2024年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長  長谷部  正

所有者

 

(5) 【所有者別状況】

  2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数(人)

13

18

114

60

16

18,908

19,129

所有株式数
(単元)

9,760

1,057

9,654

11,394

20

38,533

70,418

5,700

所有株式数
の割合(%)

13.86

1.50

13.71

16.18

0.03

54.72

100.00

 

(注) 1.「金融機関」の中には、役員向け株式交付信託及び株式給付信託型ESOPの信託財産として保有する当社株式705単元が含まれております。

2.自己株式669,798株は、「個人その他」に6,697単元及び「単元未満株式の状況」に98株含まれております。

 

役員

 

(2) 【役員の状況】

①  役員一覧

男性9名  女性2名  (役員のうち女性の比率18%)

役職名

氏  名

生年月日

略      歴

任期

所有株式数
(株)

代表取締役
会長

木  村  義  成

1953年9月22日生

1982年4月

当社入社

1990年7月

同取締役製版部長

1993年7月

同常務取締役工場長

1995年7月

同専務取締役包装フィルム本部長

2000年6月

同専務取締役生産本部長

2002年6月

同専務取締役管理本部長

2005年3月

株式会社タイパック代表取締役社長(現任)

2007年6月

当社代表取締役社長

2023年4月

同代表取締役会長(現任)

注3

177,800

代表取締役
社長
兼管理本部長

長 谷 部   正

1965年5月10日生

1984年4月

当社入社

2006年4月

同生産本部プロセスセクター長

2007年7月

同生産本部生産統括部長代理

2009年6月

同執行役員管理本部財務部長兼情報システム室長

2009年6月

株式会社グリーンパックス代表取締役社長

2010年6月

当社執行役員管理本部副本部長

2011年6月

同取締役管理本部長

2020年4月

同代表取締役専務

2023年4月

同代表取締役社長兼コーポレートユニットリーダー

2024年4月

同代表取締役社長兼管理本部長(現任)

注3

11,600

常務取締役

富  田  一  郎

1969年6月21日生

1988年4月

当社入社

2002年4月

同生産本部工場長

2007年4月

同管理本部財務部長代理

2008年4月

同管理本部財務部長

2009年6月

同取締役生産本部長

2017年4月

同取締役DANGANソリューション事業部長兼生産本部長

2018年4月

同取締役DANGANソリューション事業部長

2020年4月

同常務取締役(現任)

2020年4月

Taisei Lamick USA, Inc.取締役

注3

6,000

取 締 役
経営戦略本部長

北  條  洋  史

1964年1月22日生

1986年4月

株式会社三菱銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行

2008年12月

同行デュッセルドルフ支店副支店長

2012年5月

同行外為事務部長

2014年5月

同行ソウル支店長

2017年1月

当社へ出向(2018年1月に転籍)

2018年1月

同管理本部財務部長

2018年4月

同執行役員経営企画室長

2019年6月

同取締役経営企画室長

2020年4月

同取締役コーポレートユニットリーダー兼経営企画本部長

2022年4月

同取締役コーポレートユニットリーダー

2023年4月

同取締役経営戦略本部長(現任)

注3

101

取 締 役

土  屋  和  男

1972年12月3日生

1998年9月

当社入社

2009年4月

同広域営業部西日本統括福岡営業所長

2013年6月

同営業本部福岡支店長兼大阪支店長

2015年4月

同営業本部副本部長兼海外営業部長

2018年4月

同経営企画室部長

2019年4月

同執行役員経営企画室部長

2020年4月

同執行役員P.I.リサーチセンター長

2021年6月

同取締役P.I.リサーチセンター長

2022年4月

同取締役P.I.リサーチセンター長兼事業開発部長

2023年4月

同取締役P.I.リサーチセンター長兼事業企画部長

2024年4月

同取締役(現任)

2024年4月

Taisei Lamick USA, Inc.取締役(現任)

注3

908

取 締 役

友  野  直  子

1964年8月25日生

1988年4月

株式会社西武百貨店(現 株式会社そごう・西武)入社

2008年12月

弁護士登録(第二東京弁護士会)

2009年1月

髙木佳子法律事務所(現 T&Tパートナーズ法律事務所)入所(現任)

2016年6月

当社取締役(現任)

