人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数697名(単体) 2,492名(連結)
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平均年齢39.7歳(単体)
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平均勤続年数15.1年(単体)
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平均年収7,015,437円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)連結会社の状況
2024年3月31日現在 |
セグメントの名称 |
従業員数(名) |
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総合物流事業 |
倉庫業 |
822(422) |
港湾運送業 |
507(71) |
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陸上運送業 |
286(51) |
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国際複合輸送業 |
774(4) |
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その他 |
12(0) |
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計 |
2,401(548) |
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その他の事業 |
91(73) |
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合計 |
2,492(621) |
(注)1 従業員数は当社グループから当社グループ外への出向者を除く就業人員数であります。
2 従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。
3 臨時従業員には、パートタイマーおよび嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。
(2)提出会社の状況
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2024年3月31日現在 |
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
697 |
39.7 |
15.1 |
7,015,437 |
(注)1 従業員数は、当社から当社外への出向者を除き、当社外から当社への出向者を含む就業人員数であります。
2 平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。
3 臨時従業員は僅少のため記載しておりません。
4 当社のセグメントは「総合物流事業」単一であります。
(3)労働組合の状況
当社グループの従業員2,492名の内、642名が全日本港湾労働組合四日市支部をはじめとする8つの労働組合に加入しております。
なお、労使関係に特に記載すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
①提出会社
当事業年度 |
補足説明 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1 |
男性労働者の 育児休業等取得率(%)(注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1 |
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全労働者 |
うち正規雇用 労働者 |
うちパート・ 有期労働者 |
|||
2.6 |
83.3 |
53.5 |
53.7 |
62.7 |
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(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
②連結子会社
当事業年度 |
補足説明 |
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名称 |
管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)2 |
男性労働者の 育児休業等取得率(%) (注)2 |
労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1 |
|||
全労働者 |
うち正規雇用 労働者 |
うちパート・ 有期労働者 |
||||
四日市物流サービス㈱ |
- |
- |
46.4 |
72.6 |
55.6 |
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(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。
2 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループのサステナビリティに関する考え方および取組みは、次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)ガバナンス
当社グループはより長期的な視野で当社グループのサステナビリティ経営をけん引するため、2021年12月1日付で従来の企業価値向上委員会から改編し、サステナビリティ委員会を設置しております。サステナビリティ委員会は、サステナビリティ方針の策定やマテリアリティの特定ならびにその見直しなど、重要な事項を審議・議論し、取締役会への付議・報告を行う体制となっております。また、サステナビリティ委員会の下部組織には、全社的にサステナビリティ活動を推進していくために、サステナビリティ推進委員会を設置しており、マテリアリティの評価、当社グループのサステナビリティ課題・計画を検討・立案し、サステナビリティ委員会に上程するとともに、計画を実行し、その進捗管理を担っております。
さらに、サステナビリティ推進委員会の下部組織には、サステナビリティ推進委員会の役割を実働的に実行する三分科会を設置しております。具体的には、CO2排出量の削減や廃棄物削減、生物多様性への対応等の環境課題に取り組む「環境分科会」、働き方改革、安全な職場づくり、地域社会との関係性、人権問題、ダイバーシティ等の社会課題に取り組む「社会分科会」、企業倫理、経営の透明性、監査体制、株主との対話、リスクマネジメント等のガバナンス課題に取り組む「ガバナンス分科会」を設置しており、各分科会は課題解決に向けて実動的な活動を行うとともに、課題・計画の原案・進捗等を取りまとめ、推進委員会に上程する役割を担っております。
(2)戦略
当社グループは、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に向け、短期、中期および長期にわたり当社グループの経営方針・経営戦略等に影響を与える可能性があるサステナビリティ関連のリスクおよび機会に対処するための取組みとして、経営に影響を与える可能性および影響度を考慮のうえ、マテリアリティ(重要課題)を次のとおり特定しております。
①環境に配慮した事業推進
事業活動を行ううえで、地球環境や貴重な資源を守ることは企業としての使命です。当社グループは、地球環境の保全を図るため、これまで同様に温室効果ガス削減や省資源活動などに取り組むとともに、環境に優しい物流サービスや物流施設の充実に取り組んでまいります。
