人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数714名(単体) 757名(連結)
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平均年齢43.0歳(単体)
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平均勤続年数13.4年(単体)
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平均年収7,422,186円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
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2024年 3月31日現在 |
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
HULFT事業 |
220 |
データプラットフォーム事業 |
114 |
流通ITサービス事業 |
64 |
フィナンシャルITサービス事業 |
138 |
全社 |
221 |
合計 |
757 |
(注)1 従業員数は当社グループの就業人員であります。
2 全社は、管理部門の従業員155名及びデータセンター運営等の従業員66名であります。
3 従業員数には、当社グループから他社への出向2名を含んでおりません。
4 従業員数には、嘱託・契約社員を含めております。
(2)提出会社の状況
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2024年 3月31日現在 |
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
714 |
43.0 |
13.4 |
7,422,186 |
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
HULFT事業 |
181 |
データプラットフォーム事業 |
110 |
流通ITサービス事業 |
64 |
フィナンシャルITサービス事業 |
138 |
全社 |
221 |
合計 |
714 |
(注)1 従業員数は就業人員であります。
2 全社は、管理部門の従業員155名及びデータセンター運営等の従業員66名であります。
3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
4 従業員数には、当社から他社への出向7名を含んでおりません。
5 従業員数には、嘱託・契約社員を含めております。
(3)労働組合の状況
・名称 |
セゾンテクノロジー・ユニオン |
・組合員数 |
473名(2024年 3月31日現在) |
・所属上部団体 |
電機連合 |
・労使関係 |
当社はセゾンテクノロジー・ユニオン結成以来、紛争及び争議行為もなく、労使協調のもと毎月情報交換及び案件を検討しており、労使関係は円満に推移しております。 |
(注)株式会社セゾン情報システムズは2024年4月1日付で、商号を「株式会社セゾンテクノロジー」に変更いたしました。それに伴い、組合名も2024年6月1日付でセゾン情報システムズ労働組合からセゾンテクノロジー・ユニオンに変更しております。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
提出会社
当事業年度 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1 |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)1、3、4 |
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全労働者 |
うち正規雇用労働者 |
うちパート・有期労働者 |
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11.9 |
57.1 |
81.8 |
82.6 |
74.8 |
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります(2024年3月31日時点)。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります(2024年3月期実績)。
3 賃金は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。また、パート・有期労働者には、本社員以外の、嘱託・契約社員等すべての雇用者を含めております。なお、労働者に執行役員を含めておりません(2024年3月期実績)。
4 当社の労働者の賃金は、性別に関係なく、同一の基準を適用しております。女性に比べ男性の方が管理職比率が高いこと等が、男女間賃金差異の要因となっております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日時点において当社グループが判断したものであります。
(1)サステナビリティ全般
当社グループは、サステナビリティを巡る課題を地球規模の視点で捉え、またリスクの低減のみならず収益機会にもつながる重要な経営課題であると認識しております。中長期的な企業価値の向上の観点からこれらの課題へ対応するにあたり、サステナビリティ方針を策定の上、マテリアリティ(重要課題)を特定しております。
<サステナビリティ方針>
私たちは、「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」というミッションのもと、地球規模の視点で未来を共創し、持続可能な社会の発展に取組みます。
<マテリアリティ>
・人 多様な人材による価値創造の促進
・データ連携 安全・安心なデータ連携により社会の発展へ貢献
・ガバナンス ガバナンスの透明性・実効性強化
・環境 地球環境・資源の保全と災害対策強化
当社グループは、この方針及びマテリアリティを踏まえて、持続可能な成長と社会の発展に貢献するため、環境や社会の変化に柔軟に対応し、ステークホルダーとの対話を通じて、より効果的な取組みを進めてまいります。
① ガバナンス
