2024年3月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります

砂糖その他食品 健康産業 倉庫
  • セグメント別売上構成
  • セグメント別利益構成 セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
  • セグメント別利益率

最新年度

セグメント名 セグメント別
売上高
(百万円)
売上構成比率
(%)
セグメント別
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
砂糖その他食品 87,984 95.3 N/A N/A N/A
健康産業 2,607 2.8 N/A N/A N/A
倉庫 1,748 1.9 N/A N/A N/A

事業内容

3【事業の内容】

当社グループは、当社、子会社11社および関連会社10社により構成されています。

なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。

 

主要な事業内容は以下のとおりです。

(砂糖その他食品事業)

主に以下の各製品およびその原材料等の製造、加工、仕入ならび販売を行っています。

・砂糖および糖類、健康食品、サプリメント、食用純金箔、可食フィルム、その他の食品

・食品添加物

・医薬品原料、医薬部外品

なお、当第1四半期連結会計期間において、株式取得および第三者割当増資の引き受けにより、ツルヤ化成工業㈱を持分法適用会社としています。

 

(健康産業事業)

主に以下のフィットネスクラブを運営しています。

・総合フィットネスクラブ

・女性専用のホットヨガ&コラーゲンスタジオ

・コンパクトジム

 

(倉庫事業)

主に冷蔵倉庫を保有し、保管・荷役・港湾運送業務を行っています。

 

各事業を主に構成する当社グループ各社の主要な事業の内容は以下のとおりです。

なお、次の3部門は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記」に掲げるセグメントの区分と同一です。

 

当社、子会社および関連会社

主要な事業の内容

砂糖その他食品事業

ウェルネオシュガー㈱

グループ経営管理事業

日新製糖㈱

砂糖その他食品の製造販売

伊藤忠製糖㈱

砂糖および糖類ならびにその副産物の製造加工および販売

第一糖業㈱

精製糖の製造および販売

新豊食品㈱

砂糖等の加工および包装

ツキオカフィルム製薬㈱

箔押事業・食用純金箔事業およびフィルム事業

日新サービス㈱

合成樹脂等の販売

シー・アンド・エス・サービス㈱

伊藤忠製糖株式会社の設備の点検・保全・管理・運送代行業務の受託

新東日本製糖㈱

精製糖等の製造

新光糖業㈱

国産分蜜糖の製造、販売

南栄糖業㈱

原料用粗糖の製造、販売

久米島製糖㈱

原料用粗糖の製造、販売

衣浦埠頭㈱

埠頭業、倉庫業、港湾運送業、通関業、貨物利用運送事業他

衣浦ユーティリティー㈱

蒸気・電気・用水の供給、排水の処理役務の提供

ツルヤ化成工業㈱

甘味料を中心とした添加物、各種食品素材、健康食品、高機能性食品等の製造および販売

健康産業事業

㈱日新ウエルネス

フィットネスクラブの運営

倉庫事業

ニューポート産業㈱

冷蔵倉庫・港湾運送業

 

以上に述べた事項の概要図は次のとおりです。

 

 

業績

4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)重要性がある会計方針および見積り

当社グループの連結財務諸表は、国際財務報告基準(IFRS)に準拠して作成しています。

連結財務諸表の作成に当たって採用している重要性がある会計方針および見積りについての詳細は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」および同「4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりです。

 

(2)経営成績の状況・分析

①事業全体の状況・分析

当連結会計年度におけるわが国の経済につきましては、インバウンド需要が回復し企業業績の改善が見られるものの、不安定な国際情勢、世界的な金融引き締めによる為替影響、物価上昇による個人消費の伸び悩みなどにより先行き不透明な状況が続いています。

以下の当連結会計年度の経営成績の状況、分析等につきましては、前連結会計年度の期中(2023年1月1日)における日新製糖㈱と伊藤忠製糖㈱の経営統合により、主要な経営指標等の各計数が前連結会計年度と比較して大幅に変動しています。

 

 

2024年3月期

(百万円)

2023年3月期

(百万円)

増減率(%)

売上収益

92,192

58,347

58.0

売上原価

販売費及び一般管理費

75,950

10,530

49,079

7,543

54.7

39.6

営業利益

5,802

1,606

261.2

金融収益

金融費用

持分法による投資利益

1,584

81

322

117

59

139

1,243.5

37.1

131.0

税引前利益

7,627

1,804

322.8

親会社の所有者に帰属する当期利益

5,524

1,062

420.0

 

