2023年11月期有価証券報告書より

事業内容

セグメント情報
セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります

産業用機能フィルター・コンベア事業 電子部材・フォトマスク事業 環境・水処理関連事業 不動産賃貸事業
  • セグメント別売上構成
  • セグメント別利益構成 セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
  • セグメント別利益率

最新年度

セグメント名 セグメント別
売上高
(百万円)
売上構成比率
(%)
セグメント別
利益
(百万円)
利益構成比率
(%)
利益率
(%)
産業用機能フィルター・コンベア事業 18,498 66.1 769 39.4 4.2
電子部材・フォトマスク事業 4,165 14.9 370 18.9 8.9
環境・水処理関連事業 4,292 15.3 27 1.4 0.6
不動産賃貸事業 1,046 3.7 787 40.3 75.2

事業内容

 

3 【事業の内容】

当社の企業集団は、当社、子会社22社および関連会社3社で構成されております。主要な事業活動は、産業用機能フィルター・コンベア事業(紙・パルプ抄造用網、各種工業用特殊網)、電子部材・フォトマスク事業であります。

2023年11月30日現在の当社グループの事業に係る位置づけは次の通りであります。

(産業用機能フィルター・
コンベア事業)

紙・パルプ抄造用網の製造・販売は、主として当社、FILCON FABRICS & TECHNOLOGY CO.,LTD.(タイ王国)、斉藤特殊金網㈱が行っておりますが、北米地区の販売については、Filcon America,Inc.が行っております。また、欧州地区の販売については、FILCON EUROPE SARLが行っております。

また、各種工業用特殊網の製造は、当社、関西金網㈱、ダイアエンタプライズ㈱、NK工業㈱、Siam Wire Netting Co.,Ltd.、関西金属網科技(昆山)有限公司、THAI SINTERED MESH CO.,LTD.が行っており、販売は主として当社および関西金網㈱が行っておりますが、海外については、Kansai U.S.A. Corporation(北米)、International Mesh Products Pte.Ltd.(シンガポール)、TMA CORPORATION PTY LTD(オーストラリア)、関西金属網科技(昆山)有限公司(中国)等が行っております。

(電子部材・
フォトマスク事業)

フォトエッチング等電子部材・フォトマスク事業での製造・販売は、当社および徳輝科技股份有限公司が行っております。また、エスデイアイ・エレクトロニクス・ジャパン㈱は電子部品の輸入販売業務を行っております。

(環境・水処理関連事業)

プール本体および水処理装置、その他環境関連製品等の設計・販売は㈱アクアプロダクトが行っております。また、フジカ濾水機㈱もろ過機本体の設計・販売を行っております。

(不動産賃貸事業)

不動産賃貸事業は当社が行っております。

(その他)

フイルコンサービス㈱はワイン輸入販売等を行っております。

 

 

 

2023年11月30日現在の事業の系統図は次の通りであります。

 


 

業績

 

4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(経営成績等の状況の概要)

当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当連結会計年度におけるわが国経済は、エネルギーや物価の高騰、供給面での制約、金融資本市場の変動などの影響により厳しい状況が継続しております。海外経済も金融引締めや物価高騰を背景として景気が下振れしており、先行き不透明な状況が継続しております。

このような状況下、当社グループの経済活動にもエネルギーや物価、工事費などの高騰の影響が顕在化しております。当連結会計年度における業績は、売上高は27,986百万円(前期比7.8%増)、営業利益は631百万円(前期比40.4%減)、経常利益は1,019百万円(前期比39.5%減)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、投資有価証券売却益や退職給付信託返還益、固定資産売却益などにより1,270百万円(前期比17.9%増)となりました。

 

セグメントの業績は次のとおりであります。

 

①産業用機能フィルター・コンベア事業

産業用機能フィルター・コンベア事業は以下の分野で構成されます。

製紙製品分野

紙を抄くために使われる網(ワイヤー)の製造・販売

その他産業用フィルター・コンベア分野

「ふるい分け」・「ろ過」・「搬送」用の工業用金網の製造・販売

 

 

製紙製品分野では、国内の紙の需要の回復が鈍く、海外においても欧米での景気後退など厳しい状況が継続しております。このような状況下、国内の売上高は前期と比べ減少いたしました。海外の売上高は円安の影響もあり前期と比べ増加いたしました。

