社長・役員
略歴
1985年4月 住友ゴム工業株式会社入社
1990年3月 株式会社ラック入社
2003年9月 同社代表取締役社長
2007年7月 株式会社クマノミプラニング設立 代表取締役社長
2008年11月 S&Jコンサルティング株式会社(現当社) 設立 代表取締役社長(現任)
2013年9月 ファイア・アイ株式会社(米国FireEye社日本法人)最高技術責任者
2017年4月 総務省最高情報セキュリティアドバイザー(現任)
2021年9月 総務省地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの改定等に係る検討会構成員(現任)
所有者
(5)【所有者別状況】
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2024年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満株式の状況 (株) |
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政府及び地方公共団体 |
金融機関 |
金融商品取引業者 |
その他の法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
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個人以外 |
個人 |
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株主数(人) |
- |
4 |
23 |
84 |
18 |
6 |
2,721 |
2,856 |
- |
所有株式数 (単元) |
- |
358 |
3,841 |
27,511 |
900 |
68 |
23,586 |
56,264 |
800 |
所有株式数の割合(%) |
- |
0.64 |
6.83 |
48.90 |
1.60 |
0.12 |
41.92 |
100 |
- |
(注)自己株式23株は、「単元未満株式の状況」に含まれております。
役員
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性 9名 女性 -名 (役員のうち女性の比率 -%)
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
代表取締役 社 長 |
三輪 信雄 |
1961年10月28日生 |
1985年4月 住友ゴム工業株式会社入社 1990年3月 株式会社ラック入社 2003年9月 同社代表取締役社長 2007年7月 株式会社クマノミプラニング設立 代表取締役社長 2008年11月 S&Jコンサルティング株式会社(現当社) 設立 代表取締役社長(現任) 2013年9月 ファイア・アイ株式会社(米国FireEye社日本法人)最高技術責任者 2017年4月 総務省最高情報セキュリティアドバイザー(現任) 2021年9月 総務省地方公共団体における情報セキュリティポリシーに関するガイドラインの改定等に係る検討会構成員(現任) |
(注)1 |
1,570,000 (注)4 |
取締役 営業部長 |
石川 剛 |
1979年6月11日生 |
2004年4月 株式会社セプテーニ入社 2005年11月 メディアスティック株式会社入社 2008年1月 株式会社ラック入社 2012年4月 株式会社ITプロフェッショナルグループ取締役 2012年11月 当社入社 取締役営業部長 2017年3月 取締役営業部長(営業・技術管掌) 2017年8月 取締役 サイバーセキュリティ事業本部長 兼 営業部長 2020年4月 取締役 営業部長(現任) |
(注)1 |
200,000 |
取締役 コンサルティング 部長 |
上原 孝之 |
1968年5月23日生 |
1987年4月 株式会社リクルート入社 1990年1月 株式会社リクルートコンピュータプリント出向 1993年4月 株式会社リクルートコンピュータプリント転籍 1994年2月 株式会社ラック入社 2015年6月 当社入社 コンサルティング部長 2017年8月 CSIRTサービス本部長 兼 コンサルティング部長 2019年6月 取締役 CSIRTサービス本部長 兼 コンサルティング部長 2020年4月 取締役 コンサルティング事業部長 2024年4月 取締役 コンサルティング部長(現任) |
(注)1 |
- |
取締役 管理部長 |
經田 洋平 |
1979年2月20日生 |
2001年4月 株式会社北陸銀行入行 2004年10月 日本ハウズイング株式会社入社 2015年6月 長谷川ホールディングス株式会社(現 HITOWAホールディングス株式会社)入社 2016年3月 TSP太陽株式会社入社 2017年4月 当社入社 2019年4月 経営管理部 経理担当部長 2021年7月 管理部長 2022年6月 取締役 管理部長(現任) |
(注)1 |
- |
取締役 コアテクノロジー 部長 |
半澤 幸一 |
1983年11月25日生 |
2006年4月 株式会社ラック入社 2014年1月 当社入社 2014年12月 サイバーセキュリティ研究開発部長 2023年4月 執行役員 コアテクノロジー部長 2023年6月 取締役 コアテクノロジー部長(現任) |
(注)1 |
- |
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
取締役 |
星野 喬 |
1984年10月27日生 |
