2024年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長  浦 壁 俊 光 (61歳) 議決権保有率 0.05%

略歴

1988年4月

東日本旅客鉄道㈱入社

2008年5月

同社横浜支社設備部担当部長

2009年12月

同社鉄道事業本部電気ネットワーク部次長

2015年2月

同社鉄道事業本部首都圏輸送システム変革戦略プロジェクト担当部長

2017年6月

同社総合企画本部技術企画部長

2018年6月

同社技術イノベーション推進本部長

2019年6月

同社執行役員技術イノベーション推進本部統括

2022年6月

当社上席執行役員、技術開発本部副本部長、産業機器システム部・産業機器製造部担当

2023年6月

当社専務取締役 上席執行役員 経営統括部長

2024年6月

当社代表取締役社長、経営統括部担当(現)

所有者

 

(5) 【所有者別状況】

2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

1

9

16

46

17

1

1,619

1,709

所有株式数
(単元)

811

48,739

1,375

58,583

6,038

2

64,501

180,049

13,100

所有株式数の割合(%)

0.4

27.1

0.8

32.5

3.4

0.0

35.8

100.0

 

(注) 自己株式227,069株は「個人その他」の欄に2,270単元及び「単元未満株式の状況」に69株を含めて記載しております。

 

役員

 

(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

男性9名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

取締役会長

佐藤 盛三

1958年8月26日生

1982年4月

日本国有鉄道入社

2003年2月

東日本旅客鉄道㈱高崎支社設備部長

2005年6月

同社総合企画本部投資計画部次長

2007年5月

同社設備部次長

2012年6月

同社東京電気システム開発工事事務所長

2015年6月

東日本電気エンジニアリング㈱入社

2015年12月

同社常務取締役技術本部長

2019年6月

当社専務取締役、品質管理部担当

2020年6月

当社代表取締役社長、品質管理部担当

2024年6月

当社取締役会長(現)

注3

31

代表取締役社長
経営統括部担当

浦壁 俊光

1963年1月5日生

1988年4月

東日本旅客鉄道㈱入社

2008年5月

同社横浜支社設備部担当部長

2009年12月

同社鉄道事業本部電気ネットワーク部次長

2015年2月

同社鉄道事業本部首都圏輸送システム変革戦略プロジェクト担当部長

2017年6月

同社総合企画本部技術企画部長

2018年6月

同社技術イノベーション推進本部長

2019年6月

同社執行役員技術イノベーション推進本部統括

2022年6月

当社上席執行役員、技術開発本部副本部長、産業機器システム部・産業機器製造部担当

2023年6月

当社専務取締役 上席執行役員 経営統括部長

2024年6月

当社代表取締役社長、経営統括部担当(現)

注3

9

専務取締役
品質管理部・産業機器システム部・産業機器製造部担当

宇佐美 芳夫

1962年8月18日生

1985年4月

当社入社

2007年4月

技術生産本部第二技術部長

2013年6月

執行役員 技術生産本部浅川事業所副事業所長、検査部長

2019年6月

上席執行役員 技術生産本部長、資材部・工事保全部・技術管理部・海外システム技術部・浅川事業所担当

2021年6月

常務取締役 上席執行役員 技術生産本部長、資材部・工事保全部・技術管理部・第一技術部・メカトロ技術部・海外システム技術部担当

2024年6月

専務取締役、品質管理部・産業機器システム部・産業機器製造部担当(現)

注3

17

 

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

取締役

二村 浩一

1963年4月25日生

1994年4月

弁護士登録(第一東京弁護士会)、山下・柘法律事務所(現 山下・柘・二村法律事務所)入所

1998年4月

同社パートナー弁護士

2011年4月

第一東京弁護士会監事

2011年6月

当社監査役、独立役員

2015年4月

山下・柘・二村法律事務所代表弁護士(現)

2016年6月

当社取締役、独立役員(現)

注3

取締役

越前 和久

1963年5月22日生

1987年4月

東日本旅客鉄道㈱入社

2018年7月

同社東京電気システム開発工事事務所工事管理室長

2020年2月

同社東京電気システム開発工事事務所次長

2022年6月

同社電気システムインテグレーシ ョンオフィスプロジェクト推進部信号ユニットリーダー

2023年6月

日本電設工業㈱鉄道統括本部信号第二部 施工管理部長

当社取締役(現)

