事業内容
セグメント情報
セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
-
セグメント別売上構成
-
セグメント別利益構成 セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
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セグメント別利益率
最新年度
セグメント名 | セグメント別 売上高 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
セグメント別 利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
---|---|---|---|---|---|
ジュエリー・アート・オークション事業 | 19,340 | 93.4 | 3,908 | 115.4 | 20.2 |
ヘルス&ビューティー事業 | 1,372 | 6.6 | -521 | -15.4 | -38.0 |
事業内容
3【事業の内容】
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社NEW ART HOLDINGS)及び連結子会社13社並びに非連結子会社2社で構成され、ブライダルジュエリー(婚約指輪・結婚指輪)の製造・販売、エステティックサロンの運営、オークションの企画・運営、美術品の販売を主たる事業としております。
当社グループの事業内容と当該事業における位置付けは次のとおりであります。
なお、次に示す事業区分は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げるセグメントの区分と同一であります。
事業区分 |
事業内容 |
会社名 |
ジュエリー・アート・ オークション事業 |
「銀座ダイヤモンドシライシ」、「エクセルコ ダイヤモンド」の運営を通じたブライダルジュエリーの製造・販売、ブライダル関連サービス |
当社 株式会社NEW ART(旧商号:株式会社ニューアート・シーマ) HONG KONG NEW ART LIMITED NEW ART DIAMONDS (SINGAPORE) PTE. LTD. 台湾白石鑽石股份有限公司 |
ダイヤモンド・ルース(裸石)の仕入・卸 |
Israel Shiraishi Ltd. |
|
美術品の販売等 |
株式会社ニューアート・フィンテック 株式会社ニューアート・エストウェストオークションズ |
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アートオークションの企画・運営等 |
株式会社ニューアート・エストウェストオークションズ NEW ART EST-OUEST AUCTIONS COMPANY LIMITED |
|
ヘルス&ビューティー事業 |
エステティックサロン「ラ・パルレ」の運営、化粧品及び健康食品等の製造・販売 |
株式会社ニューアート・ヘルス&ビューティー 台湾帕蕾拉有限公司 |
その他事業 |
クレジット事業、ゴルフ用品の製造・販売、関連スポーツ用品の開発・製造、ホテル・結婚式場の運営、リゾート事業 |
株式会社ニューアート・フィンテック 株式会社ニューアート・スポーツ 株式会社ニューアート・リゾート 有限会社軽井沢エレガンスカンパニー |
業績
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度は、既存事業に加え新たな分野への事業を推進した年度となりました。成功企業パートナー連合の第1号として香港で和牛を中心に業界No.1の食肉等を販売するWah Full Group Limitedとの交渉を進め、2024年4月30日にWah Full Group Limitedの株式30.8%を取得致しました。また、友好企業パートナー連合の第1号として、我が国が抱える最も深刻な問題の一つである人材不足を解決する為に株式会社NEW ART HR&Dを設立いたしました。NEW ARTグループとして優秀な外国人人材をスムーズに供給する為に、長年アジア諸国で人材紹介ビジネスに携わってきた箕田純子氏をトップに迎え、事業を開始致しました。NEW ART グループは『成功企業パートナー連合』『友好企業パートナー連合』のメンバーと共に更なる経済・社会の発展に貢献してまいります。
当連結会計年度におけるグループの業績は、売上高210億99百万円(前期比1.7%減)、営業利益28億64百万円(前期比13.3%減)、経常利益29億15百万円(前期比13.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益10億85百万円(前期比37.1%減)となりました。
「みんなの夢の企業グループ NEW ARTはアートの持てるすべての力であなたを美と健康と幸せに導きます」という企業理念のもとに、2024年3月期の期末配当は2023年7月18日に発表させて頂きましたとおり、1株につき70円の普通配当に感謝特別配当30円を加算した1株につき100円の配当を2024年5月28日の取締役会議にて決議致しました。支払開始日は2024年6月28日とさせて頂きます。
各セグメントの業績は次のとおりであります。
(注)各セグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しています。
①ジュエリー・アート・オークション事業
当連結会計年度におけるジュエリー・アート・オークション事業の売上高は193億40百万円(前期比2.4%増)、セグメント利益は39億7百万円(前期比1.8%減)となりました。
