社長・役員
略歴
1985年4月 富士写真フイルム株式会社(現 富士フイルム株式会社)入社
1996年10月 同社 足柄研究所主任研究員
2004年4月 同社 R&D統括本部材料研究本部 デジタル&フォトイメージング材料研究所研究担当部長
2007年6月 同社 R&D統括本部ライフサイエンス研究所副所長 兼ライフサイエンス事業部事業開発室技術担当部長
2008年7月 富山化学工業株式会社(現 富士フイルム富山化学株式会社)出向
2009年6月 富士フイルム株式会社 R&D統括本部医薬品研究所所長
2013年9月 同社 再生医療事業推進室室長 兼 医薬品事業部次長
2014年6月 兼 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 取締役
2015年4月 同社 再生医療事業推進室マネージャー 兼 一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム出向(運営委員長)
2017年12月 同社 ヘルスケア事業推進室マネージャー
2018年3月 当社 取締役
2018年6月 当社 代表取締役社長(現任)
2019年1月 当社 執行役員(現任)
所有者
(5)【所有者別状況】
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2024年3月31日現在 |
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区分 |
株式の状況(1単元の株式数100株) |
単元未満 株式の状況 (株) |
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政府及び 地方公共 団体 |
金融機関 |
金融商品 取引業者 |
その他の 法人 |
外国法人等 |
個人その他 |
計 |
|||
個人以外 |
個人 |
||||||||
株主数(人) |
- |
3 |
23 |
56 |
19 |
21 |
7,430 |
7,552 |
- |
所有株式数(単元) |
- |
1,879 |
7,667 |
18,808 |
5,182 |
100 |
85,681 |
119,317 |
4,700 |
所有株式数の割合(%) |
- |
1.57 |
6.42 |
15.76 |
4.34 |
0.08 |
71.83 |
100.00 |
- |
(注)自己株式50株は「単元未満株式の状況」に含まれております。
役員
(2)【役員の状況】
① 役員一覧
男性 8名 女性 -名 (役員のうち女性の比率-%)
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
代表取締役社長 執行役員 |
横川 拓哉 |
1960年10月13日 |
1985年4月 富士写真フイルム株式会社(現 富士フイルム株式会社)入社 1996年10月 同社 足柄研究所主任研究員 2004年4月 同社 R&D統括本部材料研究本部 デジタル&フォトイメージング材料研究所研究担当部長 2007年6月 同社 R&D統括本部ライフサイエンス研究所副所長 兼ライフサイエンス事業部事業開発室技術担当部長 2008年7月 富山化学工業株式会社(現 富士フイルム富山化学株式会社)出向 2009年6月 富士フイルム株式会社 R&D統括本部医薬品研究所所長 2013年9月 同社 再生医療事業推進室室長 兼 医薬品事業部次長 2014年6月 兼 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 取締役 2015年4月 同社 再生医療事業推進室マネージャー 兼 一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム出向(運営委員長) 2017年12月 同社 ヘルスケア事業推進室マネージャー 2018年3月 当社 取締役 2018年6月 当社 代表取締役社長(現任) 2019年1月 当社 執行役員(現任) |
(注)4 |
60,600 |
取締役 執行役員 管理部長 |
鈴川 信一 |
1955年9月20日 |
1978年4月 国際電信電話株式会社(現 KDDI株式会社)入社 1996年7月 KDDヨーロッパ(現 KDDIヨーロッパ)副社長 2002年2月 テレハウスヨーロッパ 社長 2005年4月 KDDI株式会社 ネットワークソリューション 関西支社長 2008年4月 同社 東南アジア統括拠点長 兼 KDDIシンガポール社長 2010年1月 DMX Technologies Group LTD 代表取締役副会長 2013年1月 KDDI株式会社 理事 グローバル事業本部グローバルICT本部長 2016年6月 株式会社KDDIエボルバ(現 アルティウスリンク株式会社) 常勤監査役 2018年9月 株式会社自律制御システム研究所(現 株式会社ACSL) 社外取締役 2019年6月 当社 監査役 2020年6月 当社 取締役執行役員管理部長(現任) |