事業全体の経営成績の分析は以下のとおりです。報告セグメントごとの分析については②セグメントごとの状況・分析をご覧ください。

 

(売上収益)

売上収益は、伊藤忠製糖グループの業績が通期にわたって寄与するようになったこと、および主力の砂糖事業においてコスト上昇に対する売価への反映を進めたこと等により、前期比58.0%増の92,192百万円となりました。

 

(売上原価、販売費及び一般管理費)

売上原価は、有利な原料調達によってコストを抑えられているものの、経営統合により増加したことで、前期比54.7%増の75,950百万円となりました。

販売費及び一般管理費は、前期に計上した経営統合関連の一過性費用がなくなったものの、経営統合により増加したことで、前期比39.6%増の10,530百万円となりました。

 

(営業利益)

営業利益は、売上収益の増加等により、前期比261.2%増の5,802百万円となりました。

 

(金融収益、金融費用、持分法による投資利益)

金融収益は、国内の投資先からの受取配当金1,552百万円を計上した結果、前期比1,243.5%増の1,584百万円となりました。

金融費用は、前期比37.1%増の81百万円となりました。

持分法による投資利益は、前期比131.0%増の322百万円となりました。

 

(親会社の所有者に帰属する当期利益)

親会社の所有者に帰属する当期利益は、前期比420.0%増の5,524百万円となりました。

 

②セグメントごとの状況・分析

(百万円、%)

 

事業全体

調整

内訳(報告セグメント)

砂糖その他

食品事業

健康産業事業

倉庫事業

売上収益

対前期増減率

(構成比)

92,192

58.0

(100)

(-)

87,953

63.1

(95.4)

2,601

△0.5

(2.8)

1,637

△8.6

(1.8)

セグメント利益又は

損失(△)

対前期増減率

(構成比)

5,802

261.2

(100)

△586

(△10.1)

6,015

258.1

(103.7)

128

(2.2)

244

△26.7

(4.2)

(注)1.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と一致しています。

2.各セグメント利益は全社費用586百万円を含んでいません。

 

[砂糖その他食品事業]

海外原糖市況につきましては、1ポンド当たり22.35セントで始まり、主要生産国ブラジルでの穀物の輸出増加による物流面での混乱懸念等から4月下旬には27セント台半ばまで上昇しました。ブラジルでの生産や輸出が順調に進んだことで一時21セント台まで下落しましたが、インドの減産懸念から砂糖輸出禁止措置が発表されると再度上昇し、11月上旬に今期高値となる28.14セントに達しました。その後、ブラジルの輸出量が大幅に増加するとの見方から今期安値となる20.03セントまで急下落し、安値圏では実需国の買いが相場を下支えする中でインド、タイの減産観測の緩和により上値も抑えられ、22.52セントにて当期を終了しました。

 

海外原糖市況(ニューヨーク市場粗糖先物相場(当限))

         日付     セント/ポンド    円/kg   為替(円/ドル)

  始 値  2023年4月3日   22.35      66.10     134.15

  高 値  2023年11月7日   28.14      93.74     151.10

  安 値  2023年12月26日   20.03      63.26     143.27

  終 値  2024年3月28日   22.52      75.72     152.52

(注)1ポンドは約0.4536㎏として換算し、為替は当日の三菱UFJ銀行直物為替公表TTSによっています。

 

一方、国内精糖市況(日本経済新聞掲載、東京)につきましては上白糖1kg当たり227円~229円で始まり、海外原糖市況の高騰を受け、7月下旬に12円、1月中旬にも10円と合計22円上昇し、249円~251円で当期を終了しました。

このような状況のもと、主力の砂糖につきましては、インバウンド需要の回復により土産菓子、外食関係向けなどが持ち直したものの、食品価格の値上げが続いたことによる消費低迷や家庭内調理機会の減少の影響を受けました。そのような中、独自製品のきび砂糖、きびオリゴの出荷は好調に推移しました。売上収益につきましては、伊藤忠製糖グループの業績が通期にわたって寄与するようになったこと、およびコスト上昇に対する売価への反映を進めたことにより増加しました。利益面においては、有利な原料調達ができたこと、および前期に経営統合関連の一過性費用を計上していたことにより大幅な増益となりました。

