2023年12月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長  保 科 雅 彦 (64歳) 議決権保有率 0.78%

略歴

1982年4月

当社入社

2003年2月

当社国内営業担当部長

2003年3月

当社取締役 営業部長

2011年3月

㈱小田原オートメーション長岡取締役
(現任)

2013年11月

ローヤル電機㈱取締役

2013年11月

㈱多賀製作所取締役(現任)

2015年3月

㈱小田原オートメーション長岡代表取締役社長

2015年3月

Odawara Automation Inc. Secretary

2016年10月

当社常務取締役兼管理部長

2018年3月

当社専務取締役兼管理部長

2020年1月

Odawara Automation Deutschland GmbH

Geschaftsfuhrer(現任)

2020年3月

当社代表取締役副社長

2021年3月

当社代表取締役社長(現任)

2022年3月

ローヤル電機㈱代表取締役会長(現任)

2023年4月

Odawara Automation Inc.CEO(現任)

2023年6月

小田原機械工程(広州)有限公司董事長(現任)

所有者

 

(5) 【所有者別状況】

2023年12月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

7

27

61

31

5

3,661

3,792

所有株式数
(単元)

4,727

2,029

12,792

1,426

167

42,613

63,754

17,336

所有株式数
の割合(%)

7.41

3.18

20.07

2.24

0.26

66.84

100.00

 

(注)  自己株式701,412株は「個人その他」に7,014単元及び「単元未満株式の状況」に12株を含めて記載しております。

 

役員

 

(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

 

男性10名 女性0名 (役員のうち女性の比率0%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数
(千株)

代表取締役社長
兼 営業部長

保 科 雅 彦

1960年2月1日生

1982年4月

当社入社

2003年2月

当社国内営業担当部長

2003年3月

当社取締役 営業部長

2011年3月

㈱小田原オートメーション長岡取締役
(現任)

2013年11月

ローヤル電機㈱取締役

2013年11月

㈱多賀製作所取締役(現任)

2015年3月

㈱小田原オートメーション長岡代表取締役社長

2015年3月

Odawara Automation Inc. Secretary

2016年10月

当社常務取締役兼管理部長

2018年3月

当社専務取締役兼管理部長

2020年1月

Odawara Automation Deutschland GmbH

Geschaftsfuhrer(現任)

2020年3月

当社代表取締役副社長

2021年3月

当社代表取締役社長(現任)

2022年3月

ローヤル電機㈱代表取締役会長(現任)

2023年4月

Odawara Automation Inc.CEO(現任)

2023年6月

小田原機械工程(広州)有限公司董事長(現任)

(注)3

50

取締役機械設計部長

岩 本 知 巳

1966年1月19日生

1989年4月

当社入社

2016年10月

当社設計部部長代理(機械設計担当)

2018年4月

当社執行役員機械設計部長

2021年3月

当社取締役機械設計部長(現任)

2022年3月

㈱小田原オートメーション長岡取締役

(現任)

2023年4月

Odawara Automation Inc.Director(現任)

(注)3

4

取締役

津 川 晃 弘

1981年12月16日生

2005年2月

㈲オアサムヒーロー(現 ㈱オアサムヒーロー)代表取締役(現任)

2012年12月

㈱小田原鉄工所代表取締役(現任)

2015年3月

当社監査役

2022年3月

当社取締役(現任)

(注)3

370

取締役製造部長

大 森 要 司

1970年10月20日生

1993年4月

当社入社

2020年4月

当社執行役員製造部長

2021年3月

㈱小田原オートメーション長岡取締役

2022年3月

当社取締役製造部長(現任)

2023年6月

小田原機械工程(広州)有限公司董事
(現任)

2024年3月

㈱小田原オートメーション長岡代表取締役社長(現任)

(注)3

2

取締役電気設計部長

長 谷 川 紳 也

1973年2月8日生

1995年4月

当社入社

2016年10月

当社設計部部長代理(電気設計担当)

2018年4月

当社執行役員電気設計部長

2022年3月

㈱多賀製作所取締役

2022年3月

当社取締役電気設計部長(現任)

2023年3月

㈱多賀製作所代表取締役社長(現任)

2023年6月

小田原機械工程(広州)有限公司董事
(現任)