(注)4 |
23,000 |
取締役 執行役員 研究開発部長 事業開発部長 |
萩原 真二 |
1965年3月23日 |
1989年4月 サンド薬品株式会社(現 ノバルティスファーマ株式会社)入社 2001年5月 グラクソ・スミスクライン株式会社 生物科学研究部 チームリーダー 2007年2月 富士フイルム株式会社 医薬品ヘルスケア研究所 主任研究員 2013年10月 同社 医薬品ヘルスケア研究所 薬理研究部 統括マネージャー 2021年11月 当社 事業開発部長(現任)兼 研究開発部副部長 2022年6月 当社 執行役員 研究開発部長(現任) 2023年6月 当社 取締役(現任) |
(注)4 |
- |
役職名 |
氏名 |
生年月日 |
略歴 |
任期 |
所有株式数 (株) |
取締役 |
小南 欽一郎 |
1967年1月20日 |
1994年7月 英国王立癌研究所 博士取得後研究員 1998年9月 九州大学 生体防御医学研究所文部教官助手 2001年6月 野村證券株式会社 入社 野村リサーチ・アンド・アドバイザリー株式会社 出向 2011年6月 同社 投資部エグゼクティブ・ディレクター 2013年4月 野村證券株式会社 金融公共公益法人部課長 2015年8月 みずほ証券株式会社 入社 法人グループディレクター 2017年9月 テック&フィンストラテジー株式会社 代表取締役(現任) 2017年10月 セルスペクト株式会社 社外取締役(現任) 2018年6月 当社 取締役(現任) Delta-Fly Pharma株式会社 社外取締役(現任) 2019年8月 株式会社Veritas In Silico 社外取締役(現任) 2021年8月 株式会社イーガイア 社外取締役(現任) 2021年12月 株式会社再生医療iPS Gateway Center(現 株式会社レプリテック) 社外取締役(現任) 2022年2月 株式会社TransMed 取締役(現任) |
(注)4 |
60,000 |
取締役 |
花井 陳雄 |
1953年4月30日 |
1976年4月 協和発酵工業株式会社入社 2003年2月 BioWa, Inc.社長 2006年6月 協和発酵工業株式会社 執行役員 2008年10月 協和発酵キリン株式会社(現 協和キリン株式会社)執行役員開発本部長 2009年4月 同社 常務執行役員開発本部長 2009年6月 同社 取締役常務執行役員 2010年3月 同社 取締役専務執行役員 2012年3月 同社 代表取締役社長 2018年3月 同社 代表取締役会長 2019年3月 同社 取締役会長 2020年5月 株式会社リバネスキャピタル 取締役(現任) 2020年6月 株式会社島津製作所 社外取締役(現任) 2021年3月 当社 取締役(現任) 2021年6月 アキュリスファーマ株式会社 社外取締役(現任) 2023年10月 へパリスファーマ株式会社 社外取締役(現任) 2023年12月 レナリスファーマ株式会社 社外取締役(現任) 2024年3月 ノイルイミューン・バイオテック株式会社 社外取締役(現任) |
(注)4 |
- |
取締役 (監査等委員) |
長清 達矢 |
1956年12月7日 |
1981年4月 国際電信電話株式会社(現 KDDI株式会社)入社 2000年9月 KDDI Australia Pty Ltd, Managing Director 2010年4月 KDDI株式会社 リスクマネジメント本部 内部統制部長 2011年7月 株式会社エボルバビジネスサポート(現 アルティウスリンク株式会社) 常勤監査役 2013年7月 株式会社KDDIエボルバコールアドバンス(現 アルティウスリンク株式会社) 常勤監査役 2017年4月 株式会社ARISE analytics 監査役 2017年6月 日本インターネットエクスチェンジ株式会社 監査役 2017年8月 株式会社ソラコム 監査役 2019年7月 株式会社クリーマ 常勤監査役 2019年10月 ジャパニアス株式会社 社外監査役(現任) 2020年5月 株式会社ジオコード 常勤社外監査役 2022年6月 当社 取締役(監査等委員)(現任) 2023年6月 株式会社ビードットメディカル 社外監査役(現任) |
(注)5 |
- |
取締役 (監査等委員) |
堀内 正 |
1946年9月26日 |