2008年4月 株式会社マクニカ入社 2008年4月 マクニカネットワークス株式会社(現 株式会社マクニカ)出向 2017年7月 iSecurity Inc.取締役 2019年4月 マクニカネットワークス株式会社 第2営業統括部長 2019年11月 株式会社ネットワールド 取締役(非常勤)(現任) 2020年6月 当社取締役(現任) 2021年10月 株式会社マクニカ ネットワークスカンパニー第2営業統括部長 2022年4月 同社 ネットワークスカンパニー バイスプレジデント(現任) |
(注)1 |
- |
取締役 (常勤監査等委員) |
大桃 健一 |
1950年2月6日生 |
1973年4月 アラビア石油株式会社入社 2000年8月 株式会社シーイーシー入社 2006年2月 バイオワン株式会社 取締役 2007年6月 シンバイオ製薬株式会社入社 2007年10月 株式会社シーイーシー入社 2008年2月 コニカミノルタビズコム株式会社 監査役 2014年8月 日本モーゲージサービス株式会社入社 2017年6月 当社監査役(常勤) 2018年6月 当社取締役・監査等委員(常勤) 2019年12月 当社監査役(常勤) 2020年3月 株式会社トレンドExpress(現 株式会社NOVARCA)監査役(非常勤)(現任) 2022年6月 当社取締役・監査等委員(現任) |
(注)2 |
- |
取締役 (監査等委員) |
谷井 亮平 |
1978年6月16日生 |
2002年1月 税理士浜平純一事務所入所 2014年1月 日本橋税理士法人H&Sパートナーズ入社(税理士浜平純一事務所の法人化による) 2017年3月 当社監査役(非常勤) 2018年6月 当社取締役・監査等委員(非常勤) 2019年12月 当社監査役(非常勤) 2022年6月 当社取締役・監査等委員(非常勤)(現任) 2023年9月 巌商事株式会社入社(現任) |
(注)2 |
- |
取締役 (監査等委員) |
林 孝重 |
1952年6月4日生 |
1976年4月 国土総合開発株式会社入社 1985年12月 株式会社シーイーシー入社 2002年4月 同社取締役(経理部及び人事部担当) 2009年4月 同社常勤監査役 2011年4月 同社健康保険組合 理事長 2015年9月 日本モーゲージサービス株式会社取締役・監査等委員(非常勤)(現任) 2022年6月 当社取締役・監査等委員(非常勤)(現任) |
(注)2 |
- |
計 |
1,770,000 |
(注)1.2024年6月25日開催の定時株主総会から選任後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。
2.2024年6月25日開催の定時株主総会から選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。
3.監査等委員大桃健一、谷井亮平及び林孝重は、社外取締役であります。
4.代表取締役社長三輪信雄が所有する株式数には、同氏親族の資産管理会社が所有する株式数も含んでおります。
5.当社は、2022年6月27日開催の定時株主総会決議により、監査等委員会設置会社に移行しました。これに伴い、大桃健一及び谷井亮平の両名は、同日付にて、監査役を退任となり、同定時株主総会決議により監査等委員である取締役に選任され、就任しております。
6.当社は、業務執行の迅速化及び効率性を高め、組織運営の活性化のため、執行役員制度を導入しております。なお、本書提出日現在、執行役員は1名で、プロジェクトマネジメント部長兼営業副部長村上雅則で構成しております。
② 社外役員の状況
当社の社外取締役は3名であり、うち3名が監査等委員であります。
常勤監査等委員の大桃健一は、長年に渉る上場企業等での経理・財務・監査・株式上場・開示などの担当者及び責任者としての経験と見識を当社における監査業務に活かしております。
監査等委員の谷井亮平は、長年の税理士事務所勤務の経験を通じて培われた経理・税務等に関する豊富な経験と高い見識を当社における監査に活かしております。
監査等委員の林孝重は、長年の上場企業であるIT関連企業での経理・人事部門の責任者及び取締役・監査役としての豊富な経験と高い見識を当社における監査に活かしております。
上記3名の監査等委員(谷井監査等委員の勤務先を含む)とは、当社との間に人的関係、資本的関係又は取引関係等の特別な利害関係はありません。
社外取締役の果たすべき機能及び役割として、独立した立場からの豊富な経験や幅広い見識をもとに、業務の執行について監督するとともに、経営の意思決定について妥当性の観点から有用な助言を受けることを期待しております。
なお、当社は社外取締役を選任するための独立性に関する基準又は方針について特段の定めはありませんが、その選任に際しては見識や専門的な知見に基づく客観的かつ適切な監査が遂行できること、及び独立性に関しては、株式会社東京証券取引所が定める基準を参考に、当社と利害関係がないことを個別に判断しております。また、特に親会社等グループから独立した立場で一般株主の利益保護に配慮しつつ、当社の企業価値向上に貢献できるかという観点から社外取締役の指名・選任を行っていくこととしております。当社株式の東京証券取引所への上場にあたっては、大桃健一氏、谷井亮平氏及び林孝重氏を同取引所に独立役員として届け出ております。
③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
社外取締役は、取締役会に出席し意見を述べることにより、取締役の業務執行状況を監督し経営の監視機能を果たすとともに、適宜内部統制部門に対する質疑等を行っております。また、監査等委員である社外取締役については、監査等委員会監査基準に基づき監査を実施しております。