ジュエリー事業においては、売上高は確保できたものの利益面は円安による仕入原価高に対して、適切な時期に十分な価格転嫁ができなかったことで利益率が低下し、想定を下回る結果となりました。基幹事業として利益確保は最重要課題の為、迅速に価格転嫁を完了させ、今後は利益率の改善が見込まれております。同時に仕入製造部門の見直しによる仕入原価の改善にも着手しております。国内新規出店は、銀座ダイヤモンドシライシ/エクセルコダイヤモンドの統合店として仙台パルコ2店、沖縄パルコシティ店、松江店、アイネス福山店をオープンいたしました。また、海外事業において台湾は安定した利益をあげられる体制が整い、新たな新規出店で更なる利益の拡大を見込んでおります。香港事業に関しては2024年6月に新店をオープンしシェアの拡大を図ってまいります。
オークション事業においては、当社として初めてM&Aにて取得した会社ということもあり、業務がスムーズに移管できない部分もあり、結果的に営業体制の改革が遅れる形となりましたが、経営体制を変更し、今後は日本で初めての試みとして百貨店にて本格的な「売ります買います」オークションを計画しております。海外ではフィリピン、インドネシア、シンガポール、ベトナム、タイなどのローカルオークションハウスとコラボレーションして将来的な収益の拡大をはかります。
②ヘルス&ビューティ-事業
当連結会計年度におけるヘルス&ビューティー事業の売上高13億72百万円(前期比37.9%減)、セグメント損失は5億20百万円(前期はセグメント損失2億31百万円)となりました。
ヘルス&ビューティー事業においては、ラ・パルレにて高価格帯コースの再開や接客手法の見直しを実施したことにより有効会員数の増加に繋がっております。また、技術及び接客の研修を定期的に実施し、既存社員がスキルアップする事により今後の売上増を見込んでおります。エステ事業は夏場に売上が増加する傾向がある一方、冬場は閑散期となる為、無金利キャンペーンや企画商品の販売などで売上が減少しない施策を実行し、年間を通じて安定的な運営になるよう経営改善を図ってまいります。
③その他事業
当連結会計年度におけるその他事業の売上高は4億29百万円(前期比4.8%増)、セグメント損失99百万円(前期はセグメント損失67百万円)となりました。
スポーツ事業においては、「CRAZY」ブランドで展開しているゴルフクラブの販路拡大とブランド開発研究所によるゴルフ用品全般の企画、開発を推進致しました。ゴルフ用品の企画・開発を進める事でゼビオ・ヴィクトリア店への卸売上が向上し更なる売上拡大ができる事業であると考えております。今後はゴルフ以外のスポーツ産業への進出も検討しております。
クレジット事業に関してはラ・パルレの閑散期対策として無金利キャンペーンを実行し、ヘルス&ビューティー事業の売上促進を実施いたしました。今後はラ・パルレの売上が増加に転じる事でより安定的な売上、利益をあげれるものと考えております。
軽井沢リゾート開発事業に関してはかねてより当社ホームページでお知らせしている旧軽井沢エリアにおける高級分譲マンション(レジデンス)事業、『(Kの森レジデンス改め)K Forest』が、2024年4月に建築確認申請が承認されたことを受け、2024年5月27日(大安)に地鎮祭を執り行った後、いよいよレジデンスの着工、それと並行して販売募集も開始いたします。この『K Forest』に続く第2の案件として、軽井沢本通りを挟んだ反対側の閑静なエリアにある約2,500㎡もの敷地に大規模戸建物件(予定販売価格約2,000百万円)の建設、および中軽井沢北部にある隈研吾氏設計『野鳥の森山荘』の販売(予定販売価格約1,600百万円)を計画しております。更に第3の案件、中軽井沢エリアの土地(敷地面積9,466㎡)については3~5戸の戸建分譲を念頭に、着々と進行しています。
私たちNEW ARTグループは、主力のブライダルジュエリー事業はもちろん、各事業の更なる発展に向けて株主の皆
さまと情報を共有しつつ着実に歩んでまいります。今後の展開に、引き続きご期待ください。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下、資金という)は、前連結会計年度末に比べ、9億86百万円減少し、16億41百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は、以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、19億8百万円(前年同期比61百万円減)となりました。これは主に、法人税等の支払額が17億32百万円、棚卸資産の増加額が3億20百万円あった一方で、税金等調整前当期純利益が24億69百万円、減価償却費が4億29百万円、法人税等の還付額が3億16百万円、減損損失が2億68百万円あったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果支出した資金は、14億42百万円(前年同期比3億88百万円増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が15億52百万円あった一方で、長期貸付金の回収による収入が2億32百万円あったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果支出した資金は、14億84百万円(前年同期比2億15百万円減)となりました。これは主に、長期借入れによる収入が24億47百万円あった一方で、長期借入金の返済による支出が18億19百万円、配当金の支払額が15億32百万円、割賦債務の返済による支出が2億44百万円あったことによるものであります。