(注)3

5

取締役

田 尾 啓 一

1951年2月25日生

1973年4月

三井情報開発㈱入社

1980年11月

等松・青木監査法人(現 有限責任監査法人トーマツ)入所

1983年3月

公認会計士登録

1995年6月

同法人代表社員

1997年1月

デロイトトーマツコンサルティング㈱(現 アビームコンサルティング㈱)執行役員

2004年4月

立命館大学大学院教授

2016年3月

当社取締役(現任)

(注)3

2

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有

株式数
(千株)

取締役

岡 田 芳 明

1960年10月18日生

1988年10月

ピート・マーウィック・ミッチェル会計士事務所(現 有限責任あずさ監査法人)

入所

1992年3月

公認会計士登録

1992年5月

税理士登録

1992年5月

岡田芳明公認会計士・税理士事務所開設、同所長

2008年6月

新日本監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)シニアパートナー

2015年7月

税理士法人日本綜研理事長(現任)

2015年7月

日本ヘルスケア・マーケティング㈱代表取締役(現任)

2016年10月

日本ウェルス・マネジメント㈱代表取締役(現任)

2020年3月

当社取締役(現任)

(注)3

3

常勤監査役

田 中 耕 一 郎

1965年7月6日生

1987年10月

サンワ・等松青木監査法人(現 有限責任監査法人トーマツ)入所

1991年3月

公認会計士登録

2003年12月

監査法人トーマツ コーポレートファイナンス部(現デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社)パートナー、取締役・執行役員

2005年2月

税理士登録

2014年7月

田中総合会計事務所開設、同所長(現任)

2017年3月

当社監査役

2019年3月

ローヤル電機㈱監査役(現任)

2019年3月

㈱多賀製作所監査役(現任)

2019年3月

当社常勤監査役(現任)

2019年3月

㈱小田原オートメーション長岡監査役

(現任)

2023年6月

小田原機械工程(広州)有限公司監事
(現任)

(注)4

1

常勤監査役

古 室 正 充

1956年6月4日生

1979年4月

等松・青木監査法人(現 有限責任監査法人トーマツ)入所

1985年2月

公認会計士登録

1996年10月

㈱トーマツ環境研究所取締役

1997年10月

同社代表取締役社長

2006年3月

トーマツイノベーション㈱(現 ALL DIFFERENT㈱)代表取締役社長

2018年10月

古室正充公認会計士事務所開設、同所長

(現任)

2022年3月

当社監査役

2023年3月

ローヤル電機㈱監査役(現任)

2023年3月

㈱多賀製作所監査役(現任)

2023年3月

当社常勤監査役(現任)

(注)4

監査役

石 原   修

1960年2月17日生

1987年4月

東京弁護士会登録
西村眞田法律事務所入所

1990年10月

TMI総合法律事務所入所

1997年4月

同事務所パートナー(現任)

2004年1月

最高裁判所司法研修所民事弁護教官

2010年3月

当社監査役(現任)

(注)4

1

438

 

(注) 1  取締役 田尾啓一及び岡田芳明は、社外取締役であります。

2 常勤監査役 田中耕一郎及び古室正充並びに監査役 石原 修は社外監査役であります。

3 取締役の任期は、2023年12月期に係る定時株主総会の終結の時から2025年12月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4 監査役の任期は、2022年12月期に係る定時株主総会の終結の時から2026年12月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

 

② 社外役員の状況

当社は、企業行動の透明性を一層高めるために、社外取締役2名、社外監査役3名を選任しております。

なお、当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための基準または方針として明確に定めたものはありませんが、その選任に際しては、経歴や当社との関係を踏まえて、当社経営陣から独立した立場で社外役員としての職務を遂行できる十分な独立性が確保できることを個別に判断しております。

当社と社外取締役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係につきましては、田尾啓一氏は当社株式を2千株所有しており、岡田芳明氏は当社株式を3千株所有しております。その他、当社と各社外取締役との間に特別な利害関係はありません。

また、当社と社外監査役との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係につきましては、当社株式を田中耕一郎氏は1千株、石原 修氏は1千株を所有しており、古室正充氏は当社株式を所有しておりません。