ツキオカフィルム製薬㈱につきましては、箔押、食用純金箔、フィルムの各事業において受注が増加したこと等により増収増益となりました。

以上の結果、砂糖その他食品事業合計の売上収益は87,953百万円(前期比63.1%増)、セグメント利益は6,015百万円(同258.1%増)となりました。

 

 

[健康産業事業]

健康産業事業につきましては、フィットネスの会員数が前期比で緩やかに回復してきていること、および効率的な運営によるコスト削減を継続していることから、売上収益は2,601百万円(前期比0.5%減)、セグメント利益は128百万円(前期は減損損失145百万円を含むセグメント損失204百万円)となりました。なお、セグメント利益にはリース負債の見直しによる再測定益235百万円、および不採算店舗の退店決定による減損損失173百万円が含まれています。

 

[倉庫事業]

倉庫事業につきましては、港湾運送において輸入合板の取扱量が減少したこと、および桟橋更新工事による費用増加により、売上収益は1,637百万円(前期比8.6%減)、セグメント利益は244百万円(同26.7%減)となりました。

 

なお、各セグメントに関する他の情報は、「(3)財政状態 ②セグメントごとの状況」および「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 6.セグメント情報」に記載のとおりです。

 

③生産、受注及び販売の実績

a.生産実績

当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

前期比(%)

砂糖その他食品事業(百万円)

61,839

169.8

(注)1.金額は製造原価によっており、内部取引額を除いています。

2.上記の金額には、消費税等は含まれていません。

 

b.受注実績

生産は原則として見込み生産であり、少量の受託加工を除き受注生産は行っていません。

 

c.販売実績

当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。

セグメントの名称

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

 至 2024年3月31日)

前期比(%)

砂糖その他食品事業(百万円)

87,953

163.1

健康産業事業(百万円)

2,601

99.5

倉庫事業(百万円)

1,637

91.4

合計(百万円)

92,192

158.0

(注)1.セグメント間の取引については相殺消去しています。

2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績および当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりです。

 

 

相手先

前連結会計年度

(自 2022年4月1日

至 2023年3月31日)

当連結会計年度

(自 2023年4月1日

至 2024年3月31日)

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

伊藤忠食糧㈱

8,409

14.4

36,501

39.6

住商フーズ㈱

10,414

17.9

11,663

12.7

 

 

④中期経営計画について

今般、「糖のチカラと可能性を切り拓き“Well-being”を実現する」という当社のPurpose(存在意義)を軸に、ウェルネオシュガーグループの将来的なありたい姿を見据え、さらなる企業価値の向上を目指し、その実現に向けた中期経営計画として「WELLNEO Vision 2027」を策定しました。

以下の重点戦略の推進により、下表の定量目標の実現を目指してまいります。

 重点戦略1: Food & Wellnessの事業拡大

 重点戦略2: Sugarの基盤強化

 重点戦略3: 人的資本経営の推進

 重点戦略4: サステナビリティ経営の推進

(百万円)

定量目標(連結)

2025年3月期

2028年3月期

増減額

(計画)

(計画)

営業利益+持分法による投資損益

7,100

10,100

 + 3,000

 

Sugar

8,000

9,000

+ 1,000

 

Food & Wellness

500

2,400

+ 1,900

 

全社費用

△ 1,400

△ 1,300

+  100

当期利益

5,000

7,000

+ 2,000

 

 

 

 

ROE

7 %

9 %

+  2 %

 

(3)財政状態

①事業全体の状況

(資産)

当連結会計年度末における流動資産は37,927百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,943百万円増加しました。これは主にその他の金融資産が954百万円減少した一方で、棚卸資産が1,760百万円、現金及び現金同等物が1,246百万円、営業債権及びその他の債権が791百万円それぞれ増加したことによるものです。非流動資産は57,990百万円となり、前連結会計年度末に比べ597百万円減少しました。これは主に持分法で会計処理されている投資が832百万円増加した一方で、使用権資産が664百万円、退職給付に係る資産が366百万円、有形固定資産が288百万円それぞれ減少したことによるものです。

この結果、資産合計は95,918百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,345百万円増加しました。

 

(負債)

当連結会計年度末における流動負債は20,847百万円となり、前連結会計年度末に比べ818百万円増加しました。これは主に借入金が1,000百万円減少した一方で、未払法人所得税等が1,374百万円、その他の流動負債が586百万円それぞれ増加したことによるものです。非流動負債は3,962百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,316百万円減少しました。これは主にリース負債が1,074百万円、繰延税金負債が247百万円それぞれ減少したことによるものです。