③ 販売の実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称 |
主な販売・サービスの名称など |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) (千円) |
前年同期比 (%) |
構成比 (%) |
ジュエリー・アート・オークション事業 |
ブライダルジュエリーの製造・販売、ブライダル関連サービス、美術品の販売等・アートオークションの運営等 |
19,339,341 |
2.4 |
91.7 |
ヘルス&ビューティー 事業 |
エステティックサロンの運営、化粧品及び健康食品等の製造・販売 |
1,331,109 |
△38.8 |
6.3 |
その他事業 |
クレジット事業、ゴルフ用品の製造・販売、関連スポーツ用品の開発・製造、ホテル・結婚式場の運営・リゾート開発事業 |
429,428 |
4.8 |
2.0 |
合 計 |
21,099,879 |
△1.7 |
100.0 |
(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
・財政状態の分析
(資産の部)
流動資産は、前連結会計年度末比10億61百万円減少(前連結会計年度末比8.1%減)し、120億43百万円となりました。これは主に、商品及び製品が2億70百万円増加した一方で、現金及び預金が9億50百万円並びに受取手形、売掛金及び契約資産が1億24百万円減少したことによるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末比6億58百万円増加(同7.1%増)し、99億48百万円となりました。これは主に、投資有価証券が2億73百万円、長期貸付金が1億69百万円及び繰延税金資産が1億34百万円減少した一方で、土地などの有形固定資産が11億37百万円増加したことによるものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末比4億2百万円減少(同1.8%減)し、219億91百万円となりました。
(負債の部)
流動負債は、前連結会計年度末比6億9百万円増加(前連結会計年度末比6.9%増)し、95億4百万円となりました。これは主に、短期借入金が2億43百万円減少した一方で、1年内返済予定の長期借入金が9億24百万円並びに支払手形及び買掛金が1億84百万円増加したことによるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末比4億81百万円減少(同11.7%減)し、36億20百万円となりました。これは主に、長期借入金が2億60百万円減少したことによるものであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末比1億28百万円増加(同1.0%増)し、131億24百万円となりました。
(純資産の部)
純資産は、前連結会計年度末比5億30百万円減少(前連結会計年度末比5.6%減)し、88億67百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する当期純利益が10億85百万円あった一方で、剰余金の配当が15億36百万円あったことによるものであります。
以上の結果、自己資本比率は39.4%(前連結会計年度末は41.2%)となりました。
・経営成績の分析
(売上高)
当連結会計年度における売上高は、前期と比べ3億63百万円減少し、210億99百万円(前期比1.7%減)となりました。ジュエリー・アート・オークション事業の業績は好調に推移し売上高は前期を上回ることができました。各報告セグメントの外部顧客に対する売上高の連結売上高に占める割合は、ジュエリー・アート・オークション事業が91.7%、ヘルス&ビューティー事業が6.3%、その他事業が2.0%となりました。
(売上総利益)
当連結会計年度における売上総利益は、前期と比べ1億41百万円増加し、136億83百万円(前期比1.0%増)となりました。また、売上総利益率は、前期に比べ1.8ポイント増加し、64.9%となりました。
(営業利益)
当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、主に地代家賃が増加し、前期と比べ5億81百万円増加し、108億19百万円(前期比5.7%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の営業利益は、前期と比べ4億40百万円減少し、28億64百万円(前期比13.3%減)となりました。
(経常利益)
当連結会計年度における営業外収益は、前期と比べ22百万円増加し、1億80百万円(前期比14.0%増)となりました。当連結会計年度における営業外費用は、前期と比べ38百万円増加し、130百万円(前期比42.7%増)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の経常利益は、前期と比べ4億56百万円減少し、29億15百万円(前期比13.5%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益)
当連結会計年度における特別利益は、固定資産売却益により2百万円(前期比200.0%増)となりました。
当連結会計年度における特別損失は、減損損失2億68百万円、投資有価証券売却損1億79百万円等により4億47百万円(前期比2.1%減)となりました。
