2023年12月期有価証券報告書より
  • 社員数
    383名(単体) 826名(連結)
  • 平均年齢
    39.3歳(単体)
  • 平均勤続年数
    13.2年(単体)
  • 平均年収
    4,931,213円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2023年12月31日現在

セグメント名称

従業員数 (人)

容器事業

826 (315)

合 計

826 (315)

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマーを含みます。)は最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.当社グループは容器事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(2) 提出会社の状況

2023年12月31日現在

従業員数 (人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与 (円)

383 

(274)

39.3

13.2

4,931,213

 

(注) 1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマーを含みます。)は最近1年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.当社は容器事業の単一セグメントのため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(3) 労働組合の状況

当社及び国内連結子会社には労働組合はありません。なお、上海竹本容器包装有限公司及び竹本容器(昆山)有限公司にはそれぞれ労働組合があり、2023年12月31日現在の組合員数は387名です。

なお、労使関係については円滑な関係にあり、特記すべき事項はありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社

当事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

労働者の男女の賃金の差異(%)

全労働者

正規労働者

非正規労働者

11.0

56.1

73.7

72.5

 

 (注)1.管理職に占める女性労働者の割合は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」

  (平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。       

 2.労働者の男女の賃金の差異は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」

  (平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。なお、同一労働の賃金に差はなく、

  等級別人数構成の差によるものです。          

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

  当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。

 

 ①ガバナンス

 当社グループは、世界的な環境意識が高まる中、2030年ビジョンにおいて資源循環型パッケージングカンパニーを目指しており、中長期的な企業価値向上の観点からサステナビリティに関する課題を重要な経営課題と認識しております。日常においては部門長責任者を中心としてサステナビリティ全般に関する課題について情報収集・協議・検討を実施しており、重要な課題についてはサステナビリティ全般に関するリスク及び監督に関する責任と権限を有する取締役会に報告されることにより、実効的な監督が行われる体制となっております。

 

 ②戦略

 当社グループは、「カーボンニュートラル(脱炭素)」や「サーキュラーエコノミー(資源循環経済)」など、環境に配慮した取り組みが世界的に浸透する中で、資源循環型パッケージング市場が伸びていくことを想定しています。このような外部環境の認識をふまえ、2030年ビジョンにおいて「資源循環型パッケージングカンパニー」を目指すことを中核として掲げ、その実現に向けての取組みとして、(1)資源循環に適した素材(Materials)の積極的な活用、(2)利用した資源の循環(Recycling)、(3)技術革新によるCO2排出量の削減(Innovation)の3つのテーマに重点を置いております。
 (1)についてはRenewable(再生可能原料)、Recycling(リサイクル原料)、Replace(石化代替原料)などの資源循環に適した素材を積極的に活用し、(2)については使用済みの化粧品容器を対象としたBottle to Bottleの水平リサイクルの実証実験を開始することで資源循環の仕組みを検討・確立してまいります。(3)についてはReuse(付替/詰替)やReduce(軽量化)など、CO2排出量削減を推進する新製品開発を推進してまいります。

 また、当社グループでは、2030年ビジョンを推進する上で持続的な成長を目指すためには人材の持つ重要性がこれまで以上に高まってきていると考えており、「共に育み、共に成長する(共育共成)」を基本姿勢として人材の採用と育成の取組みを実施してまいります

 具体的には人材採用については、少子高齢化が急速に進行している中、今後は若手の採用が一層厳しくなると想定されるため、欠員補充といった採用ニーズだけでなく事業計画を加味した会社規模の拡大、ノウハウの継承といった中長期的な視点でコア人材も積極的に採用してまいります。

 人材育成については、新たに加入した社員や若手社員自身の「強み」を伸ばすための教育の実施、新規加入社員の早期戦力化、次世代のリーダー、幹部候補者の育成を念頭に置いた経営理念(ビジョン、ミッション、ストラテジー、ゴール、バリュー)の再徹底、階層別の研修、マネジメント層の育成などに取組むことで自発的で推進力のある組織への転換を図ってまいります。

 

③リスク

 サステナビリティ課題のリスクと評価、及び機会の識別については、リスク評価の見直しやリスクの軽減を図るとともに、毎月定例の取締役会に加えて、リスクマネジメント委員会を通じてリスクの発見時に迅速に対応できる管理体制を構築しております。また、必要に応じて外部専門家にもアドバイスを受けられる体制を整えております。

 

④指標及び目標

 当社グループはサステナビリティに関する指標及び目標を設定し目標達成に向けた取組みを実施しております。
(1)資源循環型パッケージングの売上高
 当社グループは資源循環型パッケージングカンパニーを目指しており、2026年時点で資源循環型パッケージング売上高を連結売上高全体の1/3程度を占める水準まで高めてまいります。

(単位:億円)   

 

2023年実績

2024年計画

2025年計画

2026年計画

連結売上高

143.1

152.5

167.0

185.0

資源循環型パッケージング売上高

34.4

40.0

50.0

60.0

資源循環型パッケージング売上高比率

24.1%

26.2%

29.9%

32.4%

 

資源循環型パッケージング売上高にはバイオマス樹脂やリサイクル樹脂を使用した容器等に加え資源循環が容易な可能な製品を含めております。 
(2) 2025年までに約束する3つのマイルストーン
 当社グループは「カーボンニュートラル(脱炭素)」や「サーキュラーエコノミー(資源循環経済)」など、環境に配慮した取り組みを実現していくために、2025年までに約束する3つのマイルストーンを目標として掲げております。このマイルストーンの進捗状況は定期的に当社ホームページ上で公表しており、バイオマスプラスチック化目標は達成済み、容器軽量化及びサーキュラーパッケージング開発も目標達成に向けて製品開発を行っている状況です。当社のサステナビリティの状況及び2025年までに約束する3つのマイルストーンの進捗等に関しては、当社ホームページ(https://www.takemotopkg.com/ja/sustainability/)をご覧ください。

(3)当社は、提出日現在において、人材採用及び育成方針に関する具体的な指標及び目標は設定しておりませが、具体的な目標設定や状況の開示については、今後の課題として検討してまいります。
 なお、管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異についての実績は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況(4)管理職に占める女性労働者の割合及び労働者の男女の賃金の差異」に記載しております。