当社グループは、サステナビリティを日常の経営活動の一環としてより積極的・能動的に推進するため、代表取締役を委員長とした「サステナビリティ推進委員会」を設置しております。同委員会は、当社グループの企業価値向上に向け、実効的なサステナビリティ経営の推進を図ることを目的としております。この実現のため、多様性を考慮したメンバーにより同委員会を構成しており、原則として月1回の定例会議を開催しております。同委員会では、重要事項(サステナビリティ方針、マテリアリティ及びKPI)の検討・見直し、KPI進捗状況のモニタリング、社内への知見普及等を議論しております。また、同委員会から経営会議及び取締役会に対して、当連結会計年度において、9回の付議・報告を実施いたしました。経営会議及び取締役会では、同委員会から付議・報告を踏まえて議論し、業務執行内容の監督・助言をしております。
サステナビリティ経営推進体制を含めたガバナンス体制については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等」を参照ください。
② 戦略 サステナビリティ推進委員会を中心に、マテリアリティの特定及びそれに紐づくKPI(サステナビリティ指標)を設定しております。これらは、国際基準に基づく社会課題要素と当社のミッションを踏まえてマテリアリティ候補を特定し、ステークホルダーへのヒアリングを通じて、最終的には、当社の経営会議及び取締役会で議論・審議した上で決定しております。なお、抽出された各社会課題の「リスク」と「機会」を整理し、それに基づくマテリアリティマップを作成することで自社における社会課題の重要度を定め、マテリアリティ特定の検討材料としております。マテリアリティやKPIについては、社会情勢等を踏まえ、適宜見直しをしております。 前述のマテリアリティのうち、当社グループの競争力を高めるために最も注力すべきテーマは、「人(多様な人材による価値創造の促進)」です。また、世界情勢も踏まえ、「環境(地球環境・資源の保全と災害対策強化)」に関する取組みも拡充すべきと考えております。サステナビリティ推進委員会では、これらを中心に議論しております。詳細は(2)及び(3)をご参照ください。 |
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③ リスク管理
・リスクの識別、評価プロセス
「(1)サステナビリティ全般 ②戦略」を参照ください。
・リスク管理のプロセス
マテリアリティに紐づき作成したKPIは、社内ポータルサイトを活用し、社員が進捗確認できる仕組みを構築しております。サステナビリティ推進委員会は、KPIの主管部門と連携し、経営会議及び取締役会に対して必要に応じて付議・報告をしております。
また、リスク管理に向けた全社員への課題意識浸透のため、サステナビリティ推進委員会では、サステナビリ
ティ関連知見に関わる認識の共通化及び社内への知見普及も行っております。
・総合的リスク管理への統合プロセス
サステナビリティ経営において想定されるリスクは、当社経営に関わるリスクを総合的に特定・評価するための「リスク管理規程」に追加することにより、その他経営リスクと同様に全体的に管理し、必要な対策を講じております。
④ 指標と目標
当社グループは、策定した各マテリアリティにおいて、KPIと目標値を定めております。各マテリアリティにおけるKPIは以下のとおりです。なお、詳細については後述する「(2)人:多様な人材による価値創造の促進 ④指標と目標」及び「(3)環境:気候変動への対応 ④指標と目標」を参照ください。
(2)人:多様な人材による価値創造の促進
当社グループがグローバルに事業を発展させていくとともに、事業活動を通じてさまざまな社会課題の解決に貢献するため、多種多様な強みやバックグラウンドを持ち能力を発揮できる人材や、自律的に未来を共創できる次世代を担う人材の採用・育成施策を実施しております。また、職場の安全と社員の心身の健康を守るとともに、人権を尊重し、差別のない健全な職場環境の確保に取り組んでおります。
① ガバナンス
当社グループの人材戦略は、サステナビリティ推進委員会及び各事業責任者と人事担当部門で構成される人材開発会議を中心に議論し、策定しております。定期的に開催される会議体を通じ、社内の人材が直面する可能性のある課題の特定、価値観の共有、そして多様性と包摂性推進に関する方策が議論されます。また、これらの取組みを進める過程では、社内外のステークホルダーからの考え・意見も積極的に取り入れております。
② 戦略
・求める人物像
当社グループは、「共有する価値観(Our Values)」のもと、テクノロジーに熱意を持ち、絶えず学び続ける意欲を持つ人材を求めており、この価値観に共感し、お客様の課題や社会問題に対して積極的に技術的解決策を見出す能力を持つ人材の採用に注力しております。
・人材戦略
当社グループは、事業戦略として「4つのシフト」(事業シフト・技術シフト・組織シフト・人材シフト)を掲げ、エンジニアの成長と活躍をサポートし未来を切り開くテクノロジーの会社を目指しております。そのため、事業革新を推進できるDX・AI人材、お客様の課題に対して最適なソリューションを提案する技術営業や、製品開発などを担える高い専門的知識を持った高度エンジニアの採用・育成を積極的に推進しております。
また、多様なバックグラウンドを持つ人材の採用にも重点を置き、国籍、性別、年齢、社会的背景など多様性を重視した採用活動を行っております。また、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)を排除するための研修を実施し、採用プロセス全体の公平性を確保しております。
・人材育成方針
当社グループは、これまで培ってきたシステム開発のスキルに加え、データエンジニアリングに必要なスキルを習得するためのリスキリングや先端テクノロジーを見据えたアップスキリング等、個々人のキャリア開発を支援しております。さらに、次世代経営幹部候補の早期育成を図るためのプログラムや、データ連携ビジネスに不可欠な先進技術の習得サポート、データエンジニア・クラウドエンジニアの育成等、未来に向けた人材育成への投資も積極的に行っております。
・社内環境整備方針
当社グループは、在宅勤務や遠隔地勤務、フルフレックスタイム制など、全ての社員がさまざまなライフステージや価値観に応じた多様な働き方を選択できるよう働きやすい環境や制度を整備しております。また国家資格であるキャリアコンサルタントを有する社員による相談窓口を設置し、若手社員や育児・介護との両立を必要とする社員のキャリア設計をサポートするなど、充実した支援制度を提供しております。また、開かれたコミュニケーションを促進し、社員同士の相互理解を深めるためのイベントやワークショップなども定期的に開催しております。
③ リスク管理
「(1)サステナビリティ全般 ③リスク管理」を参照ください。
④ 指標と目標
