2023年7月期有価証券報告書より
  • 社員数
    217名(単体) 252名(連結)
  • 平均年齢
    39.5歳(単体)
  • 平均勤続年数
    2.3年(単体)
  • 平均年収
    7,239,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

 

2023年7月31日現在

事業部門の名称

従業員数(人)

ダイレクトマーケティング本部

45

(3)

ブランドマネジメント本部

35

(-)

新チャネル事業本部

2

(-)

リテール事業本部

34

(4)

海外事業本部

13

(1)

品質・SCM本部

27

(-)

新ビジネス開発推進本部

13

(-)

全社(共通)

48

(6)

ベイ安美(上海)化粧品有限公司

4

(-)

株式会社ベネクス

31

(8)

合計

252

(22)

(注)1.従業員数は(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマーを含み、人材会社からの派遣社員及び季節工を除く。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.当社グループは化粧品の製造・販売事業とその他の事業を行っておりますが、その他の事業については金額的な重要性が乏しくセグメント別の記載はしていないため、事業部門別に記載しております。

3.従業員数が当期中において、29名増加したのは、主として2023年1月に株式会社ベネクスを買収し、連結子会社としたことによるものであります。

 

(2) 提出会社の状況

 

 

 

 

2023年7月31日現在

従業員数(人)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

217

(14)

39.5

2.3

7,239

 

事業部門の名称

従業員数(人)

ダイレクトマーケティング本部

45

(3)

ブランドマネジメント本部

35

(-)

新チャネル事業本部

2

(-)

リテール事業本部

34

(4)

海外事業本部

13

(1)

品質・SCM本部

27

(-)

新ビジネス開発推進本部

13

(-)

全社(共通)

48

(6)

合計

217

(14)

(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマーを含み、人材会社からの派遣社員及び季節工を除く。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.当社は化粧品の製造・販売事業の単一セグメントであるため、事業部門別に記載しております。

3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

4.従業員数は当期中において1名増加しております。

 

(3) 労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

当事業年度

補足説明

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1.

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2.

労働者の男女の賃金の差異(%)

(注)3.

全労働者

正規雇用

労働者

パート・有

期労働者

35.7

0.0

67.5

67.4

59.1

 

(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3.労働者の男女の賃金の差異は、役職、年齢、勤続年数等の属性が同じ男女間では賃金の差異はなく、等級別人数構成の差によるものであります。賃金は基本給及び賞与、基準外賃金を含んでおります。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。

 

1.サステナビリティの考え方

 「Forever vivid 人の時間(とき)を、解き放つ。 Untether time.」という企業理念のもと、当社グループは、人、社会、地球のすべてが持続可能であることに貢献していきます。「社会的価値」と「経済的価値」の両立を目指す持続可能なサステナビリティ活動を推進しております。

 

 

サステナビリティ基本方針

 

~Uniqueな人生を実現する~

Enabling unique pathways through life

 

『人の時間(とき)を、解き放つ。』人生100年時代を迎えた世界で、

年齢や性別に対する先入観から解放され、

自分に自信を持つ“アンチエイジング”という価値観のもと、

一人ひとりが好奇心を持って新たなことにチャレンジできる世界を目指します。

 

そのために、型にはまらない柔軟な発想力を発揮し、

世の中を変えうるUniqueな価値を提供することで、

様々な社会課題にステークホルダーとともに向き合い、

いつでも、いつまでも輝ける持続可能な社会の実現に貢献します。

 

 

 

 

 

(1)ガバナンス

 当社グループは、ESGの各領域でサステナビリティ活動を強化するため、2022年8月にサステナビリティ推進委員会を設置いたしました。サステナビリティに関する各課題はサステナビリティ推進委員会が中心となり、特定したマテリアリティと目標について、関連部署をはじめ全社で取り組みを進めております。

 サステナビリティ推進体制

 

 

 

(2)戦略

 当社グループでは、社会環境の変化がもたらす社会課題を捉え、持続的な成長を実現する上で重要と考える事項を、環境・社会・ガバナンスの各領域においてマテリアリティとして特定しました。マテリアリティに対する取り組み方針を定め、各課題の解決に向けた具体策の推進に取り組んでおります。

 

 

 

■マテリアリティと取り組み方針、関連するSDGs

 

 

 

 

(3)リスク管理

 当社グループは、事業環境の変化に対応しながら持続的な成長を達成していくため、リスク管理を最重要課題のひとつとして位置付け、取締役会にて定めたリスクマネジメント規定に基づき、リスクマネジメント委員会が全社的なリスク管理の強化に取り組んでおります。このうち、サステナビリティに関する課題については、サステナビリティ推進委員会で検討・議論を行い、取締役会に報告しております。

 

 

 

 

(4)指標及び目標

 当社グループでは、マテリアリティごとに目標を設定して具体的な取り組みを進めることで、持続可能な社会の実現に向けた貢献と企業価値の向上を果たしてまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■マテリアリティと目標

 

 

 

2.人的資本の考え方

 「Forever vivid 人の時間(とき)を、解き放つ。」という企業理念のもと、当社グループは創業以来、世の中にこれまでにない「Uniqueな価値」を提供することで、何気ない日常を豊かにし、誰もがいつでも輝ける新しい未来に変えていくことにこだわり続けております。

 今後も「Uniqueな価値」を提供し続けていくためには、なによりも社員一人ひとりの個性(Uniqueさ)、能力の発揮、成長が欠かせないものと捉えており、また、変化や競争が厳しい環境下において、人材が価値創造・競争優位の源泉であると位置付けております。