2023年10月

同社執行役員鉄道統括本部副本部長(現)

注3

取締役

松田 邦夫

1958年1月17日生

1980年4月

日本銀行入行

1993年5月

同行営業局調査役

1998年6月

同行フランクフルト事務所長

2002年5月

同行長崎支店長

2004年3月

(公財)国際金融情報センター出向

総務部長

2007年4月

日本銀行大阪支店副支店長

2009年5月

預金保険機構出向

預金保険部長

2011年10月

日本銀行検査室検査役

2012年7月

セントラル短資FX㈱顧問

2013年6月

同社代表取締役社長

2023年6月

当社取締役、独立役員(現)

注3

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(千株)

常勤監査役

千田 哲也

1961年6月7日生

1987年4月

日本電設工業㈱入社

2011年6月

同社財務部長

2015年10月

同社経営企画本部経営企画部長

2017年6月

当社出向

執行役員経営統括部長、グループ経営推進部長、子会社担当

2021年10月

当社入社

執行役員経営統括部長、経営企画部長、グループ経営推進部長、子会社担当

2023年6月

当社監査役(現)

注4

3

監査役

水上 渉

1960年2月12日生

1983年4月

日本電設工業㈱入社

2007年4月

同社情報通信本部総務部長

2010年6月

同社本店総務部長

2012年6月

同社本店人事部長

2015年6月

同社東北支店経営企画部長

2017年6月

同社本店経営企画本部経営企画部長

2019年6月

同社取締役常勤監査等委員(現)

2021年6月

当社監査役(現)

注5

監査役

鈴木 盛文

1965年4月21日生

1988年4月

㈱東海銀行入行

2011年5月

㈱三菱東京UFJ銀行浄心支社長

2013年5月

同行厚木支社長

2015年5月

同行融資部臨店指導室

2018年6月

日本リーテック㈱出向

鉄道本部

2018年7月

同社鉄道本部中央支店担当部長

2019年4月

同社入社

鉄道本部中央支店担当部長

2019年7月

同社本店総務部担当部長

2022年6月

同社本店総務部長

2023年6月

同社執行役員本店総務部長、財務部長、コンプライアンス担当

当社監査役(現)

2024年6月

同社執行役員本店総務部長、財務部長(現)

注4

 

 

 

 

60

 

 

 

(注) 1  取締役 二村浩一、越前和久、松田邦夫は、社外取締役であります。

2  監査役 水上渉、鈴木盛文は、社外監査役であります。

3  取締役の任期は、2023年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4  監査役の任期は、2023年3月期に係る定時株主総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

5  監査役の任期は、2021年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

 

 

6  当社では、取締役会の一層の活性化を促し、取締役会の意思決定・業務執行の監督機能と業務執行機能を明確に区分し、経営効率の向上を図るために執行役員制度を導入しております。執行役員は以下の9名で構成されております。

職名

氏名

上席執行役員 事務統括部長、内部統制室長

乙部 克巳

上席執行役員 開発本部長

小牧 亨

上席執行役員 技術本部長、第二技術部長

西牧 英雄

執行役員 生産本部長、浅川事業所長

吉田 智仙

執行役員 営業本部長、海外営業部長

樋浦 昇

執行役員 財務統括部長

山田 喜嗣

執行役員 営業本部副本部長、営業推進部長

近藤 俊光

執行役員 工事本部長、工事保全部長

保苅 伸一

執行役員 技術本部副本部長、第一技術部長

寺田 貴行

 

 

7  当社は、法令に定める監査役の員数を欠くことになる場合に備え、会社法第329条第3項に定める補欠監査役1名を選任しております。補欠監査役の略歴は次のとおりであります。

氏名

生年月日

略歴

所有株式数

(千株)

岩﨑 俊隆

1958年4月10日

1981年4月

日本電設工業㈱入社

9

2006年6月

同社北海道支店総務部長

2008年6月

同社本店人事部長

2011年4月

同社西日本統括本部総務部長

2013年4月

同社本店総務部長

2015年10月

同社執行役員西日本統括本部中国支店長

2017年6月

同社常務取締役

2019年6月

当社監査役

 

 

 

