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プロフィール
  • つばめ
    2024.11.12 12:48
    資本コスト周りを中心に業績や資本効率を上げていきます、という主旨の説明と理解。目指す内容や指標もよくある話で、どこかで聞いたことのあるようなIR説明。同社の色が今一つ掴めず、ドキドキワクワクすることはなかった。本体社員の年齢も高く、オープンワークの社員クチコミもよろしくない。ビジネスホンとOEMで何年も経営が成り立ってしまったという印象で、社内には凝り固まった体質が残っているのではないかと想像してしまう。これから変革しようと資本市場に向けて発信している姿勢は素晴らしいが、どことなく良いところを見せようとする焦燥感を感じる。もっと会社の課題やリスクをさらけ出して向き合う姿勢を見せた方が好印象ではないか。原稿を棒読みするような説明ではなく、もっと投資家とQ&Aを行い対話する姿勢を公開すべき。
    事業の方向性として、中堅・中小企業のDXを支援領域とするとのことであるが、なぜそこに注力するのか。そこにはどのような需要があり、同社だから活かせる強みや優位性があるのかどうか、そのあたりの経営判断の背景が特に気になる。あれもこれも良さそうなキーワードをつぎはぎで並べた説明ではなく、「自分たちにしか解決できない社会課題はこれだから、これを全力でやる」と一言でストーリーを言いぬいてもらわないと、投資検討の土台にすら上がらない。