なお、田中耕一郎氏は連結子会社である株式会社小田原オートメーション長岡、株式会社多賀製作所及びローヤル電機株式会社の監査役、並びに小田原機械工程(広州)有限公司の監事を兼務しており、古室正充氏は連結子会社である株式会社多賀製作所及びローヤル電機株式会社の監査役を兼務しております。また、弁護士である石原 修氏の所属する弁護士事務所に対し、一般的な顧問契約に基づいた報酬の支払いを行っております。その他、当社と各社外監査役の間に特別な利害関係はありません。

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役は、取締役会に出席し内部監査、監査役監査及び会計監査について報告を受けるとともに、経営陣から独立した立場で取締役会をはじめとした重要会議に出席し、経営の監督を行っているほか、適宜、取締役や監査役、内部監査室などとの意見交換等を行い緊密な連携を図っております。

社外監査役は、取締役会や監査役会へ出席し、内部監査室や会計監査人からの報告収受をはじめとする法律上の権限行使のほか、内部監査室と内部統制の整備と運用について定例的に協議するとともに、必要に応じて各事業場への往査を行うなど、監査役監査が実効的に行われることを確保するための体制を整えております。また、監査役、内部監査室、会計監査人が定期にあるいは必要に応じて監査計画と結果について情報共有を図りながら、効果的かつ効率的な監査の実施に努めております。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金

又は出資金

主要な事業
の内容

議決権の所有割合
(%)

関係内容

役員の
兼任等
(名)

営業上
の取引

設備の
賃貸借

(連結子会社)

株式会社小田原
オートメーション長岡

新潟県
長岡市

30百万円

巻線機事業

 100.0

4

生産委託、製品・半製品の仕入等

建物・土地・機械装置等の賃貸

Odawara Automation
Inc.

米国
オハイオ州
ティップ市

289千米ドル

巻線機事業

 100.0

2

生産委託、当社製品の販売等

Odawara Automation
Deutschland GmbH

独国

ミュンヘン

25千ユーロ

巻線機事業

100.0

1

当社製品の販売等

小田原機械工程(広州)
有限公司

中国広東省
広州市

1,500千元

巻線機事業

100.0

4

当社製品の販売等

 

株式会社多賀製作所

神奈川県
足柄上郡
松田町

99百万円

巻線機事業

 100.0

4

生産委託、製品・半製品の仕入等

建物等の
賃貸

楽耀電機貿易(深圳)
有限公司

中国広東省
深圳市

1,000千元

巻線機事業

 100.0

 (100.0)

当社製品の販売等

ローヤル電機株式会社

東京都港区

480百万円

送風機・住設関連事業

  100.0

3

生産委託、製品・半製品の仕入等

ローヤルテクノ
株式会社

群馬県
太田市

10百万円

送風機・住設関連事業

 100.0

 (100.0)

楽揚電機(香港)
有限公司

中国香港

4百万香港ドル

送風機・住設関連事業

 100.0

 (100.0)

1

楽揚電機(深圳)
有限公司

中国広東省
深圳市

4,600千米ドル

送風機・住設関連事業

 100.0

 (100.0)

 

(注)1 「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。

2 「議決権の所有割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数であります。

3 株式会社小田原オートメーション長岡、Odawara Automation Inc.、ローヤル電機株式会社及び楽揚電機(深圳)有限公司は、特定子会社に該当いたします。

4 Odawara Automation Inc.については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

  主要な損益情報等  ①  売上高              2,111百万円

                      ②  経常利益               266  〃

                      ③  当期純利益             202  〃

                      ④  純資産額             1,050  〃

                      ⑤  総資産額            1,522  〃

5 ローヤル電機株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。

  主要な損益情報等  ①  売上高              4,446百万円

                      ②  経常利益                88  〃

                      ③  当期純損失            291  〃

                      ④  純資産額             3,301  〃

                      ⑤  総資産額             4,208  〃

沿革

 

2 【沿革】

当社(1979年5月21日設立、1990年6月26日に商号を寿自動車工業株式会社から株式会社小田原エンジニアリングに変更、1990年7月3日に本店を神奈川県川崎市から神奈川県小田原市に移転、株式の額面金額50円)は、株式会社小田原エンジニアリング(1979年10月15日設立、本店所在地・神奈川県足柄上郡松田町)の株式の額面金額を変更するため1991年1月1日を合併期日として同社を吸収合併し、同社の資産、負債及び権利義務の一切を引き継ぎましたが、合併前の当社は休業状態にあり、合併後において被合併会社の営業活動を全面的に継承いたしました。

