人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数290名(単体) 293名(連結)
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平均年齢41.3歳(単体)
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平均勤続年数13.6年(単体)
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平均年収5,648,000円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1) 連結会社の状況
当社グループは、「鋳造関連事業」の単一セグメントでありますが、品種及び管理部門等の区分別の従業員を示すと次のとおりであります。
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2024年3月31日現在 |
区分 |
従業員数(名) |
鋳鋼品、鋳鉄品 |
169 |
鋼構造品、景観 |
68 |
管理、その他 |
56 |
合計 |
293 |
(注) 従業員数は就業人員(当社グループからグループ外部への出向者は除き、グループ外部からの出向者を含み、パートタイマーを除く)であります。
(2) 提出会社の状況
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2024年3月31日現在 |
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(千円) |
290 |
41.3 |
13.6 |
5,648 |
(注)1 従業員数は就業人員(当社から社外への出向者は除き、社外からの出向者を含み、パートタイマーを除く)であります。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(3) 労働組合の状況
当社は、日本基幹産業労働組合連合会に属し、2024年3月31日現在の組合員数は177名であります。
なお、労使関係について特に記載すべき事項はありません。
(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社グループは「日本鋳造は、自ら培った技術により、より高い価値・サービスを社会に提供し、貢献していきます。また、それを実行するために社員全員がプライドを持って努力し続けていきます。」という経営理念の下、サステナビリティに関する取り組みを経営の重要課題と捉え、その実践を通じて持続可能な社会の実現への貢献を目指しております。
なお、文中の将来に関する事項は当連結会計年度末現在に於いて当社グループが合理的であると判断したものです。
(1)ガバナンス
当社取締役会にて企業価値向上に資するサステナビリティ施策のあり方・方向性の検討を行っております。具体的に取り組む課題の分野・重要課題等については経営会議にて議論し、その取り組み状況・評価を毎年確認し、PDCAを回しております。加えてCSR会議SDGs委員会及び環境委員会等の場において、サステナビリティに関するリスクや機会の監視・管理を行っております。
詳細は、「第4 提出会社の状況 4.コーポレートガバナンスの状況等 (1)コーポレートガバナンスの概要」をご参照ください。
(2)戦略
①中期計画
3年ごとに作成している中期計画の中で、サステナビリティに関する重要課題を検討・公表しております。新中期計画(2024年度~2026年度)に於いては、2030年度にはCO2削減を2013年度比△70%を目標とし、2050年度には政府目標と同等にカーボンニュートラルを目指しております。特に将来的なカーボンニュートラルを視野に入れた太陽光パネルの新規設置や水素ガス利用の促進を通じて大幅なCO2削減を進めていきます。また、CO2排出ゼロの鋳鋼品(グリーンキャスティングス®)の販売も開始しております。
②目標指標KPIの設定と取り組み
(1)で上述したように、当社では経営会議にてサステナビリティに関する課題の分野・重要課題等について議論し、同時に関する取り組みテーマ、目標指標(KPI)を設定しています。取り組んだ結果・評価については経営会議にて毎年確認するとともに、取締役会に報告しております。
③人材の育成及び社内環境整備に関する方針
当社は多様な人材の確保と育成が中長期的な企業価値向上に繋がるものと考え、女性・外国人・中途採用者について適性ある人材の発掘と積極的な登用に努めております。また、技術力の向上・質の高い人材育成は全社重要経営課題であり、マネジメント研修をはじめとする階層別研修を充実させてまいります。
(3)リスク管理
当社グループでは各部門の業務執行に於いて、担当取締役等がサスティナビリティに関するリスク及び機会に関する洗い出しに努めており、経営会議等で審議しております。また、CSR会議の委員会においても、リスク及び機会の洗い出し、対応方針の協議、検討を継続的に行っております。
詳細は、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」をご参照ください。
(4)指標及び目標
当社グループは、サステナビリティに関して下表のとおり取り組みテーマ・目標指標(KPI)を制定し、ESGへの取り組みを着実に実行しています。2021年度より、サステナビリティを含む重要課題に対するKPIを当社ホームページ上に掲載しており、年度ごとの目標・KPIならびに実施項目の設定および、年度終了後に、取り組み状況の確認ならびに評価を行っております。
課題の分野 |
重要課題 |
当社における対応 |
気候変動
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当社のGHG排出量削減 |
①2050年度カーボンニュートラルに向けた対応・検討 ②GHG排出量認証の継続 ③ISO14001の環境活動計画として省エネ活動推進 ④経済産業省事業者クラス分け評価制度のSクラス維持継続 |
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社会全体へのGHG削減の貢献 |
①グリーンキャスティングス®の販売 ②グリーン調達方針の宣言・継続 ③鉄リサイクル100%、Ni・Coリサイクルの推進 ④産業廃棄物の適正保管と削減 |
労働安全衛生 |
安全は全てに優先する |
①重大災害件数「0件」の継続 |
多様な人材の育成 |
ダイバーシティ&インクルージョン 制度・教育の充実 |
①働きやすい職場環境づくり ②階層別研修の継続 ③リスキリング教育の実施 |
より良い製品及び サービスに向けた イノベーション |
鋳造業界のトップランナーのための技術開発・設備投資 |
①お客様ニーズへの対応 ②研究開発の推進 |
(多様な人材の確保と育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標並びに当該指標を用いた目標及び実績)
最近5年間に於いて、女性社員1名、中途採用者2名を取締役に登用致しました。
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画(計画期間2022年4月1日から2027年3月31日までの5年間)に取り組んでいます。
① 計画期間内に育児休業の取得状況を、次の水準以上にする。
・男性社員期間中に1人以上取得すること
(実績)取得済
・女性社員取得率100%を維持
(実績)2023年度100%を維持
② 働き方改革により、所定外労働時間の削減に努める。
(実績)2023年度は2022年度に対し技能職、事務技術職とも所定外労働時間減少
③ 在宅勤務本格制度化検討
(実績)在宅勤務を制度化