2023年12月期有価証券報告書より
  • 社員数
    42名(単体) 1,956名(連結)
  • 平均年齢
    35.0歳(単体)
  • 平均勤続年数
    3.5年(単体)
  • 平均年収
    4,429,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

保育事業

1,775

(1,149)

介護事業

52

(63)

生活関連支援事業

36

(-)

報告セグメント計

1,863

(1,212)

その他

51

(123)

全社(共通)

42

(-)

合計

1,956

(1,335)

 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員等を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

 

2023年12月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

42

(-)

35.0

3.5

4,429

 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員等を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.当社子会社での勤続年数を含む平均勤続年数は4.2年となります。

4.当社は純粋持株会社であるため、セグメント別の従業員数は記載しておりません。

 

(3)労働組合の状況

当社グループの労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

①当社及び重要な子会社における管理職に占める女性の割合

会社名

管理職に占める女性の割合

(%)

株式会社テノ.ホールディングス

40.0

株式会社テノ.コーポレーション

66.1

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.株式会社テノ.コーポレーションの管理職に占める女性の割合は現場職員を含んでおります。

 

②当社及び重要な子会社における男性の育休取得率

会社名

育休取得率

(%)

株式会社テノ.ホールディングス

-(-)

株式会社テノ.コーポレーション

50.0(98.3)

(注)1.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(1991年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(1991年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

2.( )内の数字は女性を含めた育休取得率を記載しております。

3.株式会社テノ.ホールディングスの育児休業取得率の「-」は、当事業年度に出産した女性労働者及び男性労働者のうち配偶者が出産した数がないことを表しています。

 

③当社及び重要な子会社における男女の賃金の差異

a)株式会社テノ.ホールディングス

男性の賃金に対する女性の賃金の割合

(%)

全労働者

正規雇用労働者

非正規雇用労働者

59.0

55.1

 

b)株式会社テノ.コーポレーション

 

男性の賃金に対する女性の賃金の割合

(%)

全労働者

正規雇用労働者

非正規雇用労働者

89.0

77.0

108.0

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(2015年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.上記の差異は専門性、キャリア及び成果に応じた賃金設定によるものであり、性別によって賃金に差異は設けておりません。なお、人事制度上、従事する業務の違いによる社員区分はありません。

3.株式会社テノ.ホールディングスの非正規雇用労働者の「-」は、当事業年度に男性の非正規雇用労働者がいないことを表しています。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

サステナビリティ共通

 当社グループは、長期ビジョン「teno VISION 2030」を掲げ、“女性”が育児をしても、家事をしても、介護をしてもなお、働き続けられる社会の実現へ向けて企業活動を推進しています。

 また、事業を通して社会貢献を行うとともに、持続的に成長することを目標に掲げております。この目標を実現するためには、ステークホルダーの皆様との対話を通じて取り組むべきESG課題を特定すると共に、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献するような視点・側面からの取り組みを推進していくことが重要だと考えております。こうしたサステナビリティへの取り組みについて、期待と信頼に応えるべく継続して改善を図り、さらなる企業価値の向上と持続可能な社会に貢献する企業を目指しております。

 

(1)ガバナンス

 当社グループは、企業の持続可能な経営の方針や実践を支える組織構造として、当事業年度末において、サステナビリティに特化した委員会や専門の部門・チームは設置しておりませんが、サステナビリティに対するコミットメントを持ち、中長期の経営戦略の一部としてサステナビリティを位置付けて取組むとともに、これらの活動を取締役会が監督することとしております。

 こうした取り組みに基づいてコンプライアンスを意識した経営を徹底し、最適な経営管理体制を構築することを通じてコーポレート・ガバナンスの継続的な強化に努めてまいります。

 詳細は、「第4 コーポレート・ガバナンスの概要 (1) コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください。

 

(2)戦略

①気候変動リスク

 環境政策と法規制並びに異常気象による自然災害の発生頻度が高まることにより物流コスト及びエネルギー価格や食材価格の高騰、地球温暖化等による運営施設の劣化に対する修繕費の増加や保険料の上昇による事業活動へのマイナス影響が想定されることから、業務のデジタル化、施設やオフィスにおける省エネ活動などによるリスク低減を図ってまいります。

 

②人材育成方針

 当社グループは、長期ビジョン「teno VISION 2030」の中で、時代に求められるサービスを提供するプロフェッショナル集団となり、働き手にとって最も自己実現が可能な家庭総合サービスグループを目指すことを掲げており、求める人物像として以下の人材を育成・採用することとしております。

・グループの価値観を共有し、「幸せ」を追求することにやりがいを感じる人材

・自身の仕事に誇りをもって取り組める人材

・多様性を尊重し、他者と協力しビジョン実現に貢献できる人材

・自ら考え、判断し、行動できる自律型人材

 

③社内環境整備方針

 当社グループの社内環境整備として、以下を実施しており、従業員が快適に働いていけるような環境づくりに取り組んでおります。

・従来の福利厚生に加え従業員満足度向上を目的とした更なる福利厚生の充実

・有給休暇の取得推進や夏季休暇及び冬期休暇等を設け、従業員が健全な生活を送れるようにワークライフバランスの整備への取り組み

・メンタルヘルス・マネジメント検定資格保持者による、メンタルケアの実施

・エンゲージメントの向上のためにチームエンゲージメントセンターを設立とその推進

(注)チームエンゲージメントセンターとは、職員一人ひとりにとって「いきいき働ける会社」、「働き続けたい会社」であるために「働きがい」に着目し本部・保育園が一体となって実施するプロジェクト組織です。

 

(3)リスク管理

 当社グループの成長と利益は、保育、調理、看護、介護の専門性に基づいて顧客に価値を提供する優秀な人財の確保・育成に大きく影響されます。こうした優秀な人財の確保・育成が想定どおりに進まない場合、事業計画の達成が困難になることが考えられます。これによって、利用者の生活に多大なる影響を及ぼすこととなり、当社グループの経営成績及び財務状況等に影響を及ぼす可能性があることから、重要リスクであると認識しています。

 また、気候変動に関するリスクについては、直接的な影響があるとは考えないものの、気候変動による物価の上昇等の間接的なリスクが発生すると考えております。

 事業活動に関するリスクについては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。

(4)指標及び目標

 当社グループは、現時点において、事業の性質上、気候変動問題が重大な影響を及ぼすことは想定されないと考えており。指標及び目標は設定しておりません。しかしながら、エネルギーコスト上昇による運営費の増加や利用者の健康管理などの影響があるものと想定されます。また、温室効果ガスを主原因とする気候変動は、私たちの日常生活や経済・社会活動にさまざまな影響を与えており、すべての国が参加する国際的な枠組みにおいて取り組まれている課題であると認識しております。

 

 上記「(2)戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材育成方針及び社内環境整備方針については、次の指標を用いており、当該指標に関する目標及び実績は次のとおりです。

 

指標

目標年

目標数値(%)

2023年度実績(%)

管理職に占める女性の割合

2030年

50.0(87.5)

38.7(84.9)

男性の育休取得率

2025年

60.0

50.0

女性の育休取得率

2025年

100.0

98.3

(注)管理職に占める女性の割合について、()内は現場含む数値となっております。