従って、実質上の存続会社は、被合併会社である株式会社小田原エンジニアリング(神奈川県足柄上郡松田町所在)であるため、本報告書の記載事項につきましては、実質上の存続会社について記載しております。

なお、事業年度の期数は、実質上の存続会社の期数を表示しております。

当社は1979年10月株式会社小田原鉄工所(1950年10月有限会社小田原鉄工所設立、1953年1月株式会社小田原鉄工所に改組)の電装事業部から分離・独立して資本金1,000万円で設立されたもので、会社設立以降の主な変遷は以下の表のとおりであります。

年月

事項

1979年10月

株式会社小田原鉄工所から分離・独立して資本金1,000万円で神奈川県足柄上郡開成町吉田島4289番地に株式会社小田原エンジニアリングを設立。

1980年7月

生産力増強のため、本社組立工場を増築。

1986年5月

米国に100%子会社であるOdawara America Corp.を設立。

1986年11月

同業者である米国OTT-A-MATIC INC.を買収し、Odawara Automation Inc.に社名変更。

1988年4月

生産力増強のため、新潟県長岡市に100%子会社である株式会社小田原オートメーション長岡を設立。

1989年4月

株式会社小田原鉄工所から賃借していた本社工場の土地、建物を同社から一括購入。

1989年6月

業務拡大のため、本社工場の隣接地に事務所棟増築。

1990年4月

事業拡大のため、米国Odawara Automation Inc.の本社工場を新築、移転。

1991年1月

株式会社小田原エンジニアリング(神奈川県小田原市所在、形式上の存続会社)は、株式会社小田原エンジニアリング(神奈川県足柄上郡開成町所在、実質上の存続会社)を株式の額面金額変更のため吸収合併。

1991年3月

本店を神奈川県小田原市から神奈川県足柄上郡開成町へ移転。

1991年4月

生産力増強のため、株式会社小田原オートメーション長岡の工場増築。

1991年7月

株式を日本証券業協会の店頭売買銘柄として登録。

1995年3月

生産能力増強のため、工場用地を本社工場の近隣に取得。

1996年7月

米国Odawara Automation Inc.を100%子会社とする。

1996年11月

生産能力増強のため、米国Odawara Automation Inc.の本社組立工場を増築。

2003年8月

中華人民共和国上海市に日本小田原机械工程株式会社上海代表処(上海事務所)を開設。

2004年12月

日本証券業協会の店頭銘柄より、ジャスダック証券取引所に上場換えする。

2009年12月

米国Odawara America Corp.とOdawara Automation Inc.を合併、存続会社をOdawara Automation Inc.とする。

2010年4月

ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。

2010年10月

大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2010年12月

中華人民共和国広東省広州市に日本小田原机械工程株式会社広州代表処(広州事務所)を開設。

2013年3月

生産能力増強、大型設備対応、IT機能強化による業務効率向上等のため、神奈川県足柄上郡松田町に土地建物を取得し、その後建物の改修、増築を進める。

2013年7月

東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2013年9月

ローヤル電機株式会社及びその子会社を株式公開買付けにより連結子会社とし、モーター用巻線設備に、コイル用巻線設備を加えた「巻線機事業」、「送風機・住設関連事業」を新たな中核事業とする。

 

 

年月

事項

2013年10月

本店を神奈川県足柄上郡開成町から神奈川県足柄上郡松田町へ移転。

2014年4月

本社工場エントランス棟及び組立工場を竣工。

2016年6月

株式交換により、ローヤル電機株式会社を100%子会社とする。

2017年5月

ドイツ連邦共和国ミュンヘンに、ドイツ駐在員事務所を開設。

2019年11月

生産能力増強、大型設備対応等のため、本社工場敷地内にメイン工場を竣工。

2020年1月

ドイツ駐在員事務所を閉鎖し、100%子会社であるOdawara Automation Deutschland GmbHを設立。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所スタンダード市場に株式を上場。

2023年6月

中華人民共和国広東省広州市に、100%子会社である小田原機械工程(広州)有限公司を設立。