1972年4月 第一製薬株式会社 入社 1989年4月 同社 分子生物学研究室 主任研究員 1996年10月 同社 創薬基盤研究所 所長 1999年10月 同社 執行役員 創薬開拓研究所所長 2007年4月 アスビオファーマ株式会社(現 第一三共株式会社)常勤監査役 2008年7月 慶應義塾大学 総合研究推進機構 研究推進センター 専門員 2016年4月 慶應義塾大学病院 臨床研究推進センター 訪問教授(現任) 2017年9月 国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)科学技術顧問 2019年6月 当社監査役 2020年6月 当社 取締役(監査等委員)(現任) |
(注)5 |
- |
取締役 (監査等委員) |
大野 貴史 |
1969年12月14日 |
1996年3月 太田昭和監査法人(現 EY新日本有限責任監査法人)入所 1998年10月 朝日監査法人(現 有限責任 あずさ監査法人)入所 2000年4月 公認会計士登録 2002年4月 税理士登録 2006年1月 いちよし証券株式会社入社 2010年2月 シミック株式会社(現 シミックホールディングス株式会社)入社 2016年10月 大野公認会計士事務所 代表(現任) 2021年6月 当社 取締役(監査等委員)(現任) |
(注)6 |
- |
計 |
143,600 |
(注)1.当社は監査等委員会設置会社であります。
2.取締役小南欽一郎、花井陳雄、長清達矢、堀内正及び大野貴史は、社外取締役であります。
3.当社の監査等委員会の体制は次のとおりであります。
議長 長清達矢 委員 堀内正 委員 大野貴史
4.2024年6月20日開催の定時株主総会終結の時から、1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。
5.2024年6月20日開催の定時株主総会終結の時から、2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。
6.2023年6月23日開催の定時株主総会終結の時から、2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までであります。
7.当社では意思決定・監督と執行の分離により、それぞれの役割と責任を明確化し、機能強化を図るため執行役員制度を導入しております。執行役員は、代表取締役社長の横川拓哉、取締役管理部長の鈴川信一、取締役研究開発部長兼事業開発部長の萩原真二、最高技術責任者の松浦正の4名です。
② 社外役員の状況
当社は、社外取締役5名の体制であります。
社外取締役小南欽一郎は、バイオ分野における国内外での研究経験や、金融機関におけるヘルスケア関連企業への支援に携わっており、その豊富な知識や経験が社外取締役として客観的な見地から当社の経営に対し適切な監督を行っていただけるものと判断し、社外取締役に選任しております。
社外取締役花井陳雄は、長年にわたり、国内外の製薬企業における抗体医薬品の研究開発の第一人者であるとともに、製薬企業の経営者として豊富な経験と幅広い見識を有しております。かかる実績を踏まえ、社外取締役として当社の企業価値向上に貢献いただけるものと判断し、社外取締役に選任しております。
社外取締役(監査等委員)長清達矢は、事業会社における長年の内部統制や監査業務経験を有しており、当社の経営に対する監査・監督責任を果たしていただけるものと判断し、社外取締役に選任しております。
社外取締役(監査等委員)堀内正は、製薬企業及び研究機関における製薬、薬学、知的財産及び監査に関する豊富な知識と経験を当社監査体制の強化に活かしていただけるものと判断し、社外取締役に選任しております。
社外取締役(監査等委員)大野貴史は、公認会計士及び税理士としての高度な知見や、財務、会計及び税務に関する豊富な経験を有しており、知見と経験に基づいた的確な助言をいただけると考えております。監査等委員である取締役として当社経営に資するものと判断し、社外取締役に選任しております。
社外取締役と当社との間に人的関係、資本関係、取引関係及びその他の利害関係はありません。
当社において、社外取締役を選任するための独立性に関する基準又は方針について特段の定めはありませんが、その選任に際しましては、経歴や当社との関係を踏まえるとともに、一般株主との利益相反が生じることのないよう株式会社東京証券取引所の独立性に関する判断基準等を参考にしております。
③ 社外取締役による監督又は監査と内部監査、監査等委員監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係
当社の監査体制は、監査等委員会監査、内部監査及び会計監査人による会計監査の3つを基本としております。
監査等委員会監査において株主及び債権者の利益の保護を、会計監査において投資家保護を、内部監査において当社の継続的発展と企業価値の向上をそれぞれ目的として、三様監査(監査等委員会監査・内部監査・会計監査)を実施し、当社の健全な経営及び継続的な発展に不可欠な内部統制の構築並びに運用状況及びその有効性の検証、評価を三様監査相互の連携及び相互補完を持って推進しております。
