人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数1,960名(単体) 2,294名(連結)
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平均年齢46.1歳(単体)
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平均勤続年数17.6年(単体)
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平均年収4,325,925円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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(2024年3月31日現在) |
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セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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貨物運送関連 |
2,250 |
(358) |
石油製品販売 |
10 |
(8) |
報告セグメント計 |
2,260 |
(366) |
その他 |
34 |
(-) |
合計 |
2,294 |
(366) |
(注) 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載している。
(2)提出会社の状況
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(2024年3月31日現在) |
従業員数(人) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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1,960 |
(314) |
46.1 |
17.6 |
4,325,925 |
セグメントの名称 |
従業員数(人) |
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貨物運送関連 |
1,960 |
(314) |
石油製品販売 |
- |
(-) |
報告セグメント計 |
1,960 |
(314) |
その他 |
- |
(-) |
合計 |
1,960 |
(314) |
(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載している。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいる。
(3)労働組合の状況
当社グループには、岡山県貨物運送労働組合が組織されており、全国交通運輸労働組合総連合に加盟し、日本労働組合総連合会に属している。なお、労使関係について特に記載すべき事項はない。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
当事業年度 |
補足説明 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1. |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
|||
2.6 |
10.5 |
63.9 |
70.3 |
74.9 |
男女の賃金差異については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示している。なお、職種別人員構成の差が主な要因で、運行乗務員が男性で構成されていることによるものである。 |
(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。
2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。
②連結子会社
一部の連結子会社(1社)は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象であるが、管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異については公表していないため、記載を省略している。なお、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではない。
その他の連結子会社(8社)は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略している。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりである。
当社グループは主としてトラックによる貨物輸送を担う企業グループであり、事業活動により生じる環境への負荷を低減し、サステナブルな社会構築に向けた取り組みを行うことが最重要課題の一つであることを認識し、ステークホルダーの皆様とともに、輸送サービスによる様々な業種のサプライチェーンへの貢献と持続可能な社会の形成を目指し、下記「サステナビリティ基本方針」を定めている。
[サステナビリティ基本方針]
・お客様に高い品質とサービスを提供します。
・基本的人権と公正・適正な取引を尊重し、事業に関わるすべての人たちが活躍し、働き甲斐のある事業活動を推
進します。
・事業活動のあらゆる面で環境に関する法令を遵守し、省エネルギー・省資源等自らの事業活動によって生じる
直接的な環境負荷の低減に取り組みます。
・地域社会との密接な連携と協調のもとに、防災対策、災害復興支援活動等の社会貢献活動を行います。