この結果、負債合計は24,810百万円となり、前連結会計年度末に比べ498百万円減少しました。

 

(資本)

当連結会計年度末における資本合計は71,107百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,843百万円増加しました。これは主に親会社の所有者に帰属する当期利益5,524百万円および配当金の支払による減少2,719百万円によるものです。

この結果、親会社所有者帰属持分比率は74.1%(前連結会計年度末比1.1ポイント増)となりました。

 

②セグメントごとの状況

[砂糖その他食品事業]

当連結会計年度末のセグメント資産は、主に現金及び現金同等物および棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ5,611百万円増加し、85,938百万円となりました。

 

[健康産業事業]

当連結会計年度末のセグメント資産は、主に使用権資産の減少等により、前連結会計年度末に比べ687百万円減少し、3,511百万円となりました。

 

[倉庫事業]

当連結会計年度末のセグメント資産は、主に有形固定資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ14百万円増加し、3,449百万円となりました。

 

(4)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末より1,246百万円増加し、12,509百万円となりました。

当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりです。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、6,662百万円の収入となりました。

主なものは、税引前利益7,627百万円、減価償却費及び償却費2,427百万円、持分法による投資利益△322百万円、棚卸資産の増加△1,760百万円、法人所得税の支払額△1,001百万円、ならびに営業債権及びその他の債権の増加、営業債務及びその他の債務の増加、その他の増減による△476百万円です。

なお、前年同期は1,625百万円の支出であり、主なものは、税引前利益1,804百万円、減価償却費及び償却費1,843百万円、持分法による投資利益△139百万円、棚卸資産の増加△2,081百万円、法人所得税の支払額△2,438百万円、ならびに営業債権及びその他の債権の増加、営業債務及びその他の債務の増加、その他の増減による△749百万円です。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、822百万円の支出となりました。

主なものは、定期預金の純減額1,000百万円、有形固定資産及び無形資産の取得による支出△1,700百万円、有形固定資産の売却による収入431百万円、ならびに持分法で会計処理されている投資の取得による支出△527百万円です。

なお、前年同期は4,609百万円の収入であり、主なものは、定期預金の純減額490百万円、余資の運用である有価証券の純減額4,600百万円、ならびに有形固定資産及び無形資産の取得による支出△576百万円です。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、4,593百万円の支出となりました。

主なものは、短期借入金の純減額△1,000百万円、リース負債の返済による支出△875百万円、ならびに配当金の支払額△2,717百万円です。

なお、前年同期は3,684百万円の支出であり、これは、短期借入金の純増額3,300百万円、自己株式の取得による支出△3,245百万円、リース負債の返済による支出△928百万円、ならびに配当金の支払額△2,810百万円です。

 

 

(5)資金需要および資金の調達・使途

①資金需要

当社グループの資金需要は、主に運転資金需要と設備資金需要です。

運転資金需要として、製品を製造するための原材料の仕入・製造費・商品の仕入・販売費及び一般管理費等、設備資金需要として、砂糖生産設備等の経常的更新等および業務関連システム等のIT投資にかかるものが含まれます。

 

②資金の調達・使途

当社グループは運転資金につきましては、短期借入金と自己資金により充当しており、設備資金につきましては、自己資金により充当しています。

 

セグメント情報

6.セグメント情報

(1)報告セグメントの概要

 当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

 当社グループはサービス内容・経済的特徴を考慮したうえで事業セグメントを集約し、「砂糖その他食品事業」、「健康産業事業」、「倉庫事業」を報告セグメントとしています。

 「砂糖その他食品事業」においては、主に砂糖の製造・販売を中心として、甘味料やその他の食品の販売を行っています。また、「健康産業事業」においては、主に総合フィットネスクラブ「ドゥ・スポーツプラザ」、「スポーツクラブエンターテインメントA-1」と女性専用のホットヨガ&コラーゲンスタジオ「BLEDA(ブレダ)」ならびにコンパクトジム「DO SMART(ドゥ・スマート)」、「A-1 EXPRESS」、「A-1 Light GYM 24」を運営しており、「倉庫事業」においては、主に冷蔵倉庫を保有し、保管・荷役・港湾運送業務を行っています。

 

(2)報告セグメントに関する情報

 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「3.重要性がある会計方針」における記載と同一です。

 セグメント間の内部収益および振替高は市場価格を勘案して決定しています。

前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)

 

報告セグメント

 