2017年6月

株式会社エフテック社外取締役(現任)

2024年4月

第二東京弁護士会副会長(現任)

注3

 

 

役職名

氏  名

生年月日

略      歴

任期

所有株式数
(株)

取 締 役

鈴  木  道  孝

1950年10月13日生

1976年4月

株式会社東京銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)入行

1997年10月

株式会社東京三菱銀行(現 株式会社三菱UFJ銀行)新宿新都心支店副支店長

2002年11月

同行ムンバイ支店長

2004年10月

シロキ工業株式会社(現 アイシンシロキ株式会社)へ転籍

2005年2月

SHIROKI North America, Inc.副社長

2007年6月

同社社長兼CEO

2012年10月

シロキ工業株式会社(現 アイシンシロキ株式会社)特別顧問

2015年6月

当社監査役

2017年6月

同取締役(現任)

注3

100

取 締 役

村  田  泰  彦

1959年9月25日生

1985年4月

シャープ株式会社入社

1987年4月

東京大学生産技術研究所第二部横井研究室助手

1996年9月

同大学博士(工学)学位取得

2002年8月

同大学生産技術研究所講師

2003年4月

日本工業大学工学部機械工学科講師

2004年4月

同大学助教授

2009年4月

同大学教授

2011年12月

同大学機械工学科主任

2015年4月

同大学機械実工学教育センター長(現任)

2024年6月

当社取締役(現任)

注3

常勤監査役

山  口  政  春

1958年7月11日生

1981年2月

当社入社

1996年5月

同包装フィルム本部工場長

1997年7月

同取締役包装フィルム本部工場長

2000年6月

同取締役生産本部副本部長

2002年6月

同取締役生産本部長

2009年6月

同取締役機械・開発本部長

2011年4月

Taisei Lamick USA, Inc.代表取締役社長

2011年6月

当社常務取締役研究開発本部長兼品質保証部長兼海外事業推進室長

2012年4月

同常務取締役兼品質保証部長

2013年6月

同常務取締役

2016年9月

同常務取締役兼ASEAN事業部長

2016年10月

Taisei Lamick Malaysia Sdn. Bhd.(現Scientex Packaging (Kajang) Sdn. Bhd.)取締役

2020年4月

当社取締役

2020年6月

同監査役(現任)

注5

9,000

監 査 役

山 口  さ や か

1980年8月12日生

2003年4月

中央青山監査法人(現 PwC Japan有限責任監査法人)入所

2006年5月

公認会計士登録

2013年8月

税理士登録

2013年8月

公認会計士山口さやか事務所開設(現任)

2015年9月

TAXパートナーズ税理士法人設立 社員就任(現任)

2018年6月

当社監査役(現任)

2021年9月

株式会社アーバネットコーポレーション社外取締役(現任)

2024年6月

株式会社ヨコオ社外監査役(現任)

注4

監 査 役

渡  辺    篤

1970年3月20日生

1993年11月

監査法人双研社(現 ふじみ監査法人)入所

1998年5月

公認会計士登録

2004年12月

監査法人トーマツ(現 有限責任監査法人トーマツ)入所

2009年8月

監査法人双研社(現 ふじみ監査法人)入所

2023年10月

同理事(現任)

2024年6月

当社監査役(現任)

注5

205,509

 

 

(注) 1.取締役 友野直子氏、取締役 鈴木道孝氏及び取締役 村田泰彦氏は、会社法施行規則第2条第3項第5号に規定する社外役員に該当する社外取締役であります。

2.監査役 山口さやか氏及び監査役 渡辺篤氏は、会社法施行規則第2条第3項第5号に規定する社外役員に該当する社外監査役であります。

3.取締役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4.当該監査役の任期は、2022年3月期に係る定時株主総会終結の時から2026年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

5.当該監査役の任期は、2024年3月期に係る定時株主総会終結の時から2028年3月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

6.当社では、取締役会の一層の活性化を促し、取締役会の意思決定・業務執行の監督機能と各部の業務執行機能を明確に区分し、経営効率の向上を図るために執行役員制度を導入しております。

執行役員は以下のとおりであります。

執行役員

グローバルビジネス本部長

羽鳥  等

執行役員

DANGANエンジニアリング本部長

松本  久也

執行役員

営業本部長

斎藤  弘忠

 