サステナビリティへの取り組みにあたっては、以下の社内体制とする。
(1)ガバナンス
当社グループは、2023年に気候変動を含むサステナビリティ全般に関する事項について検討する機関として「サステナビリティ推進会議」(年2回開催)を設置した。サステナビリティ推進会議は代表取締役社長が議長を務め、本社役員及び部長・室長にて構成している。
サステナビリティ推進会議では、気候変動などの環境課題・人的資本・多様性、その他サステナビリティに関する事項を審議し、関連するリスクの識別・評価についてはリスク管理委員会と連携して対応する。重要案件については取締役会へ報告し、承認を得ることとしている。
取締役会は、サステナビリティを経営上の重要な戦略として、サステナビリティ推進会議が決定する事項の進捗等について監督を行うこととしている。
■気候変動を含むサステナビリティ全般に関するガバナンスおよびリスク管理体制図
(2)リスク管理
当社グループの事業活動に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスク(事業リスク)については、リスク管理委員会において評価・管理を行っている。
気候変動リスクについては、事業リスクとともにリスク管理委員会の総合的なリスク管理プロセスに組み入れられており、サステナビリティ推進会議において、リスク管理委員会と情報連携しつつ、気候変動リスクの識別および重要度評価・絞込みを行い、重要な案件については取締役会に報告することとしている。
なお、リスク管理委員会は内部監査部門を含んでおり、事業リスク等の識別・評価に加え、コンプライアンスの確保、リスク管理体制の構築・運用が有効であることを確認している。
(3)戦略
① 気候変動に対する取組
当社グループは、気候変動に関するリスクと機会を分析するために、「気候変動対策が進み将来の気温上昇が2℃に抑制された世界」と「気候変動対策が停滞し将来の気温上昇が4℃に達してしまう世界」の2つの将来世界をシナリオとして設定し、洗い出した各リスクと機会について当社グループへ想定される影響とその影響度を評価した。
今回洗い出しと評価を行ったリスクと機会については、当社グループのリスクマネジメント体制に則りモニタリングを継続的に実施し、適宜再評価を行っていく。
■リスク・機会の特定および影響度の評価
リスク・機会の種類 |
ドライバー |
当社グループへ想定影響 |
影響度 |
|
移 行 リ ス ク |
政策・法規制 |
炭素価格の導入 |
・炭素価格分(排出枠購入、炭素税)を価格転嫁できない場合利益減 ・炭素税による仕入品値上げ分を価格転嫁できない場合利益減 |
大 |
排出量報告制度の強化 |
・取引先への報告作業の増加による対応コストの増加 |
小 |
||
テクノロジー |
EVやFCVなど環境配慮型車両の技術進歩・普及 |
・小型・中型トラックのEV・FCVへの車両代替および充電・充填設備に関わるコスト増 |
大 |
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市場 |
顧客が低排出企業を選定 |
・GHG排出量を減少できないことにより、顧客が流出 |
大 |
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エネルギーの調達コストの増加 |
・再生可能エネルギーの発電コストが低減されない場合、再生可能エネルギーへの代替に伴うエネルギー調達コストの増加 |
小 |
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物流事業採算悪化による運送事業者数の減少 |
・現状と同等レベルでの配送網が維持できず売上高減 ・新たな協力会社との提携が必要になり輸送コスト増 |
小 |
||
評判 |
ステークホルダーが環境対応に対する外部評価を重視 |
・サステナビリティへの対応が不十分な場合格付けが低下し、投融資による資金調達が困難になる ・環境対応の遅れが企業の評判を低下させサービスの利用・採用活動に影響を与える |
小~中 |
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物 理 リ ス ク |
急性リスク |
豪雨、台風、洪水などの気象災害の発生および過酷さの増加 |
・当社の施設・拠点が被災し、休業してしまうことによる売上高減少および、復旧コストの増加 ・顧客、協力会社の被災によって売上が減少 ・被災した道路インフラ回避のための輸送コストが増加 |
大 |
熱帯性感染症の流行 |
・感染被害増加により、集荷・配達、運行に欠便発生およびその対策としての外注コストが増加 ・顧客内感染の発生による減産によって、出荷量が減少し売上高が減少 |
小 |
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慢性リスク |
平均気温の上昇 |
・平均気温上昇により、追加空調設備導入、および温度管理に係るエネルギーコストの増加 ・熱中症被害増加により、集荷・配達、運行に欠便発生およびその対策としての外注コストが増加 |
中~大 |
|
・当該農産物・海産物に関連する顧客からの出荷が消失し、売上高が減少 |
小 |
|||
海面の上昇 |
・自社拠点、協力会社拠点の浸水により業務継続が難しくなり売上高が減少 |
大 |
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機 会 |
資源の効率性 |
より効率的な輸送手段の推進 |
・デジタルを用いた積載率、ルート最適化などの物流効率化によりエネルギー使用量、人件費の削減 |
小 |
・共同配送・モーダルシフトなど輸送手段の多様化によるエネルギー使用量、人件費の削減 |
中 |
|||
・EV車両・FCV車両の導入により化石燃料の調達コスト削減 |
中 |
|||
エネルギー |
再生可能エネルギーが普及 |
