健康を守るとともに、働き甲斐のある職場環境の確保に取組みます。

 

<取組例>

定年延長(65歳まで)、積立有給制度、時短勤務制度(子が中学卒業まで)、在宅勤務制度等をはじめとした就業支援制度の充実と各種制度を利用しやすい職場環境の提供の他、ウイルス感染症対策に係る予防接種補助や健康診断受診推奨による受診率100%を目標とするなど社員の健康増進の取組、企業年金制度導入等

 

(4)指標及び目標

当社グループが重要戦略と認識している人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績は以下のとおりであります。

 

指標

目標

単体実績

(2024年3月期)

連結実績

(2024年3月期)

管理職に占める女性労働者の割合

2026年度 30%以上

22.6%

19.0%

労働者の男女の賃金の差異
(全労働者)

2026年度 75%以上

68.6%

67.3%

男性労働者の育児休業取得率

75%以上

100.0%

60.0%(※)

有給休暇消化率

2026年度 60%以上

51.2%

50.1%

 

(※)一部のグループ会社においては独自にフレックス制度や、在宅勤務等の柔軟な勤務制度を採用する等、各社が育児・仕事の両立が可能な働き方を推奨しております。