② 社外役員の状況

当社は3名の社外取締役を選任しております。

二村浩一氏は、弁護士としての専門的見地から企業法務に関して高い実績をあげられており、経営に関する高い見識を有しております。取締役会においては、主に、弁護士としての豊富な経験と幅広い見識に基づいて、企業法務や経営などの幅広い観点から、問題提起や意思表明を適宜行うなど、経営を監督する役割を担っていただいております。引き続き同氏の経験等を当社の経営の監督に活かしていただけるものと期待し、取締役として選任しております。また、当人については、当社経営陣からの独立性に疑われるような属性等は存在せず、一般株主と利益相反が生じるおそれのある者ではないとの認識から独立役員として指定し、東京証券取引所に届け出ております。

越前和久氏は当社の主要株主である日本電設工業株式会社の使用人であります。日本電設工業株式会社と当社との間には、年間4億65百万円(2024年3月期実績)の取引が存在しております。また、過去において当社製品の販売先である東日本旅客鉄道株式会社の使用人でありました。東日本旅客鉄道株式会社と当社との間には、年間65億99百万円(2024年3月期実績)の取引が存在しております。また、当人については、東日本旅客鉄道株式会社で長年の勤務経験があり、鉄道会社での豊富な経験と実績により培われた知見に基づく幅広い観点から、当社の経営に対し的確な助言をいただけるものと判断し、同氏の経験等を当社の経営体制に活かしていただくため、取締役として選任しております。

松田邦夫氏は、日本銀行、セントラル短資FX株式会社での長年の勤務経験があり、経営と金融等に関する相当程度の知見を有しております。当社の経営に対し的確な助言をいただけるものと判断し、専門的な知識・経験等を当社の経営体制に活かしていただくため、取締役として選任しております。また、当人については、当社経営陣からの独立性に疑われるような属性等は存在せず、一般株主と利益相反が生じるおそれのある者ではないとの認識から独立役員として指定し、東京証券取引所に届け出ております。

3名の社外取締役は、長年にわたる豊富な経験や高い見識を持ち、当社の経営陣から独立した中立的な立場から経営判断が会社内部者の論理に偏ることがないようにチェック機能を担っていただき経営に対して的確な助言をいただけることを期待しております。

当社は2名の社外監査役を選任しております。

水上渉氏は当社の主要株主である日本電設工業株式会社の取締役常勤監査等委員であります。日本電設工業株式会社と当社との間には、年間4億65百万円(2024年3月期実績)の取引が存在しております。また、当人については、日本電設工業株式会社管理・財務・経営企画部門での勤務経験があり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。専門的な知識・経験等を当社の監査体制に活かしていただくため適任であると判断しております。

鈴木盛文氏は当社製品の販売先である日本リーテック株式会社の執行役員であります。日本リーテック株式会社と当社との間には、年間2億円(2024年3月期実績)の取引が存在しております。また、当人については、株式会社三菱UFJ銀行、日本リーテック株式会社での長年の勤務経験があり、金融及び総務等に関する相当程度の知見を有しております。専門的な知識・経験等を当社の監査体制に活かしていただくため適任であると判断して選任しております。

2名の社外監査役は、長年にわたる豊富な経験や高い見識を持ち、取締役会に対して有益なアドバイスを行うとともに、当社の経営執行等の適法性について、独立した立場から客観的・中立的な監視を行うことができるものと考えております。

当社には、社外取締役・社外監査役を選任するための基準又は方針はありませんが、選任にあたっては東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております。

 

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役は取締役会にて、独立した立場から経営への監督と監視を的確かつ有効に行い、意思決定の妥当性・適当性を確保しつつ、それぞれ客観的な視点から活発に意見を述べております。

社外監査役に関しても、監査役会が定めた監査の方針、職務の分担等に従い、内部統制部門と連携の上、業務を円滑に遂行できる体制としており、取締役会への出席に際しては、取締役の職務執行を監視するとともに、必要に応じて意見を述べております。

監査役会は、会計監査人が独立的立場を保持し、かつ適正な監査を実施しているかを監査及び検証するとともに、会計監査人より、職務執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を受けることで、会計監査人の監査方法及び結果が相当であることを確認しております。また監査役会と会計監査人は、適宜意見交換を行い、会計監査が有効に機能し、適正に行われていることを確認しております。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有
割合(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 大同電興株式会社