社外取締役は、監査等委員とは内部監査報告書等の共有や都度コミュニケーションを図っております。また、会計監査人とは監査実施時等の社内での作業を行うときに個別に情報を共有しております。また、三様監査の実効性を高め、かつ、全体としての監査の量的向上を図るため、各監査間での監査計画及び監査結果の報告、意見交換等緊密な相互連携の強化に努めております。
関係会社
4【関係会社の状況】
該当事項はありません。
沿革
2【沿革】
当社は、2001年2月に東京大学先端科学技術研究センター・システム生物医学ラボラトリー(LSBM)で開発された蛋白質発現・抗体(注1)作製技術を基盤として、診断・創薬標的に対応する抗体の医療への活用を目指して設立されました。
年月 |
概要 |
2001年2月 |
東京都文京区において当社設立 |
2002年10月 |
研究用試薬としての抗体販売を開始 |
2003年4月 |
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「タンパク質相互作用解析ナノバイオチッププロジェクト」に参加 |
2003年7月 |
本社を東京都渋谷区に移転 |
2004年8月 |
R&D Systems Inc.と研究試薬の販売に関する販売代理店契約を締結し、全世界で販売開始 |
2004年9月 |
本社を東京都目黒区に移転 |
2005年9月 |
核内受容体全48種類に対する抗体の販売を開始 |
2006年9月 |
中外製薬株式会社とグリピカン3抗体の特許を受ける権利等の譲渡に関する権利譲渡契約を締結(PPMX-T001) |
2008年9月 |
研究用試薬「PTX3 ELISAキット」の販売を開始 |
2008年11月 |
グリピカン3抗体の第Ⅰ相試験が米国で開始(PPMX-T001) |
2009年1月 |
富士フイルム株式会社が、第三者割当増資により、当社株式の76.68%を保有し当社の親会社となる |
2011年1月 |
放射性同位体(注2)標識カドヘリン3抗体を富士フイルム株式会社に導出(PPMX-T002) |
2014年12月 |
トランスフェリン受容体抗体が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の研究成果最適展開支援プログラム実用化挑戦タイプ(創薬開発)の課題として採択される(PPMX-T003) |
2015年9月 |
薬物結合カドヘリン3抗体を富士フイルム株式会社に導出(PPMX-T004) |
2016年1月 |
放射性同位体標識カドヘリン3抗体の第Ⅰ相試験が米国で開始(PPMX-T002) |
2018年3月 |
富士フイルム株式会社は、第三者割当増資により、当社株式の保有割合が48.62%となり、当社のその他の関係会社となる |
2019年1月 |
ファージディスプレイ技術の維持発展と抗体医薬品の研究開発促進を目的として愛知県名古屋市千種区に名古屋ラボを開設 |
2019年11月 |
当社初の自社治験となるトランスフェリン受容体抗体の真性多血症を対象とした第Ⅰ相試験が日本で開始(PPMX-T003) |
2020年4月 |
放射性同位体標識カドヘリン3抗体医薬の抗がん剤の第Ⅰ相試験が日本で開始(PPMX-T002) |
2021年6月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2022年3月 |
アグレッシブNK細胞白血病を対象とした研究開発が国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業プログラムの課題として採択される(PPMX-T003) |
2022年3月 |
PPMX-T002及びPPMX-T004の富士フイルム株式会社との実施許諾契約を解除 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しによりマザーズ市場からグロース市場に移行 |
2022年9月 |
富士フイルム株式会社が、当社のその他の関係会社でなくなる |
2023年3月 |
アグレッシブNK細胞白血病(ANKL)を対象とした医師主導第I/II相試験の治験計画届を提出し承認される(PPMX-T003) |
2023年7月 |
本社を東京都中央区に移転 |
(注)1.抗体:抗原(免疫反応を引き起こす物質)の構造に応じて1対1の関係で特異的に結合する蛋白質。この特異的な結合力を利用して、がんや感染症、疾患を診断・治療する医薬品(分子標的薬)に応用されます。
2.放射性同位体:放射線を放出する同位体(同じ陽子数で中性子数が異なるものを同位体という)。