・PPA型太陽光発電の導入により、施設で使用する設備電力消費に係るエネルギー調達コスト削減 |
中 |
リスク・機会の種類 |
ドライバー |
当社グループへ想定影響 |
影響度 |
|
機 会 |
製品・サービス |
環境配慮型の新しい製品・サービスの需要が上がる |
・GHG排出を抑制する輸送手段を選択することで、環境への配慮を重視する荷主からの信頼を得て収益確保 |
中 |
市場 |
環境配慮経営が投資家からの信用獲得につながる |
・環境に配慮した経営を推進することで更なる投融資を拡大 |
小 |
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レジリエンス |
気候リスクに対して、ビジネス機能の維持が求められる |
・災害に備えた拠点の整備を行うことで、災害時の輸送機能維持能力での差別化によって顧客増加 |
中 |
※影響度…(小)1億円未満、(中)1億円~5億円未満、(大)5億円以上
② 人的資本・多様性に対する取組
イ.人材の確保と育成
当社は、「サステナビリティ基本方針」のもとに、拠点網を通じた物流効率化と輸送品質の向上を図りつつ、主力の特別積合事業を中心として3PL事業、引越し事業、静脈物流の拡充など、あらゆるニーズにお応えすることにより、顧客のパートナーとして信頼いただけるよう、サービスと企業価値の向上に取り組んでいる。その事業基盤を維持・強化していくためには、人的資本としての多様な人材の確保が前提となる。そのため当社は採用部門を増強し、職種に応じた人材を幅広く募集するとともに、女性や中途採用者の育成・管理職登用を積極的に進めている。
従業員教育においては、入社前研修、入社後のフォロー研修、ドライバー研修など、職種ごとに教育を実施するとともに、リーダー研修、管理職研修などキャリアに応じた教育を行い、知識とスキルの向上を図っている。また、営業支援ツールやコミュニケーションシートにより、上司と従業員間の情報共有を図るとともに、従業員個々の課題や将来に向けての考え方を把握し、自律的なキャリア形成を推進している。
ロ.健康経営
当社は、全従業員の健康がすべての基盤であるとの認識のもと、健康第一の職場風土の醸成、豊かな社会実現のための自律的な健康保持増進活動を心掛け、また一人ひとりが健康で意欲的に働きいつまでも元気で生活することが出来ることが重要と考え、「健康経営宣言」を制定している。
(詳細→)https://www.okaken.co.jp/company/health/
(4)指標と目標
① 気候変動に対する取組
当社グループは、トラック輸送サービスを担う企業グループとして事業活動が気候変動に及ぼす影響を把握するために、CO₂排出量の算定を行った。カーボンニュートラルに貢献できるよう、今後も継続的にCO₂排出量の算定を行い環境に配慮した施策を積極的に行っていくことで事業活動における環境負荷の低減に努めていく所存である。
■CO₂排出量データ
CO₂排出量の算定対象範囲は、当社グループ売上高の90%以上を占める貨物運送業(6社)とした。
(単位:t-CO₂)
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2019年度 |
2022年度 |
2023年度 |
Scope1 |
64,348 |
59,634 |
58,465 |
Scope2 |
7,006 |
3,326 |
3,769 |
Scope1+2 計 |
71,354 |
62,960 |
62,234 |
■CO₂削減目標
当社グループにおけるCO₂排出量は7割を大型トラックが占めている。経済産業省では、2030年以降でFC大型トラックの普及が示されているため、2030年までには大型トラックのFC化以外の対策を進めながら、20%削減達成(2019年度対比)を目指していき、2030年以降は大型トラックのFC化を進めることで、2050年にカーボンニュートラルの達成を目指していく所存である。
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2030年度目標 |
2050年度目標 |
Scope1 |
20%削減(2019年度比) |
カーボンニュートラル |
Scope2 |
■気候変動に関する取組
当社グループでは、設定した排出削減目標を達成するため、以下取り組みを推進及び検討している。よりCO₂排出量の少ない取り組みについて検討を行いながら、持続可能な社会に貢献していく所存である。
取り組み |
概要 |
低公害車両への切り替え |
・EVトラック・EV車、CNGトラックの導入 ・2050年に向け、FCV大型トラック等の技術発展を鑑みた車両導入計画の作成 |
積載率向上 |
・積載率向上に資するシステムの導入 |
燃費向上 |
・エコドライブの推進 ・ルート最適化に資するシステムの導入 |
モーダルシフト |
・鉄道、船舶への輸送切り替え |
省エネの促進 |
・LEDへの切り替え |
再生可能エネルギーへの切り替え |
・PPAによる太陽光発電設備の導入 ・再生可能エネルギー由来電力の購入 |
カーボンクレジットの購入 |
・目標に対し不足しているCO₂削減量のカーボンクレジットを購入 |
② 人的資本・多様性に対する取組
当社は、多様な人材の育成とともに従業員のワーク・ライフ・バランスに配慮した社内体制の整備を目指し、以下の指標と目標を設定している。
イ.管理職に占める女性労働者の割合 |
目標 : 2029年3月期までに20%とする |
実績 : 2024年3月期 2.6% |
2023年3月期 2.5% |
ロ.男性労働者の育児休業取得率 |
目標 : 2029年3月期までに50%とする |
実績 : 2024年3月期 10.5% |
2023年3月期 8.3% |
ハ.平均有給休暇取得日数 |
目標 : 2029年3月期までに10日以上とする |
実績 : 2024年3月期 9日 |
2023年3月期 9日 |