 

②  社外役員の状況

a.社外取締役及び社外監査役の員数並びに当社との人的関係、資本的関係又は取引関係その他の利害関係

当社の社外取締役は3名であります。

社外取締役友野直子氏は、弁護士の資格を有しており、法律に関する知見を活かした専門的見地から有用な意見をいただけるものと判断し選任しております。また、同氏は株式会社エフテックの社外取締役を兼任しておりますが、同社及び同氏と当社との間には特別な利害関係はありません。

社外取締役鈴木道孝氏は、長きにわたり金融機関に在籍し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有していることから選任しております。なお、同氏は、当社の株式100株を所有しております。同氏と当社との間にはそれ以外に特別な利害関係はありません。

社外取締役村田泰彦氏は、大学教授としてプラスチック成形加工を専門に研究しており、豊富な経験と知見を活かした中立な立場での意見をいただけるものと判断し選任しております。また、同氏は日本工業大学の大学教授を兼任しておりますが、同校及び同氏と当社との間には特別な利害関係はありません。

当社の社外監査役は2名であります。

社外監査役山口さやか氏は、公認会計士及び税理士としての豊富な経験や実績を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有していることから選任しております。また、同氏は株式会社アーバネットコーポレーションの社外取締役及び株式会社ヨコオの社外監査役を兼任しておりますが、各社及び同氏と当社との間には特別な利害関係はありません。

社外監査役渡辺篤氏は、公認会計士の資格を有し、企業経営を統治するための十分な見識と人格を兼ね備えており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有していることから選任しております。当社との間には特別な利害関係はありません。

b.社外取締役及び社外監査役が当社の企業統治において果たす機能及び役割並びに選任状況に関する当社の考え方

(社外役員の選任理由)

社外役員においては、取締役会の監督機能強化や経営に関する客観性、中立性を高める役割を担っており、また、最適なガバナンス体制を構築する上で、実効性や専門性のほか、独立性についても重要な要素であると考え、総合的な見地から社外役員を選任しております。

(社外取締役の選任基準)

イ  社外取締役は、経営の監督機能強化に必要な実績と見識を有している者から選任し、多様な視点から、取締役会の適切な意思決定、経営監督の実現を図る。

ロ  社外取締役選任の目的に適うよう、その独立性確保に留意し、実質的に独立性を確保し得ない者は社外取締役として選任しない。

(社外監査役の選任基準)

イ  社外監査役は、様々な分野に関する豊富な知識、経験を有する者から選任し、中立的・客観的な観点から監査を行うことにより、経営の健全性を確保する。

ロ  社外監査役選任の目的に適うよう、その独立性確保に留意し、実質的に独立性を確保し得ない者は社外監査役として選任しない。

当社は、社外取締役及び社外監査役を選任するための独立性に関する基準又は方針は定めておりませんが、選任にあたっては東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を参考にしております。なお、社外取締役友野直子氏、鈴木道孝氏、村田泰彦氏及び社外監査役山口さやか氏、渡辺篤氏の5名を、一般株主との利益相反の生じる恐れがない独立役員として東京証券取引所に届け出ております。

 

③  社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

客観的、中立的な立場から、取締役会や監査役会等の重要な会議へ出席いただき、積極的な意見を提言しております。また、効果的な意見を提言していただくため、総務人事部が資料の事前配付を行っております。

内部監査・内部統制部門及び会計監査人とは、必要に応じ取締役及び常勤監査役を通じて監査状況や監査結果についての説明・報告を受けるとともに情報交換を行い相互連携しております。

 

関係会社

4 【関係会社の状況】

連結子会社

名称

住所

資本金

主要な事業
の内容

議決権の

所有割合
(%)

関係内容

株式会社グリーンパックス

埼玉県白岡市

20,000

千円

運送及び保管業務

100.0

当社の物流業務を委託

Taisei Lamick USA, Inc.

 (注)1

アメリカ合衆国
イリノイ州

6,000

千米ドル

包装フィルムの販売並びに充填機械の販売及び保守

100.0

当社製品の販売

役員の兼任あり 1名

資金の借入

Taisei Lamick Asia (Malaysia) Sdn. Bhd.