その他産業用フィルター・コンベア分野では、苛性ソーダ生成用金網販売などが増加した一方で、海外向け原材料販売が減少したことにより売上高は前期と比べ減少いたしました。

結果、当セグメントの外部顧客への売上高は18,497百万円(前期比1.5%減)、営業利益は769百万円(前期比26.0%減)となりました

 

②電子部材・フォトマスク事業

電子部材・フォトマスク事業は以下の分野で構成されます。

エッチング加工製品分野

金属材料・複合フィルム材料をエッチング加工した製品の製造・販売

フォトマスク製品分野

半導体・ディスプレイ・プリント基板・MEMSなどを製造するときに使用されるツールで、パターニングの原版となるフォトマスクの製造・販売

 

 

電子部品業界は、世界経済の減速を受けて完成品(携帯電話・PC・タブレットなど)の需要が急激に減少している一方で、自動車業界や通信デバイス業界向けの需要は堅調に推移するなど、近年著しい成長を続けてきた市場に変化が起きております。

エッチング加工製品分野およびフォトマスク製品分野ともに、自動車業界や通信デバイス業界の需要が堅調であるため、売上高は前期と比べ増加いたしました。

結果、当セグメントの外部顧客への売上高は4,162百万円(前期比6.0%増)、営業利益は電力料高騰の影響や、フォトマスク製品分野において描画装置を新設して減価償却費負担が発生したことなど製造経費の増加により369百万円(前期比17.7%減)となりました。

 

 

③環境・水処理関連事業

環境・水処理関連事業は、プール並びにろ過装置の設計・販売、天然ガスパイプラインの腐食・ガス漏れを防ぐ絶縁継手の販売などを行っております。なお、2022年12月末をもちまして、高比重コンクリート(Gコン)事業からは撤退しております。

当連結会計年度においては、複数の大型案件の工事が進捗したため、当セグメントの外部顧客への売上高は4,291百万円(前期比93.8%増)となりました。売上が大幅に増加した一方で、プール大型案件の資材や運搬費、工事費などが高騰している影響が大きく、営業利益は26百万円(前期比58.3%減)となりました。

 

④不動産賃貸事業

不動産賃貸事業は、当社が保有する不動産を店舗・マンション・駐車場等として賃貸しております。

既存の賃貸物件が順調に稼働した結果、当セグメントの外部顧客への売上高は1,034百万円(前期比0.0%増)、営業利益は787百万円(前期比1.0%増)となりました。

 

(注)各セグメントの営業利益の合計額と連結業績における営業利益との差異1,321百万円(前期比3.9%増)は、主として各セグメントに配分していない全社費用であります。

 

 流動資産は、前連結会計年度末に比べ728百万円増加し、21,161百万円となりました。これは主として受取手形、売掛金及び契約資産が513百万円、商品及び製品が254百万円それぞれ増加したことによるものであります。

 固定資産は、前連結会計年度末に比べ1,384百万円減少し、21,661百万円となりました。これは主として、建設仮勘定が414百万円、機械装置及び運搬具が349百万円それぞれ増加した一方で、退職給付に係る資産が969百万円、投資有価証券が723百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 この結果、資産合計は、前連結会計年度末に比べ655百万円減少し、42,823百万円となりました。

 流動負債は、前連結会計年度末に比べ595百万円減少し、13,685百万円となりました。これは主として、1年内返済予定の長期借入金が1,246百万円増加した一方で、短期借入金が1,415百万円、流動負債その他が281百万円、支払手形及び買掛金が152百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 固定負債は、前連結会計年度末に比べ492百万円減少し、5,981百万円となりました。これは主として、長期借入金が329百万円、繰延税金負債が154百万円それぞれ減少したことによるものであります。

 この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,087百万円減少し、19,667百万円となりました。

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ432百万円増加し、23,156百万円となりました。これは主として、利益剰余金が814百万円増加した一方で、自己株式も470百万円増加したことによるものであります。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ288百万円減少し、4,375百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益1,907百万円、減価償却費1,544百万円、退職給付に係る資産の減少額997百万円などにより、1,785百万円の収入(前連結会計年度に比べ985百万円の収入増)となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入1,167百万円があった一方、有形固定資産の取得による支出2,225百万円などにより513百万円の支出(前連結会計年度に比べ596百万円の支出減)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入れによる収入1,750百万円があった一方、短期借入金の純減額1,420百万円、長期借入金の返済による支出868百万円などにより、1,639百万円の支出(前連結会計年度は380百万円の収入)となりました。