東京都
杉並区

20,000

鉄道信号
関連事業

100.0

当社の鉄道信号の保守及び修繕等、設置工事を行っております。
役員の兼任……1名

 大同信号電器株式会社

福島県
石川郡
浅川町

12,000

鉄道信号
関連事業

100.0

当社の鉄道信号関係部品の調達、委託製造を行っております。
なお、当社より建物を賃借しております。
役員の兼任……0名

 大同信号化工株式会社

福島県
石川郡
浅川町

60,000

産業用機器
関連事業

100.0

当社の電気信号関係部品の調達、委託製造を行っております。
なお、当社より建物を賃借しております。
役員の兼任……0名

 大同テクノサービス

  株式会社

東京都
大田区

10,000

鉄道信号
関連事業

100.0

当社の鉄道信号保安装置等の製造・販売に対する業務受託を行っております。
役員の兼任……0名

 株式会社三工社
(注)3,4

東京都
渋谷区

450,000

鉄道信号
関連事業

54.4

当社と研究開発・技術・製造・営業等の協力及び資本提携を内容とする資本業務提携契約を締結しております。
役員の兼任……1名

 

(注) 1  主要な事業の内容欄には、セグメント情報の名称を記載しております。

2  上記の会社は有価証券届出書又は有価証券報告書を提出しておりません。

3  特定子会社であります。

4  株式会社三工社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

   当事業年度の主要な損益情報等 ①売上高        5,179,044千円

                  ②経常利益       338,518千円

                  ③当期純利益      5,488千円

                  ④純資産額      6,847,464千円

                  ⑤総資産額     9,309,465千円

 

沿革

 

2 【沿革】

当社は1929年11月鉄道信号機器の製造、修理、販売及びこれに付帯する工事を営業種目として創業しました。1944年3月戦時体制下の企業整備の趣旨に基づき㈱京三製作所と合併いたしました。1949年12月企業再建整備法に基づき、福島県浅川町に操業中の浅川工場を主体に㈱京三製作所より分離独立しました。

その後の主な沿革は次のとおりであります。

 

年月

概要

1954年4月

大阪市福島区に大阪出張所(現 大阪支店)を開設。

1954年11月

名古屋市に名古屋出張所を開設。

1956年12月

東京都大田区に東京工場を開設。

1959年12月

子会社大同電器株式会社(現 大同信号電器株式会社 連結子会社)を設立。

1962年9月

東京証券取引所市場第二部に上場。

1963年6月

本社所在地を東京都中央区より大田区に移転、なお同日中央区に東京事務所を開設。

1964年4月

北九州市に門司出張所を開設。

1966年4月

仙台市に東北出張所を開設。

1968年6月

子会社大同化工株式会社(現 大同信号化工株式会社 連結子会社)を設立。

1972年7月

高松市に高松出張所を開設。

1973年2月

広島市に広島出張所を開設。

1973年4月

札幌市に札幌出張所を開設。

1976年5月

子会社大同電興株式会社(現 連結子会社)を設立。

1979年7月

新潟市に新潟出張所を開設。

1984年4月

産業機器システム事業部を新設。

1987年3月

金沢市に金沢営業所を開設。

 

札幌、東北、名古屋、高松、門司の各出張所をそれぞれ北海道、東北、中部、四国、

 

九州支社に改称。新潟、広島の各出張所をそれぞれ新潟、広島営業所に改称。

1992年10月

子会社大同テクノサービス株式会社(現 連結子会社)を設立。

1996年4月

高崎市に高崎営業所を開設。

1998年4月

水戸市に水戸営業所を開設。

1999年7月

子会社株式会社大同システムズを設立。

2002年10月

九州支社を北九州市から福岡市へ移転。

2003年4月

秋田市に秋田営業所を開設。

2004年4月

千葉市に千葉営業所を開設。

2004年10月

盛岡市に盛岡営業所を開設。

2005年5月

長野市に長野営業所を開設。

2006年8月

東京事務所を本社所在地に移転。

2010年4月

子会社大同テクノサービス株式会社は子会社株式会社大同システムズを吸収合併。

2011年7月

株式取得により株式会社三工社を連結子会社化。

2012年3月

本社所在地を東京都大田区より港区に移転。

2013年4月

山梨県中央市に甲府支所を開設。

2016年5月

東京工場を山梨県中央市に移転し、産業機器製造部に改称。

2018年4月

盛岡市に盛岡支所を開設。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。