マレーシア
セランゴール州

1,000

千マレーシアリンギット

包装フィルムの販売並びに充填機械の販売及び保守

100.0

当社製品の販売

 

(注) 1. Taisei Lamick USA, Inc. は特定子会社に該当しております。

2. 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。

沿革

 

2 【沿革】

当社は株式額面の変更を目的として、1976年4月21日を期日とし、大成包材株式会社(下図における実質上の存続会社)を吸収合併いたしました。

したがいまして、下記沿革では、特に記載のない限り、実質上の存続会社である大成包材株式会社(下図における実質上の存続会社で、現 大成ラミック株式会社)についての記載をしております。

以上の内容を図示しますと以下のとおりとなります。

 


 

年月

事項

1966年3月

東京都足立区下沼田に大成包材株式会社(資本金110百万円、実質上の存続会社)を設立
足立工場にてセロファン及びポリエチレンの加工販売を開始

1972年3月

東京都足立区舎人町に本社を移転

1975年4月

埼玉県南埼玉郡白岡町(現 白岡市)に埼玉工場(現 白岡第3工場)を開設

1989年5月

液体充填用フィルムを販売開始

1989年7月

埼玉工場(現 白岡第3工場)に本社を移転

1990年4月

大成ラミック株式会社に商号変更

1992年9月

日本精機株式会社と共同開発した液体充填機「NT-DANGAN」を販売開始

1993年5月

埼玉県南埼玉郡白岡町(現 白岡市)に物流子会社「株式会社グリーンパックス」(現 連結子会社)を設立

1993年12月

埼玉県南埼玉郡白岡町(現 白岡市)に本社工場(現 本社・白岡第1工場)を開設

2002年4月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場

2003年3月

東京証券取引所市場第一部指定

2005年11月

ISO9001/ISO14001認証取得(現在はISO14001のみ認証継続)

2006年10月

液体充填機「DANGAN」の共同開発会社である日本精機株式会社から、開発成果等すべての権利を譲受

2009年8月

新潟県見附市に新潟事業所を開設

2011年4月

アメリカ合衆国イリノイ州に販売子会社「Taisei Lamick USA, Inc.」(現 連結子会社)を設立

2013年5月

埼玉県白岡市に白岡第2工場を開設

2016年4月

FSSC22000(食品安全マネジメントシステム)認証取得

2016年6月

アメリカ合衆国カリフォルニア州にTaisei Lamick USA, Inc.の支店「LA Branch」を開設

2016年9月

マレーシア・クアラルンプールの軟包装資材製造販売会社「Malaysia Packaging Industry Berhad」(現 Scientex Packaging (Kajang) Sdn. Bhd.)を株式の取得により子会社化

2017年3月

公募増資及び第三者割当増資により資本金を3,426百万円に増資

2017年4月

岡山県岡山市北区に西日本DANGANメンテナンス拠点「岡山DANGAN'S STUDIO」を開設

2017年5月

埼玉県白岡市に液体充填デモルーム兼研究開発棟として「星川DANGAN'S STUDIO」を開設

2018年3月

Taisei Lamick Malaysia Sdn. Bhd.(現 Scientex Packaging (Kajang) Sdn. Bhd.)が本社及び工場をマレーシア・セランゴール州に移転

2019年5月

大韓民国ソウル特別市に韓国支店を開設

2021年4月

埼玉県白岡市に新たな液体充填システム確立のための実証実験棟として「DANGAN'S STUDIO WEST」を開設

2022年4月

東京証券取引所の市場区分見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行

2022年6月

アメリカ合衆国ニュージャージー州にTaisei Lamick USA, Inc.の支店「NJ Branch」を開設

2022年9月

Taisei Lamick Malaysia Sdn. Bhd.(現 Scientex Packaging (Kajang) Sdn. Bhd.)の保有株式の80.2%をSCIENTEX PACKAGING FILM SDN. BHD.へ譲渡

2022年9月

マレーシア・セランゴール州に販売子会社「Taisei Lamick Asia(Malaysia)Sdn. Bhd.」(現 連結子会社)を設立

 

(注) 2024年5月に持株会社体制への移行を目的として、分割準備会社である「大成ラミックフィルム製造分割準備株式会社」及び「大成ラミック販売及び機械製造分割準備株式会社」を設立し、吸収分割契約を締結しております。