 

 

(3) 生産、受注及び販売の状況

① 生産実績

当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

生産高(千円)

前期比(%)

産業用機能フィルター・コンベア事業

10,788,237

5.6

電子部材・フォトマスク事業

3,183,392

4.9

合計

13,971,630

5.4

 

(注)  金額は製造原価によっております。

 

② 受注実績

当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

受注高(千円)

前期比(%)

受注残高(千円)

前期比(%)

産業用機能フィルター・
コンベア事業

18,699,892

△3.8

6,740,224

1.6

電子部材・フォトマスク事業

4,079,755

1.6

343,467

△19.5

環境・水処理関連事業

2,748,064

△22.5

2,230,958

△40.9

合計

25,527,712

△5.5

9,314,650

△14.0

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 当連結会計年度において、電子部材・フォトマスク事業の受注残高が減少しております。これは主に、前期末受注残高に大口顧客の受注残高が含まれていたためであります。

3 当連結会計年度において、環境・水処理関連事業の受注高および受注残高が減少しております。これは主に、前期に受注したプールの大型案件の工事が進捗したことなどによります。

 

③ 販売実績

当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

 

セグメントの名称

販売高(千円)

前期比(%)

産業用機能フィルター・コンベア事業

18,497,272

△1.5

電子部材・フォトマスク事業

4,162,905

6.0

環境・水処理関連事業

4,291,760

93.8

不動産賃貸事業

1,034,385

0.0

合計

27,986,324

7.8

 

(注) 1 セグメント間取引については、相殺消去しております。

2 当連結会計年度において、環境・水処理関連事業の販売高が増加しております。これは主に、前期に受注したプールの大型案件の工事が進捗したことによります。

 

(経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容)

経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。

 

(1) 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容

当社グループは、2023年度~2025年度中期経営計画を策定しております。その初年度にあたる当連結会計年度の実績と目標の達成度は下記のとおりとなりました。

(百万円)

 

2025年度目標

2023年度実績

目標への進捗

売上高

29,290

27,986

△1,304

営業利益

1,275

631

△644

ROE

5%以上

5.6%

+0.6%

配当性向

30%以上

43.2%

達成

 

 

当連結会計年度は、産業用機能フィルター・コンベア事業の製紙製品分野における紙の国内需要減少の影響や、環境・水処理関連事業の複数のプール大型案件において、海外から輸入している資材の円安進行に伴うコスト増や、運搬費、工事費などの高騰の影響を受け、特に営業利益の目標への進捗が低い状況であります。現中期経営計画の経営重点課題にも挙げております「収益力の回復」に向け、特に製紙製品分野における具体的な施策の検討や、環境・水処理関連事業においてはプール市場のシェア拡大に向けた体制整備に重点的に取り組んでまいります。

なお、ROEにつきましては2025年度目標に近い水準ではありましたが、中長期的にはROE8%を目指して収益性を高めてまいります。そのために、自己資本比率の水準を中長期的には45~55%とすることが望ましいと考えており、この範囲内で収益力向上に資する設備投資とのバランスを見ながらも積極的に株主還元するために、配当方針を見直し、連結配当性向30%以上、かつDOE2.4%以上を新たな指標といたしました。

 

(2) 重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、見積りが必要となる事項につきましては、合理的な基準に基づき継続的にこれを行っております。

個々の項目につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項 4 会計方針に関する事項」に記載のとおりであります。

 

(3) 資本の源泉及び資金の流動性についての分析

当社グループの資金需要の主なものは、原材料等の仕入のほか、製造費用、販売費及び一般管理費等の営業費用や設備投資等によるものであり、営業活動により獲得した資金及び金融機関からの借入によりまかなわれております。

資金の配分方針については、当社グループでは常に生産設備に係る設備投資が必要であり、その資金需要に備えた手許現金及び現金同等物を確保しております。設備投資につきまして2023年度は2,278百万円、2024年度は1,704百万円を見込んでおります。設備投資計画における重要な設備の詳細については、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」をご参照ください。