調整額

(注)2

 

連結

 

砂糖その他食品

 

健康産業

 

倉庫

 

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部収益

53,941

 

2,614

 

1,791

 

58,347

 

 

58,347

セグメント間収益

44

 

6

 

111

 

161

 

△161

 

合計

53,985

 

2,621

 

1,902

 

58,509

 

△161

 

58,347

セグメント利益

又は損失(△)(注)1

1,680

 

△204

 

333

 

1,809

 

△203

 

1,606

金融収益

 

 

 

 

 

117

金融費用

 

 

 

 

 

59

持分法による投資利益

 

 

 

 

 

139

税引前利益

 

 

 

 

 

1,804

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント資産

80,327

 

4,199

 

3,435

 

87,961

 

5,610

 

93,572

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

1,079

 

616

 

148

 

1,843

 

 

1,843

減損損失

 

145

 

 

145

 

 

145

持分法で会計処理されている投資

14,112

 

 

 

14,112

 

 

14,112

資本的支出

1,524

 

743

 

73

 

2,342

 

 

2,342

(注)1.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と一致しています。

2.調整額は以下のとおりです。

①セグメント利益又は損失の調整額は、持株会社に帰属する全社費用です。なお、持株会社に帰属する全社費用は、グループ管理費用等です。

②セグメント資産の調整額は、持株会社に帰属する全社資産およびセグメント間債権債務の相殺消去です。なお、持株会社に帰属する全社資産は、持株会社の現金及び現金同等物等です。

3.2023年1月1日付で当社グループは持株会社体制へ移行しました。セグメント利益又は損失の調整額は、持株会社に帰属する全社費用により203百万円減少し、セグメント資産の調整額は主に持株会社に帰属する全社資産により5,630百万円増加しています。

4.資本的支出には、経営統合による資産の増加を含めていません。

 

当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

 

報告セグメント

 

調整額

(注)2

 

連結

 

砂糖その他食品

 

健康産業

 

倉庫

 

 

 

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

 

百万円

売上収益

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外部収益

87,953

 

2,601

 

1,637

 

92,192

 

 

92,192

セグメント間収益

30

 

6

 

110

 

148

 

△148

 

合計

87,984

 

2,607

 

1,748

 

92,340

 

△148

 

92,192

セグメント利益

又は損失(△)(注)1

6,015

 

128

 

244

 

6,389

 

△586

 

5,802

金融収益

 

 

 

 

 

1,584

金融費用

 

 

 

 

 

81

持分法による投資利益

 

 

 

 

 

322

税引前利益

 

 

 

 

 

7,627

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セグメント資産

85,938

 

3,511

 

3,449

 

92,900

 

3,017

 

95,918

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費及び償却費

1,701

 

573

 

152

 

2,427

 

 

2,427

減損損失

 

173

 

 

173

 

 

173

持分法で会計処理されている投資

14,944

 

 

 

14,944

 

 

14,944

資本的支出

1,395

 

94

 

350

 

1,840

 

 

1,840

(注)1.セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と一致しています。

2.調整額は以下のとおりです。

①セグメント利益又は損失の調整額は、持株会社に帰属する全社費用です。なお、持株会社に帰属する全社費用は、グループ管理費用等です。

②セグメント資産の調整額は、持株会社に帰属する全社資産およびセグメント間債権債務の相殺消去です。なお、持株会社に帰属する全社資産は、持株会社の現金及び現金同等物等です。

3.セグメント利益又は損失の調整額は、持株会社に帰属する全社費用により586百万円減少し、セグメント資産の調整額は主に持株会社に帰属する全社資産により3,032百万円増加しています。

 

(3)製品およびサービスに関する情報

 製品およびサービスの区分が、報告セグメントと同一であるため記載を省略しています。

 

(4)地域別に関する情報

 外部顧客への売上収益
 本邦の外部顧客への売上収益が連結損益計算書の売上収益の大部分を占めるため、記載を省略しています。

 非流動資産
 本邦に所在している非流動資産の金額が連結財政状態計算書の非流動資産の金額の大部分を占めるため、記載を省略しています。

 

(5)主要な顧客に関する情報

 当社グループの売上収益の10%以上を占める顧客グループは、住友商事グループおよび伊藤忠商事グループであり、前連結会計年度において20,424百万円(砂糖その他食品事業セグメント)、当連結会計年度において49,986百万円(砂糖その他食品事業セグメント)です。