 人材を経営の軸として、中期経営計画「2024-2027+Beyond」の実現と将来への持続的成長・企業価値向上を実現してまいります。

 

 

 

(1)人材に関する課題認識

 当社グループはこの数年間で事業の急成長が進み、その成長に合わせて中途社員の採用数を積極的に増やし、急激な組織拡大をしてきました。組織規模拡大により、専門性、多様性、Uniqueな価値を持ち合わせた人材集団となってきましたが、一方で組織として個を活かし、成長に繋げる仕組みの整備や運用の統一性、カルチャーの醸成が、将来に向けた転換点である企業フェーズとも重なり、当社の重点課題のひとつであると認識しております。

 

 

 

(2)人材戦略の方針

 企業理念の実現・持続的成長の為、一人ひとりの個性・力の発揮や成長に繋げる人材戦略の方針を設けております。

 

 

 

(3)指標及び目標

 マテリアリティごとに目標を設定して、具体的な取り組みを進めております。詳細は「1.サステナビリティの考え方 (4)指標及び目標」をご参照ください。

 

 

 

(4)人材に関する取組

 

①健康経営

 当社グループ社員、また当社に関わるすべての人々が健康で豊かな生活を送ることのできるウェルビーイングを推進しております。社員が心身ともに健康で幸せを実感できる生活を送ることができ、一人ひとりの個性や能力の発揮ができる環境づくりの推進にあたり、代表取締役社長が自ら健康経営の責任者となり、経営的な視点から全体の健康経営を推進しており、また健康経営推進責任者を設置し、安全衛生委員会、産業医、保健師と連携して、各種情報発信・施策展開を行っております。こうした取り組みの評価として、「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」の認定を受けました。

 

 

 

健康経営宣言

すべての人が、健やかで美しく輝く人生の実現へ

プレミアアンチエイジンググループは、アンチエイジング事業のパイオニアとして、社員とその家族、世の中すべての人が年齢にとらわれずいつまでも、 健やかで美しく輝けるための取り組みを推進します。

 

 

 

行動指針

・ユニークな感性と思考を生み出すために必要な、心と体が健康でウェルビーイングとなる環境の提供をすべての社員とその家族に約束します。

・社員とその家族だけではなく、当社に関わるすべての皆さまにも美しく健やかで輝けるための取り組みを展開してまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

健康経営推進体制

 

 

 

②社員エンゲージメント

 当社グループは、社員が仕事、会社へ愛着を持ち、やりがい、働き甲斐を感じることが生産性を高め、業績向上や持続的成長につながるということを基本的な考えとしております。よって、社員のエンゲージメントは経営における重要指標のひとつと位置付け、全社員向けに定期的にエンゲージメントサーベイを実施し、毎回、状況や課題について経営層で共有・議論を行い、実行計画へ反映しております。

 また、社員エンゲージメントの向上をマテリアリティの取り組み事項として掲げ、中期経営計画期間中の目標値も設定いたしました。この達成を目指し、具体的な取り組みを推進してまいります。

 

 

 

③教育・研修

 社員の成長と組織力の最大化を目的に、研修制度、資格支援制度を導入しております。役割に応じて求められるスキルを集合形式で学んでいく研修や、自らの意志で成長を望む従業員に対して機会を提供する手上げ研修を行っております。

 今後も人材育成の制度・仕組みは随時更新して取り組んでまいります。

 

 

 

 

④人事制度

 当社は事業拡大や社員規模に併せて2021年に人事制度を刷新致しました。

 人事制度刷新にあたっては、当社の経営方針、当社が求める人物像や価値観、人材戦略方針をふまえて制度の改定を行いました。但し、社員一人ひとりの力の発揮や組織力向上には、現状、制度運用レベルの向上や統一化に関する課題があり、また時間の経過とともに制度内容の更新が必要となっております。制度内容の更新や運用レベルの向上、統一化に向けた取り組みを随時進めてまいります。

 

 

 

⑤ダイバーシティの取組

 当社グループは、様々な価値観を尊重し活躍できる組織づくりを目指し、ダイバーシティ&インクルージョンに取り組んでおります。

 当社グループの従業員は252名で、女性比率は59.1%となっており、女性活躍推進に関する取り組みが優良な企業として「えるぼし」の3つ星に認定されております。今後においても、多様な労働条件の整備や仕事と家庭の両立支援など、誰もが働きやすい雇用環境の整備を進めてまいります。女性活躍推進に限らず、外国人の採用、シニアの活用も進めております。

 

 

 

⑥組織風土活性

 当社では、今後のビジネス環境や当社の市場ポジションにおいては、組織全体での課題解決に向けたスピード感は欠かせないものになると認識しており、その為には組織の一体感が必要な要素と考えております。当社は社歴が浅い中途社員で構成されている組織特性もあり、組織の一体感を高める為にコミュニケーションが活発になる風土作りを進めております。具体的には、全社情報の共有を目的とした週次での情報配信、縦のコミュニケーションの改善の取り組み、部門を超えた横の交流を促す相互理解ワークショップの開催、社員同士で称賛を送りあうことで日常の活躍を見える化に取り組むなど、コミュニケーションの場を積極的に作り、組織風土活性に取り組んでおります。

 今後もコミュニケーション活性の為に様々な取り組みを進めてまいります。