株主還元につきましては、経営における重要課題の一つと考えており連結配当性向30%以上、かつDOE2.4%以上を目標としております。配当政策については、「第4 提出会社の状況 3 配当政策」をご確認ください。

資金の流動性につきましては、予測不能な事態が生じない限り、安定的な資金運用が可能であると認識しております。なお、資金の流動性保持の観点から主要取引銀行と特定融資枠契約等を締結しております。特定融資枠等の総額は13,407百万円であり、当連結会計年度末の借入実行残高は5,186百万円であります。

 

 

(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について

当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。

 

セグメント情報

(セグメント情報等)

【セグメント情報】

1  報告セグメントの概要

当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定および業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。

当社グループは、製品・サービス別にカンパニー、子会社を置いております。カンパニーおよび子会社は、それぞれが取り扱う製品・サービスについて国内および海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。

当社グループは、これらのカンパニーおよび子会社から構成されていますが、これらを事業セグメントと認識したうえで、このうち経済的特徴、製品の製造方法または製造過程、製品を販売する市場または顧客の種類等において類似性が認められるものについて集約基準および量的基準に基づいて集約を行い「産業用機能フィルター・コンベア事業」、「電子部材・フォトマスク事業」、「環境・水処理関連事業」、「不動産賃貸事業」という4つの集約後の事業セグメントを報告セグメントとしております。

「産業用機能フィルター・コンベア事業」は紙・パルプ抄造用網、各種工業用特殊網等の生産・販売、「電子部材・フォトマスク事業」はエッチング加工製品、フォトマスク製品等の生産・販売、「環境・水処理関連事業」はプール本体および水処理装置、その他環境関連製品等の設計・販売、「不動産賃貸事業」は店舗賃貸・駐車場賃貸等を行っております。

 

2  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法

報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。

報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。

 

 

3  報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報

前連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結財務
諸表計上額

産業用機能
フィルター・コンベア事業

電子部材・フォト
マスク事業

環境・水処理関連事業

不動産賃貸事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

一時点で移転される財

18,775,100

3,926,882

1,715,590

24,417,573

24,417,573

一定の期間にわたり移転される財

498,948

498,948

498,948

顧客との契約から生じる収益

18,775,100

3,926,882

2,214,539

24,916,522

24,916,522

その他の収益(注4)

1,033,915

1,033,915

1,033,915

外部顧客への売上高

18,775,100

3,926,882

2,214,539

1,033,915

25,950,437

25,950,437

セグメント間の内部売上高又は振替高

796

5,998

3,485

12,000

22,280

△22,280

18,775,897

3,932,881

2,218,024

1,045,915

25,972,718

△22,280

25,950,437

セグメント利益

1,038,693

449,589

64,304

779,167

2,331,754

△1,271,357

1,060,396

セグメント資産

26,064,117

4,211,737

1,933,150

3,395,403

35,604,409

7,874,130

43,478,540

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

1,186,078

101,707

10,401

87,876

1,386,063

35,741

1,421,804

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

754,931

853,107

5,401

5,264

1,618,703

134,356

1,753,059

 

(注)1 セグメント利益の調整額△1,271,357千円は、内部取引にかかわる調整額△12,360千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,258,997千円であります。全社費用は、当社の本社部門等にかかる費用であります。

2 セグメント資産の調整額7,874,130千円は、各セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、当社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。

3 セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4 その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」の範囲に含まれる不動産賃貸収入等であります。

 

当連結会計年度(自  2022年12月1日  至  2023年11月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

調整額

連結財務
諸表計上額

産業用機能
フィルター・コンベア事業

電子部材・フォト
マスク事業

環境・水処理関連事業

不動産賃貸事業

売上高

 

 

 

 

 

 

 

一時点で移転される財

18,497,272

4,162,905

1,503,219

24,163,397

24,163,397

一定の期間にわたり移転される財

2,788,540

2,788,540

2,788,540

顧客との契約から生じる収益

18,497,272

4,162,905

4,291,760

26,951,938

26,951,938

その他の収益(注4)