②人財の尊重
当社グループの事業基盤は人であり、社員は当社グループの財産です。その人財を尊重することが、一人ひとりが能力を最大限に発揮することに繋がり、更にはグループ全体の成長に繋がることから、働き方改革や健康経営を推進するとともに、人財育成制度の更なる充実に取り組んでまいります。
③安全で高品質なサービスの提供
事業活動を行ううえで、パートナー会社を含めた社員の安全を守ることは企業としての使命です。当社グループでは、安全を最優先に考え、高品質な物流を持続的かつ安定的に提供するための最新技術を活用しながら、安心で安全な職場環境の構築に取り組んでまいります。
④地域への貢献
地域への貢献は、地域の社会的、経済的活動の活性化、発展に寄与するものであり、また将来を担う子供たちを地域社会と一緒に育てるとともに、地域で暮らす人達の幸せに繋がるものであります。当社グループは、地域に根付いた事業活動を営む中で、これら地域貢献に積極的に取り組んでまいります。
これらの重要課題は、中期経営計画に基づき、取組みを進めております。
<中期経営計画のホームページサイト:https://www.trancy.co.jp/about/plan/ >
<人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針および社内環境整備に関する方針>
当社グループは、当社のグループ企業倫理要綱の行動規範に「様々な人材育成手段や公正で適切な処遇方法の構築により、一人ひとりが持つ能力を最大限に発揮できるよう相互に理解し合い、その多様な資質を尊重する」こと、「一人ひとりが、働きがい・やりがいを持って働くことのできる職場作りに努めていくとともに、各自のワークライフバランスを支援する」こと、ならびに「「安全は全てに優先する」の理念に基づき、すべての関係者の安全衛生レベルの維持向上に努めること、また共に働く人達の心身の健康維持に充分留意する」ことを定めております。様々な視点や価値観を有した従業員が能力を最大限発揮し、企業理念を実現していけるよう、人材育成体制を整備し、充実させていくことが重要であると考えております。そのため、多様性に応じた雇用形態の導入、従業員の自立と能力開発を促進するキャリアアップ支援、働きがい・やりがいを持って働くことのできる職場等の構築を基本として、環境を整備してまいります。また、健康宣言とその推進体制、さらには安全・品質方針のもと、いきいきと、働きやすい職場環境の整備、健康増進支援政策の充実、安全技能の向上、現場力の向上に取り組んでまいります。これらの取組みは、中期経営計画の基本方針「ESG経営・サステナビリティの取組み推進」の重点施策「会社の財産である“ヒト”の確保・育成」における、“人財のグランドデザインを策定し、個と組織を活かす人事制度の確立”、“社員のエンゲージメントを高める諸施策を実施し、魅力ある職場づくりの推進”に基づき、取組みを進めております。
<マテリアリティ>
重 要 課 題 |
環境に配慮した 事業推進
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人財の尊重
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安全で高品質な サービスの提供
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地域への貢献
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当社グル|プにとって |
・利用エネルギーの削減 ・輸送の高効率化 ・将来のエネルギー転換への準備 ・生物多様性への対応 |
・ダイバーシティの推進と雇用の安定 ・風通しのよい、活力ある職場環境の実現 ・社員満足度の向上 |
・ゼロ災害の実現 ・労働環境の改善 |
・社員の意識向上 ・企業と地域のつながり ・持続可能な地域社会づくり |
社会にとって |
・環境負荷の低減 |
・共生社会の実現 |
・災害のない職場環境の実現 ・高品質で持続可能な物流サービスの提供 |
・地域の経済と文化の発展 |
(3)リスク管理
当社グループは、事業活動に影響を及ぼすリスクを適切に識別・評価のうえ効果的に管理・除去し、可能な限り被害を極小化することが重要であると認識し、リスク管理委員会を設置しております。委員会の下にはリスクの種類に応じた委員会を設置のもと、全社的・体系的なリスク管理体制の整備・強化を図っています。
サステナビリティに関するリスクや機会については、サステナビリティ委員会の下部組織であるサステナビリティ推進委員会において、マテリアリティをもとにモニタリング・評価をしており、その内容については、リスクに応じてリスク管理委員会の各委員会にも共有され、審議されております。併せて、サステナビリティ推進委員会での評価はサステナビリティ委員会での議論を経て取締役会に報告が行われることとなっております。
サステナビリティに関するリスクや機会として、マテリアリティの各項目のうち、環境リスクは当社グループの事業に与える影響が大きいと判断し、環境に配慮した事業推進としてCO2排出量の削減に関するKPIを設定しております。また、当社グループの事業基盤は人であることから、人財の尊重や安全で高品質なサービスの提供に関してもKPIを設定しております。地域への貢献については、KPIは設定しておりませんが、環境や人財への取組みを含め様々な取組みを複合的に行うことで、当社グループの機会に繋がるものであることから積極的に取り組んでおります。なお、気候変動に関連するリスクは、中長期で当社グループの事業における各リスクを発生または増幅させる要因となるリスクであることから、TCFD(気候変動関連財務情報開示タスクフォース)への賛同や気候変動に伴う外部および内部環境の変化のモニタリング、具体的な気候変動リスク・機会の特定を行うとともに、全社的なリスク管理体制の再構築にも取り組んでおります。
TCFD提言に基づく情報はホームページに掲載しておりますので、ご参照ください。
<ホームページサイト:https://www.trancy.co.jp/csr/environment/ >
(4)指標及び目標
「(3)リスク管理」に記載のとおり、指標および目標としてKPIを設定しております。
マテリアリティ |
KPI |
取組み |
当連結会計年度末実績 |
環境に配慮した事業推進 |
①GHG削減 2020年度比25% (2030年度まで) ※省エネ法をベースとした数値 |
・太陽光発電設備の設置 ・LED照明への切替え ・環境負荷低減機器の導入 |
①GHG排出量 15,502tCO2 ※2020年度比 △747tCO2(△4.6%) |
人財の尊重 |
②女性管理職比率5% (2027年3月末まで) ③障がい者雇用3% (2027年3月末まで) ④年間有給取得日数 全職種12日以上 (毎年度) ⑤健康診断受診率100% ⑥喫煙率16%(2025年3月末まで) |
・人事制度見直しの推進 ・障がい者の新たな役割の創出 ・職場環境整備の推進 ・社員の健康支援体制の強化 |
②女性管理職比率 2.6%
③障がい者雇用 2.0%
④年間有給取得日数 16.6日
⑤健康診断受診率 100% ⑥喫煙率 20.7% |
安全で高品質なサービスの提供 |
⑦労働災害 0件(四半期ごと) |
・ヒヤリハット・気がかり報告収集 ・KYT実践研修の実施 ・強化月間の取組み |
⑦労働災害 0件 |
地域への貢献
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※①は省エネ法
※海外を含め連結グループ全体での目標設定には時間を要するため、②は単体の管理職数、③~⑦は単体の社員数
としております。