2024年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    535名(単体) 645名(連結)
  • 平均年齢
    40.6歳(単体)
  • 平均勤続年数
    14.9年(単体)
  • 平均年収
    5,924,945円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

  2024年3月31日現在

事業部門の名称

従業員数(名)

包装フィルム部門

495

(43)

包装機械部門

103

( 9)

全社(共通)

47

( 5)

合計

645

(57)

 

(注) 1. 従業員数は就業人員数であり、執行役員を含んでおります。

2. 臨時従業員数は年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3. 臨時従業員には、パートタイマー及び嘱託契約の従業員数を含み、派遣社員を除いております。

4. 当社グループは、包装フィルム及び液体充填機の製造・販売事業の単一セグメントであるため、事業部門別の従業員数を記載しております。

5. 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

  2024年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

535

(53)

40.6

14.9

5,924,945

 

 

事業部門の名称

従業員数(名)

包装フィルム部門

416

(40)

包装機械部門

84

( 8)

全社(共通)

35

( 5)

合計

535

(53)

 

(注) 1. 従業員数は、当社から他社への出向者を除いた就業人員数であり、執行役員を含んでおります。

2. 臨時従業員数は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

3. 臨時従業員には、パートタイマー及び嘱託契約の従業員を含み、派遣社員を除いております。

4. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

5. 当社は、包装フィルム及び液体充填機の単一セグメントであるため、事業部門別の従業員数を記載しております。

6. 全社(共通)は、総務及び経理等の管理部門の従業員であります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円滑に推移しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社

当事業年度

管理職に占める

女性労働者の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)

(注2)

労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

1.4

68.8

62.0

66.5

70.4

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) ガバナンス

当社グループでは、中長期的な企業価値を向上させるため、サステナビリティ推進体制を強化しており、取締役会による監督のもと、代表取締役社長を統括責任者とするサステナビリティ委員会を設置しております。当委員会においては当社グループにおける社会課題への取り組みを統括し、不足事項に対する議論・審議を行い取締役会への報告を行います。

 

(2) 戦略

当社グループでは、気候変動を含む環境問題を企業の持続的な発展のための重要課題(マテリアリティ)の1つとして捉え、気候変動が事業に及ぼす影響を把握し、気候変動に起因する課題への取組を推進するために、リスクと機会を以下のとおり整理しております。今後、内容の精査を進め、リスクの軽減と機会を的確に捉えた事業運営に努めてまいります。

リスク・機会の種類

気候変動に対する取組

リスク・機会の概要





※1

温室効果ガス排出量削減

気候変動規制強化に伴う事業コストの増加

(炭素税の導入、排出権取引等)

計画的な省エネ・再エネの推進

エネルギー需給の変化により、石油・電力等のエネルギーコストが増加

環境課題に配慮した製品の開発

環境に配慮した製品に対する顧客の需要の高まりに応えられないことによる競争力の低下



※2

BCP計画の見直し、複数購買の実施

自然災害の激甚化による生産設備停止、部材調達の停止


環境課題に配慮した製品の開発

脱炭素化、電力価格の高騰から環境性能の高い製品の提供機会の増加

 

※1 気候変動を緩和することを目的とした低炭素社会への移行に伴うリスク

※2 気候変動に伴う災害等により顕在化するリスク

加えて、当社グループでは、政府目標である2050年のカーボンニュートラルに向けて、GHG排出量削減の移行計画を策定中であり、GHG排出量削減に向けた活動を社内横断型の委員会活動により実施しております。

 

また、当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりであります。

 

① 人材育成方針

当社グループは「従業員は会社の大切な財産である」と考え、すべての従業員の人権を尊重するとともに、大成ラミックの基本行動指針のもと、従業員の人格、個性を尊重し、安全で働きやすい環境を確保するとともに従業員の多様な能力や個性を十分に発揮できるよう成長を支援します。

 

② 社内環境整備方針

当社グループは、すべての従業員の安全と健康を守り、多様な働き方を受け入れられるよう、職場環境の整備に努めます。

すべての従業員の安全と健康を守るため、安心・安全・快適な職場環境の実現を目標に掲げ、労働安全衛生管理システムを活用し、全員参加による安全第一の社風づくりに取り組みます。また、すべての従業員が心身ともに健康で働き続けることができるよう産業保健体制を構築し、従業員の健康維持・向上に努めます。

すべての従業員が仕事とプライベートの両立を実現でき、生き生きと暮らせる環境をつくるため、出産・育児・介護をはじめとしたライフイベントに備えた両立支援制度を充実させるとともに、柔軟で効率的な働き方を実現できるよう、就業支援制度を整備しております。

 

(3) リスク管理

当社グループにおいて、全社的なリスク管理は、リスクマネジメント委員会において行っておりますが、サステナビリティに係るリスクの識別、優先的に対応すべきリスクの絞り込みについて、サステナビリティ委員会の中でより詳細な検討を行い、重要なリスクについては、取締役会へ報告を行います。

サステナビリティに関するリスクへの対応状況は、サステナビリティ委員会においてモニタリングされ、その内容は取締役会へ報告されます。

サステナビリティ関連の機会の識別、評価や優先順位付けは、サステナビリティ委員会において行われ、重要と認識された機会については、取締役会へ報告されます。

 

(4) 指標及び目標

 

① 環境課題への対応に関する指標及び目標

当社グループでは、国内の製造拠点におけるGHG排出量(Scope1・2)を指標とし、環境に配慮した事業活動を推進しております。Scope1・2に関しては中期的な削減目標として、2030年度に46%削減(2013年度比)を掲げるとともに、長期的な目標として、政府目標を参考に2050年度カーボンニュートラルを目指してまいります。

今後、事業の成長や新規事業への参入に伴うGHG排出量の増加が想定されますが、再エネの導入や排出権利用の検討も視野にいれ、長期的な目標達成のために事業の脱炭素化を推進してまいります。

 

② 人的資本・社内環境整備方針に関する指標及び目標

当社グループでは、上記「(2) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。

 

指標

目標

実績(当連結会計年度)

従業員に占める女性労働者の割合

2030年4月までに20%

15.8%

従業員に占める外国籍割合

2030年4月までに10%

 5.1%

男性労働者の育児休業取得率

2030年4月までに65%

70.5%