以上の結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益は、前期と比べ6億41百万円減少し、10億85百万円(前期比37.1%減)となりました。
(1株当たり当期純利益)
当連結会計年度における1株当たり当期純利益(EPS)は、70.67円となり、前期の110.56円と比べ39.89円減少しました。株主重視の観点から、引き続き当該指標の向上に注力していきます。
(自己資本当期純利益率)
当連結会計年度における自己資本当期純利益率(ROE)は、12.1%となり、前期と比べ6.3ポイント減少しました。株主重視の観点から、引き続き当該指標の向上に注力していきます。
・2024年3月期の達成・進捗状況
2024年3月期の達成・進捗状況は以下のとおりの結果となりました。
|
2024年3月期(計画) |
2024年3月期(実績) |
計画比 |
売上高 |
20,500百万円 |
21,099百万円 |
599百万円 ( 2.9%増) |
営業利益 |
3,000百万円 |
2,864百万円 |
△135百万円 ( 4.5%減) |
経常利益 |
3,000百万円 |
2,915百万円 |
△84万円 ( 2.8%減) |
親会社株主に帰属する 当期純利益 |
1,500百万円 |
1,085百万円 |
△414百万円 ( 27.6%減) |
2024年3月期につきましては、主力のジュエリー・アート・オークション事業においてある程度の売上を確保致しましたが、ヘルス&ビューティー事業及びその他の事業の売上が減少し、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は業績予想値を下回る結果となり厳しい経営を余儀なくされました。
・次期の見通し
ジュエリー国内事業については、シェアの拡大を図る為地方都市への出店と既存店のリニューアルを推進し新規顧客の開拓を図ります。また、ブライダル関連媒体のWEB化が進んでいる為、更なるWEB集客の強化を図ってまいります。円安の影響もありダイヤモンド及び地金は仕入価格がアップしている為、経済情勢を踏まえた適切な価格転嫁と製造部門の強化を行い利益創出をしてまいります。海外事業については、台湾、香港においてより効果的な集客施策と販売スキルの底上げを行うことで、さらに売上の向上ができると考えております。
アート・オークション事業については、定期的なオークションの開催と日本で初めての試みとして百貨店にて本格的な「売ります買います」オークションを計画しております。また、海外においては有名オークションハウスとニューアート・エストウェストオークションズが業務提携しアジアオークション連合として積極的に事業を展開してまいります。
ヘルス&ビューティー事業については、ラ・パルレにて集客、接客、単価すべての分野で改善を実行しております。労働集約型産業として人材採用及び人財育成は最重要課題の為、有能な技術者の採用・育成をすすめると共に、商品単価の見直しと施術満足度の向上を実行してまいります。
クレジット事業においては、ヘルス&ビューティーのクレジットをすべて(100%)引き受ける体制構築を進めております。内製化が実現する事で確実に利益の出る体制を構築してまいります。
スポーツ事業においては、「CRAZY」ブランドで展開しているゴルフクラブの販路拡大とブランド開発研究所によるゴルフ用品全般の企画、開発を推進致します。ゴルフ用品の企画・開発を進める事でゼビオ・ヴィクトリア店への卸売上が向上し更なる売上拡大ができる事業であると考えております。
軽井沢リゾート開発事業においては、『K Forest』に続く第2の案件として、軽井沢本通りを挟んだ反対側の閑
静なエリアにある約2,500㎡もの敷地に大規模戸建物件(予定販売価格約2,000百万円)の建設、および中軽井沢北部にある隈研吾氏設計『野鳥の森山荘』の販売(予定販売価格約1,600百万円)を計画しております。更に第3の案件、中軽井沢エリアの土地(敷地面積9,466㎡)については3~5戸の戸建分譲を念頭に、着々と進行しています。
香港食肉事業においては、2024年4月30日に成功企業パートナー連合の第1号として香港で和牛を中心に業界No.1 の食肉等を販売する「Wah Full Group Limited」の株式30.8%を取得いたしました。今後2024年7月31日迄(予定)に70%までの取得を進めており株式の取得が完了する事でNEW ARTグループの収益の拡大に大きく寄与するものと考えております。
・当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因
「3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
・セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報
・キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
・当社グループの資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品の仕入、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。
投資を目的とした資金需要は、設備投資等によるものであります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としています。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としています。
なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は77億80百万円となっています。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は16億41百万円となりました。これらのいわゆる手元流動性残高につきましては、当社の財政状態及び金融環境に応じ変動しています。
③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、当連結会計年度末における資産、負債の報告金額及び収益、費用の報告金額に影響を与える見積り、判断及び仮定を使用することが必要となります。当社グループの経営陣は連結財務諸表作成の基礎となる見積り、判断及び仮定を過去の経験や状況に応じ合理的と判断される入手可能な情報により継続的に検証し、意思決定を行っております。しかしながら、これらの見積り、判断及び仮定は不確実性を伴うため、実際の結果と異なる場合があります。
連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。
セグメント情報
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
当社グループは国内外のジュエリー・アート・オークション事業及びヘルス&ビューティー事業を主な事業内容としており、関連する事業を法人化して、グループ運営を行っております。
したがって、当社グループはサービス内容・経済的特徴を考慮したうえで事業セグメントを集約し「ジュエリー・アート・オークション事業」、「ヘルス&ビューティー事業」、「その他事業」を報告セグメントとしております。
各セグメントの事業概要は以下のとおりであります。
セグメント区分 |
事業内容 |
ジュエリー・アート・オークション事業 |
ブライダルジュエリーの製造・販売、ブライダル関連サービス、 美術品の販売・アートオークションの運営等 |
ヘルス&ビューティー事業 |
エステティックサロンの運営、化粧品及び健康食品等の製造・販売 |
その他事業 |
クレジット事業、ゴルフ用品の製造・販売、関連スポーツ用品の開発・製造、ホテル・結婚式場の運営・リゾート開発事業 |
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と概ね同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値です。
セグメント間の内部収益及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
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|
(単位:千円) |
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報告セグメント |
調整額 (注)1 |
連結財務諸表計上額 (注)2 |
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ジュエリー・アート・オークション事業 |
ヘルス&ビューティー事業 |
その他事業 |
合計 |
||
売上高 |
|
|
|
|
|
|
顧客との契約から生じる収益 |
18,840,835 |
2,169,906 |
371,172 |
21,381,915 |
- |
21,381,915 |
その他の収益 (注)3 |
38,571 |
4,040 |
38,697 |
81,308 |
- |
81,308 |
外部顧客への売上高 |
18,879,406 |
2,173,947 |
409,869 |
21,463,223 |
- |
21,463,223 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
1,068 |
37,145 |
- |
38,214 |
△38,214 |
- |
計 |
18,880,475 |
2,211,092 |
409,869 |
21,501,438 |
△38,214 |
21,463,223 |
セグメント利益又は損失(△) |
3,980,976 |
△231,460 |
△67,103 |
3,682,413 |
△377,904 |
3,304,509 |
セグメント資産 |
12,140,158 |
1,142,390 |
4,718,131 |
18,000,681 |
4,393,601 |
22,394,283 |
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
238,288 |
51,733 |
21,592 |
311,613 |
27,252 |
338,866 |
のれんの償却額 |
30,722 |
- |
11,826 |
42,548 |
- |
42,548 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
141,645 |
50,090 |
594,950 |
786,686 |
122,329 |
909,016 |
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失の調整額は全社費用であります。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額には、各セグメントに配分していない全社資産4,731,107千円及びセグメント間債権債務消去△337,505千円を含んでおります。