1,034,385

1,034,385

1,034,385

外部顧客への売上高

18,497,272

4,162,905

4,291,760

1,034,385

27,986,324

27,986,324

セグメント間の内部売上高又は振替高

273

2,528

70

12,000

14,871

△14,871

18,497,545

4,165,433

4,291,830

1,046,385

28,001,195

△14,871

27,986,324

セグメント利益

769,010

369,918

26,821

787,315

1,953,065

△1,321,340

631,725

セグメント資産

26,715,805

4,753,492

2,346,178

3,306,251

37,121,726

5,701,522

42,823,249

その他の項目

 

 

 

 

 

 

 

減価償却費

1,193,218

215,649

8,917

83,521

1,501,306

43,522

1,544,829

有形固定資産及び無形固定資産の増加額

1,065,796

1,095,217

30,605

15,840

2,207,459

71,461

2,278,921

 

(注)1 セグメント利益の調整額△1,321,340千円は、内部取引にかかわる調整額△11,814千円、各報告セグメントに配分していない全社費用△1,309,525千円であります。全社費用は、当社の本社部門等にかかる費用であります。

2 セグメント資産の調整額5,701,522千円は、各セグメントに配分していない全社資産であります。全社資産は、当社の余資運用資金(現金及び預金)、長期投資資金(投資有価証券)及び管理部門に係る資産等であります。

3 セグメント利益は連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

4 その他の収益は、「リース取引に関する会計基準」の範囲に含まれる不動産賃貸収入等であります。

 

【関連情報】

前連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)

1  製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

 

(単位:千円)

日本

アジア

オセアニア

北米

その他

合計

16,607,935

4,862,855

2,598,166

712,148

1,169,331

25,950,437

 

(注)1 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

2 各区分に属する主な国又は地域
(1)アジア…中国、韓国、台湾、タイ、インドネシア
(2)オセアニア…オーストラリア
(3)北米…アメリカ、カナダ
(4)その他…ヨーロッパ及び中南米の諸国

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

 

(単位:千円)

日本

タイ

その他

合計

9,107,665

3,449,412

1,269,209

13,826,287

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

当連結会計年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)

1  製品及びサービスごとの情報

セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。

 

2  地域ごとの情報

(1) 売上高

 

 

 

 

 

(単位:千円)

日本

アジア

オセアニア

北米

その他

合計

18,585,229

4,707,257

2,707,931

915,546

1,070,357

27,986,324

 

(注)1 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。

2 各区分に属する主な国又は地域
(1)アジア…中国、韓国、台湾、タイ、インドネシア
(2)オセアニア…オーストラリア
(3)北米…アメリカ、カナダ
(4)その他…ヨーロッパ及び中南米の諸国

 

(2) 有形固定資産

 

 

 

 

 

(単位:千円)

日本

タイ

その他

合計

9,899,259

3,339,667

1,073,317

14,312,243

 

 

3  主要な顧客ごとの情報

外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略しております。

 

【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】

前連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

産業用機能
フィルター・コンベア事業

電子部材・
フォト
マスク事業

環境・水処理関連事業

不動産賃貸
事業

減損損失

544,688

544,688

153

544,842

 

 

当連結会計年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

産業用機能
フィルター・コンベア事業

電子部材・
フォト
マスク事業

環境・水処理関連事業

不動産賃貸
事業

減損損失

389,125

389,125

76

389,201

 

 

【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】

前連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

産業用機能
フィルター・
コンベア事業

電子部材・
フォト
マスク事業

環境・水処理関連事業

不動産賃貸
事業

当期償却額

52,445

14,635

67,080

67,080

当期末残高

209,720

121,960

331,681

331,681

 

 

当連結会計年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)

 

 

 

 

 

 

(単位:千円)

 

報告セグメント

全社・消去

合計

産業用機能
フィルター・
コンベア事業

電子部材・
フォト
マスク事業

環境・水処理関連事業

不動産賃貸
事業

当期償却額

53,525

14,635

68,160

68,160

当期末残高

190,857

107,325

298,182

298,182

 

 

【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】

前連結会計年度(自 2021年12月1日 至 2022年11月30日)

「産業用機能フィルター・コンベア事業」セグメントにおいて、取得した資産及び引き受けた負債に配分された純額が取得原価を上回ったため、負ののれん発生益を17,342千円計上いたしました。

 

当連結会計年度(自 2022年12月1日 至 2023年11月30日)

該当事項はありません。