当社グループは、人的資本リスク及び機会の評価に用いる指標を「管理職に占める女性労働者の割合」「男性労働者の育児休業取得率」「労働者の男女の賃金の差異」としております。当連結会計年度における実績値の詳細は、「第1 企業の概況 5 従業員の状況」を参照ください。
指標 |
実績(前事業年度) |
実績(当事業年度) |
目標値※ |
管理職に占める女性労働者の割合(%) |
10.2 |
11.9 |
30(2030年度) |
男性労働者の育児休業取得率(%) |
50.0 |
57.1 |
100(2026年度) |
全労働者の男女の賃金の差異(%) |
79.6 |
81.8 |
80以上(2030年度) |
※当社個別数値を記載しております。
※目標値はサステナビリティ推進委員会を中心に議論し、適宜見直しをしております。
(3)環境:気候変動への対応
地球規模の気候変動は、お客様、ビジネスパートナー及び当社グループ社員の生活基盤を変化させ、ひいては事業環境変化を引き起こすことが考えられます。中長期的視点において、当社サービスがお客様の事業課題改善に貢献し続けるために考慮すべき重要なリスクであると同時に、新たな事業機会であると考えております。未来にむけて豊かで持続可能な地球環境を守るため、省エネルギー化や地球温暖化防止等の取組みを積極的に進めるとともに、環境への取組みを推進してまいります。
① ガバナンス
「(1)サステナビリティ全般 ①ガバナンス」を参照ください。
② 戦略
当社グループは、「自社への影響度・発生可能性」と「ステークホルダーへの影響度」という観点から、気候関連リスク・機会を網羅的に抽出・特定し、その重要性を評価しました。その中で特に重要性が高いと評価した気候関連リスク・機会は以下のとおりです。
リスク・機会の分類 |
気候変動関連リスク・機会 |
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リスク |
移行 |
政策・法規制 |
・カーボンプライシングの導入等、規制強化に伴う事業運営コストの増加 |
技術/市場 |
・環境に対する社会の変化に対応できず、競争優位性・訴求力が低下して企業業績に影響を及ぼすリスク |
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・環境への取組みが不十分とみなされた場合や社会的な抑止活動に協力できなかった場合の企業価値・ブランドイメージの低下 |
|||
物理的 |
急性 |
・自然災害による事業所の損害、社会インフラ(電気、通信、公共交通機関)停止、社内のIT基盤の使用困難、物理的なデータの棄損 |
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慢性 |
・お客様やビジネスパートナーの事業環境変化、お客様や当社社員の生活基盤変化の発生により、事業活動が困難となる/企業業績に影響を及ぼすリスク |
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機会 |
エネルギー源 |
・省資源・省エネルギー化による事業コストの低下 |
|
・災害に備えた事業活動のレジリエンス強化 |
|||
市場 |
・サステナビリティを重視したビジネスモデルによる企業価値の向上 |
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・高まる環境意識に対応した商品・サービスの提供によるマーケット獲得 |
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・電力調達の多様化による価格変動リスクの緩和 |
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・温室効果ガス排出量ゼロの達成により、炭素税導入時の課税リスク緩和 |
③ リスク管理
「(1)サステナビリティ全般 ③リスク管理」を参照ください。
④ 指標と目標
当社グループは、気候関連リスク及び機会の評価に用いる指標を「温室効果ガス排出量(Scope1・2・3)」、「消費電力量に占める再生可能エネルギー電力比率」としております。なお、目標数値はサステナビリティ推進委員会を中心に議論し、適宜見直しております。
<温室効果ガス排出量(Scope1・2・3)>
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実績(単位:t-CO2) |
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目標値 2030年度 |
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前事業年度 |
当事業年度 |
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||||
Scope1 |
12.15 |
0.11% |
13.41 |
0.12% |
|
ネットゼロ 達成 |
Scope2 |
2,424.28 |
21.15% |
2,032.56 |
18.58% |
|
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Scope3 |
9,026.26 |
78.74% |
8,892.38 |
81.30% |
|
|
合計 (Scope1・2・3) |
11,462.69 |
100.00% |
10,938.35 |
100.00% |
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※Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
※Scope2:他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
※Scope3:Scope1・2以外の間接排出(算定事業者の活動に関連する他社の排出)
企業活動を分類した15個のカテゴリ、その他(任意)により構成
※当社個別数値を記載しております。
<消費電力量に占める再生可能エネルギー電力比率>
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前事業年度 |
当事業年度 |
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目標値 (2026年度) |
消費電力量に占める 再生可能エネルギー電力比率 |
8.9% |
9.0% |
|
100.0% |
※当社個別数値を記載しております。