人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数72名(単体)
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平均年齢34.0歳(単体)
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平均勤続年数2.1年(単体)
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平均年収6,714,000円(単体)
従業員の状況
5 【従業員の状況】
(1) 提出会社の状況
(注) 1.従業員数は就業人員であります。なお、臨時従業員についてはその総数が従業員数の100分の10未満であるため記載を省略しております。
2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3.当社は、Beacon Bank事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
4.前事業年度末に比べ従業員数が13名増加しております。主な理由は、事業規模の拡大に伴う採用の増加によるものであります。
(2) 労働組合の状況
労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社は、「心地よい未来を、データとつくる。」をミッションに掲げ、リアル行動データを活用した顧客課題・社会課題の解決を通じ、継続的に企業価値を向上させるとともに、社会の持続的な発展に貢献してまいります。また、サステナビリティに関する課題の中でも、人的資本を最重要課題と認識しており、以下の取り組みを実施しております。
なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。
(1) ガバナンス
当社は、人的資本戦略推進において、具体的な取り組みであるKPIの進捗状況や人事施策の効果・課題については取締役会および経営会議で定期的に議論をしながら進めています。
また、リスクの早期発見・対処のため、エンゲージメントサーベイなどを活用してモニタリングする体制を整備、また、内部通報窓口を設置し、ガバナンスの強化に努めています。
(2) 戦略
人的資本戦略の柱として、5つのテーマ「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の浸透」、「未来をつくる人材の継続的な確保・拡大」、「グローバル企業としてのダイバーシティ実現」、「チャレンジを褒め称えるチームワーク」、「プロダクトリソースシフト」を設定し、それぞれのテーマにおいて独自の施策やKPIを設定し、長期的な企業価値の最大化を実現します。
① ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の浸透
年1回のMVV合宿(オフサイトミーティング)や定期的なマネジメント層との面談実施を通じてMVVの浸透を図り、従業員エンゲージメントの向上および採用力の強化に取り組んでまいります。
② 未来をつくる人材の継続的な確保・拡大
全社員に対する独自のデータ研修やチューター/メンター制度によるフィードバック、資格取得支援制度などを通じてデータ専門職の採用・育成およびデータ人材の拡大に注力してまいります。
③ グローバル企業としてのダイバーシティ実現
事業の海外展開に向けて多様な人材が活躍する組織を目指して外国籍社員の積極的な登用や語学研修、学習サポートを充実させます。
④ チャレンジを褒め称えるチームワーク
Unipos株式会社が提供する、従業員同士がお互いの良い行動を感謝・賞賛し、少額のインセンティブを添えて投稿するサービスのUnipos(ユニポス)を導入し、チャレンジが賞賛され、チーム間が助け合う組織風土を作り上げていきます。
⑤ プロダクトリソースシフト
生産性の更なる向上のため、事業開発チームの一部をプロダクトチームにシフトし、人員増に連動しない成長を目指します。
(3) リスク管理
当社は、2024年6月期において従業員数が約1.2倍に増加し、事業の成長とともに組織としても急成長してまいりました。組織化が進み、チームが形成され業務が細分化していく中で、業務目的が不明瞭になることによるモチベーションの低下やチーム間調整コストの発生による生産性の低下がリスクとして挙げられます。
当社は、上記リスクに対する管理として、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の浸透施策やその他エンゲージメント施策などを実施し、eNPS(職場に対する推奨度)などの指標の測定などを通じて従業員の状態を把握し、従業員のモチベーションの減退や退職リスク等に備え、従業員が生産性高く業務に取り組める環境づくりを整備します。
また、当社においては、労働市場をめぐる環境が大きく変化する中において、成長を支えるデータ人材の継続的な確保が困難になることもリスクとして挙げられます。
当社は、上記に対するリスク管理として、独自の施策や研修制度などによるデータ専門職の採用・育成および非データ専門職のデータ人材化に注力し、ミッション実現のための継続的な人材の確保を目指します。
(4) 指標及び目標
人的資本経営戦略においては、5つのテーマのうち、4つのテーマにおいて指標および2025年6月末における状態目標を定義しています。
「ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の浸透」においては、従業員アンケートを通じてeNPS(職場に対する推奨度)のスコアを集計し、2025年6月末時点において▲12%を目指します。ミッション・ビジョン・バリューの浸透を通じて従業員エンゲージメントおよび採用ブランドの向上を通じて採用力が強化された状態を目指します。
「未来をつくる人材の継続的な確保・拡大」においては、データ専門職(エンジニア、データアナリスト、データサイエンティスト、マーケティングアナリストなど)比率60%以上、データ人材(業務においてビッグデータを分析・集計した実績のある社員)比率90%以上を目指し、データ専門職の育成・プロフェッショナル化・AI活用および非データ専門職のデータ人材化が達成できた状態を目指します。
「グローバル企業としてのダイバーシティ実現」においては、女性管理職30%超および社員に占める外国籍社員の比率10%以上を指標とし、多様な人材が活躍できる環境が整った状態を目指します。
「チャレンジを褒め称えるチームワーク」においては、チャレンジ賞賛指標については45%、チーム間助け合い指標については55%を指標とし、チャレンジを褒め称えるチームワークが形成された状態を目指します。
(参考) 人的資本に関する指標
※1 従業員数におけるデータ専門職(エンジニア、データアナリスト、データサイエンティスト、マーケティングアナリストなど)が占める比率
※2 SQLなどを利用し、ビッグデータを分析・集計した実績のある従業員の比率
※3 Unipos株式会社提供するサービスUniposにおいて、チャレンジを賞賛された投稿を貰った従業員の比率
※4 Unipos株式会社提供するサービスUniposにおいて、チームを超えて投稿を貰った従業員の比率
※5 チャレンジ賞賛指標の集計方法が変更されたため、昨年度の割合を算出しなおし、変更後の割合を記載しております。