(3)減価償却費の調整額は、各セグメントに配分していない全社資産に係る資産の減価償却であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、各セグメントに配分していない全社資産であります。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整しております。
3.その他の収益には、企業会計基準第10号「金融商品に関する会計基準」の範囲に含まれる金融商品に係る取引、企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」の範囲に含まれるリース取引等が含まれております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
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|
|
|
|
(単位:千円) |
|
|
報告セグメント |
調整額 (注)1 |
連結財務諸表計上額 (注)2 |
|||
|
ジュエリー・アート・オークション事業 |
ヘルス&ビューティー事業 |
その他事業 |
合計 |
||
売上高 |
|
|
|
|
|
|
顧客との契約から生じる収益 |
19,253,173 |
1,328,670 |
396,726 |
20,978,569 |
- |
20,978,569 |
その他の収益 (注)3 |
86,168 |
2,439 |
32,701 |
121,309 |
- |
121,309 |
外部顧客への売上高 |
19,339,341 |
1,331,109 |
429,428 |
21,099,879 |
- |
21,099,879 |
セグメント間の内部売上高又は振替高 |
965 |
41,000 |
26 |
41,992 |
△41,992 |
- |
計 |
19,340,307 |
1,372,110 |
429,454 |
21,141,872 |
△41,992 |
21,099,879 |
セグメント利益又は損失(△) |
3,907,816 |
△520,737 |
△99,023 |
3,288,055 |
△423,698 |
2,864,356 |
セグメント資産 |
13,222,654 |
872,329 |
5,441,766 |
19,536,749 |
2,454,844 |
21,991,594 |
その他の項目 |
|
|
|
|
|
|
減価償却費 |
340,088 |
30,362 |
31,972 |
402,423 |
26,638 |
429,061 |
のれんの償却額 |
30,722 |
- |
15,768 |
46,490 |
- |
46,490 |
有形固定資産及び無形固定資産の増加額 |
645,216 |
12,233 |
906,173 |
1,563,622 |
7,077 |
1,570,700 |
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント利益又は損失の調整額は全社費用であります。全社費用は主に報告セグメントに帰属しない一般管理費であります。
(2)セグメント資産の調整額には、各セグメントに配分していない全社資産2,754,720千円及びセグメント間債権債務消去△299,876千円を含んでおります。
(3)減価償却費の調整額は、各セグメントに配分していない全社資産に係る資産の減価償却であります。
(4)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、各セグメントに配分していない全社資産であります。
2.セグメント利益又は損失は、連結損益計算書の営業利益と調整しております。
3.その他の収益には、企業会計基準第10号「金融商品に関する会計基準」の範囲に含まれる金融商品に係る取引、企業会計基準第13号「リース取引に関する会計基準」の範囲に含まれるリース取引等が含まれております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
ジュエリー・アート・オークション事業 |
ヘルス&ビューティー事業 |
その他事業 |
合 計 |
減損損失 |
- |
187,280 |
- |
187,280 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
ジュエリー・アート・オークション事業 |
ヘルス&ビューティー事業 |
その他事業 |
合 計 |
減損損失 |
20,211 |
207,626 |
40,707 |
268,545 |
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
ジュエリー・アート・オークション事業 |
ヘルス&ビューティー事業 |
その他事業 |
合 計 |
当期償却額 |
30,722 |
- |
11,826 |
42,548 |
当期末残高 |
138,251 |
- |
145,856 |
284,108 |
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
|
|
|
|
(単位:千円) |
|
ジュエリー・アート・オークション事業 |
ヘルス&ビューティー事業 |
その他事業 |
合 計 |
当期償却額 |
30,722 |
- |
15,768 |
46,490 |
当期末残高 |
107,528 |
- |
130,088 |
237,617 |
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
該当事項はありません。