内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携については、「(3) 監査の状況」に記載のとおりです。
関係会社
4【関係会社の状況】
関係会社は次のとおりであります。
名称 |
住所 |
資本金 (百万円) |
主要な事業の内容 |
議決権の所有割合又は被所有割合 (%) |
関係内容 |
(その他の関係会社) マクニカホールディングス株式会社(注)1、2 |
神奈川県横浜市 港北区 |
14,040 |
純粋持株会社 |
被所有 37.32 (37.32) |
- |
(その他の関係会社) 株式会社マクニカ (注)2 |
神奈川県横浜市 港北区 |
11,194 |
半導体及び電子部品の販売 |
被所有 37.32 (-) |
代理店契約の締結 当社サービスの販売先、 製品等の仕入先 役員の兼任等……無 |
(注)1.有価証券報告書を提出しております。
2.議決権の所有割合の( )内は、間接保有割合で内数であります。
3.当社の親会社でありました株式会社マクニカ及びその親会社であるマクニカホールディングス株式会社は、当社株式の東京証券取引所グロース市場への新規上場に伴う公募による新株式の発行及び株式会社マクニカによる当社株式の売出しにより、当社の親会社に該当しないこととなり、その他の関係会社に該当することとなりました。
沿革
2【沿革】
当社は、創業者の三輪信雄(現当社代表取締役社長)が「わが国の中堅以上の企業に対してコストパフォーマンスが高く、効率的なサイバーセキュリティサービスを提供したい」との思いから、2008年に東京都港区赤坂においてS&Jコンサルティング株式会社を創業したことに端を発します。
設立以降の当社に係る経緯は、以下のとおりであります。
年月 |
事項 |
2008年11月 |
東京都港区赤坂にサイバーセキュリティに関する各種サービスの提供を事業目的としたS&Jコンサルティング株式会社(代表取締役社長:三輪信雄、資本金10,000千円)を設立 |
2009年1月 |
セキュリティ・コンサルティングサービス(現 コンサルティングサービス)を開始 |
2009年6月 |
フォレンジックサービスを開始(注1) |
2009年12月 |
株式会社クマノミプランニング(代表取締役社長:三輪信雄、資本金50千円)を吸収合併 |
2012年10月 |
第三者割当増資実施(資本金:11,150千円) |
2014年5月 |
SOC Engine®(当社アナリストのアドバイスによりお客様のインシデントレスポンスを支援するSOC運用サービス付SIEMサービス)の提供開始(注2) |
2014年12月 |
S&J株式会社に商号変更 |
2015年3月 |
ネットワーク機器やセキュリティデバイスから出力されたアラートやログなどを監視する「SOCサービス」を開始 |
2015年5月 |
業容拡大のため、本社を東京都港区西新橋(クロスオフィス内幸町)に移転 |
2015年7月 |
ISO27001(ISMS)認証取得 |
2016年2月 |
S&J Secure VDI®(Webメール経由でのマルウェア感染を防御するクラウド型VDIサービス)の提供開始(注3、4) |
2017年2月 |
SOC Engine for PC Agent(クライアントPCにインストールしたエージェントから個々のPCの情報を取得し、お客様の環境のエンドポイントまで統合的に監視するサービス)の提供開始 |
2017年5月 |
業容拡大のため、本社を東京都港区西新橋(明産西新橋ビル)に移転 |
2017年10月 |
第三者割当増資実施(資本金:98,650千円) |
2018年6月 |
KeepEye®(パソコン内でウイルスがする特徴的な挙動を検知・防御する仕組み)の提供開始 |
2020年2月 |
第三者割当増資実施(資本金:198,650千円) |
2020年3月 |
減資を実施(資本金:48,650千円) |
2020年9月 |
S&J AD Agent®(サーバ内でのマルウェアの特徴的な挙動を検知・防御する仕組み)の提供開始 |
2021年5月 |
本社を東京都港区西新橋(西新橋PR-EX)に移転 |
2023年12月 |
東京証券取引所グロース市場に株式を上場 |
(注)1.フォレンジックとは、不正アクセスや情報漏洩等が発生した際に、PCやサーバのデータやネットワーク機器のログ等を収集し、調査・解析することで原因究明を支援するサービスです。
2.SIEM(Security Information and Event Management)とは、様々なログを一元的に管理し、当該ログを自動的に相関分析して、セキュリティリスクの把握を行い、システム管理者の負担を軽減する「セキュリティ情報及びイベント管理製品」を指します。CSIRT(Computer Security Incident Response Team(緊急対応チーム)の略称)やSOC(SOC:Security Operation Center:ネットワークの監視を行い、サイバー攻撃の検出と分析、対応を図る組織あるいは役割)の運営基盤としてセキュリティ情報を一元管理することを可能とする製品です。
3.VDI(Virtual Desktop Infrastructure)とは、サーバ上にデスクトップの機能を集約し、利用者のPC等の端末に画面を転送して利用する機能を指します。VDI利用の利点としては、データがサーバ上に保存され、PC等の端末に残らないことから情報漏洩のリスクを下げることにつながり、サーバに接続可能な場所であれば業務が実施できることから、業務の効率化や生産性の向上につながることも期待されます。
4.マルウェアとは、不正かつ有害な動作を行う意図で作成された悪意のあるソフトウエアや悪質なコードの総称で、ウイルス、ワーム、トロイの木馬等を含みます。