2024年3月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長CEO  秋永 士朗 (67歳) 議決権保有率 0.29%

略歴

1981年4月

協和発酵工業㈱(現 協和キリン㈱)入社

1994年4月

同社医薬研究所主任研究員

2001年4月

同社創薬研究本部がん領域マネジャー

2006年4月

同社研究開発本部国際開発部長、臨床開発第一部長歴任

2008年10月

協和発酵キリン㈱(現 協和キリン㈱)開発本部臨床開発第一部長

2011年3月

同社執行役員国際開発統括

2013年3月

同社フェロー

2017年3月

アキュルナ㈱取締役CSO

2018年11月

同社代表取締役社長

2020年6月

当社取締役

2020年9月

当社取締役研究開発本部長CSO

2022年9月

株式会社PrimRNA代表取締役社長

2023年1月

当社代表取締役社長CEO兼研究開発本部長CSO

2023年10月

当社代表取締役社長CEO(現任)

所有者

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満

株式の状況

(株)

政府及び

地方公共

団体

金融機関

金融商品

取引業者

その他の

法人

外国法人等

個人

その他

個人以外

個人

株主数(人)

2

26

150

35

138

33,813

34,164

所有株式数(単元)

1,704

37,845

45,282

11,756

2,330

604,893

703,810

12,158

所有株式数の割合(%)

0.24

5.38

6.43

1.67

0.33

85.95

100.00

(注)自己株式11,428株は、「個人その他」に114単元、「単元未満株式の状況」に28株含まれております。

 

役員

(2)【役員の状況】

① 役員一覧

男性 6名 女性 1名 (役員のうち女性の比率14.3%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

代表取締役社長CEO

秋永 士朗

1956年11月28日

1981年4月

協和発酵工業㈱(現 協和キリン㈱)入社

1994年4月

同社医薬研究所主任研究員

2001年4月

同社創薬研究本部がん領域マネジャー

2006年4月

同社研究開発本部国際開発部長、臨床開発第一部長歴任

2008年10月

協和発酵キリン㈱(現 協和キリン㈱)開発本部臨床開発第一部長

2011年3月

同社執行役員国際開発統括

2013年3月

同社フェロー

2017年3月

アキュルナ㈱取締役CSO

2018年11月

同社代表取締役社長

2020年6月

当社取締役

2020年9月

当社取締役研究開発本部長CSO

2022年9月

株式会社PrimRNA代表取締役社長

2023年1月

当社代表取締役社長CEO兼研究開発本部長CSO

2023年10月

当社代表取締役社長CEO(現任)

 

(注)3

207,160

取締役会長

松村 淳

1962年1月24日

1986年4月

野村證券㈱入社

2008年1月

㈱クワイエット・パートナーズ代表取締役

2010年9月

㈱ウィズ・パートナーズ代表取締役

2012年3月

当社取締役

2017年3月

㈱ALBERT取締役

2019年12月

アクセルマーク㈱取締役会長

2020年4月

アクセリード㈱取締役会長(現任)

2020年5月

㈱ALBERT取締役会長

2020年5月

㈱ウィズ・パートナーズ代表取締役社長CEO

2021年3月

アクセルマーク㈱取締役(現任)

2021年6月

当社取締役

2023年1月

当社取締役会長(現任)

 

(注)3

-

取締役

長谷川 由紀

1978年2月1日

2007年1月

理化学研究所ゲノム科学総合研究センター研究員

2008年4月

同所オミックス基盤研究領域ポスドクフェロー

2010年4月

同所オミックス基盤研究領域研究員

2013年4月

同所ライフサイエンス技術基盤研究センター副チームリーダー

2014年9月

旭化成㈱主査

2016年7月

㈱ウィズ・パートナーズアソシエイト・ディレクター

2019年4月

同社ディレクター

2021年5月

同社ヘルスケア・インベストメント・ヘッド(現任)

2021年6月

当社取締役(現任)

2021年10月

㈱IPガイア取締役(現任)

2023年10月

㈱ARCALIS副会長(現任)

 

(注)3

-

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

取締役

黒圖 肇

1959年1月15日

1982年4月

野村證券㈱入社

2003年4月

同社 企業金融一部長、大阪金融一部長歴任

2007年10月

野村アセットマネジメント株式会社出向

2010年12月

LIC Nomura Mutual Fund Asset

Management Pvt. Ltd.(インド)出向

2016年3月

株式会社格付投資情報センター 常務執行役

員RM本部担当RM本部長、市場営業部、香

港事務所担当、香港事務所長、マーケティン

グ本部担当歴任

2017年4月

同社 常務執行役員RM本部、市場営業部、

香港事務所担当

2019年3月

同社 専務執行役員 営業統括、マーケティ

ング本部担当、香港事務所長

2021年3月

 

同社 取締役専務執行役員 営業統括、マー

ケティング本部担当、香港事務所長

2024年6月

当社取締役(現任)

 

(注)3

-

監査役

(常勤)

松山 哲人

1962年7月3日

1986年4月

三菱商事㈱入社

2002年9月

ナノテク・パートナーズ㈱代表取締役

2003年5月

㈱メディカル・プロテオスコープ取締役COO兼CFO、代表取締役社長歴任

2007年10月

㈱CSK-IS執行役員

2010年5月

㈱ローソン事業開発本部長、執行役員海外事業グループCOO等歴任

2012年11月

日東紡績㈱参与、同理事、ニットーボーメディカル㈱専務取締役等歴任

2014年12月

当社顧問

2015年6月

当社取締役CFO兼社長室長

2018年6月

㈱イントラスト取締役(現任)

2019年11月

当社代表取締役社長CEO

2023年1月

当社取締役副会長

2023年6月

当社常勤監査役(現任)

 

(注)4

135,600

監査役

松尾 隆

1961年3月15日

1984年4月

㈱山善入社

1998年4月

㈱オートバックスセブン経営企画部長

2002年6月

同社取締役エグゼクティブ・オフィサー経営企画、経理・財務、広報、IR担当兼経営企画管理室長

2004年6月

同社取締役オフィサー経営戦略推進担当兼経営企画管理室長

2006年4月

同社取締役CSO経営戦略推進統括

2007年5月

同社取締役CSO経営戦略推進統括兼Co-COO海外事業戦略推進統括

2010年4月

㈱大洋代表取締役社長

2013年4月

㈱オートバックス南海代表取締役社長

2014年4月

㈱オートバックス福岡代表取締役社長

2021年4月

㈱オートバックス南日本販売相談役(現任)

2023年6月

当社監査役(現任)

 

(注)4

-

監査役

和田 成一郎

1962年8月2日

1986年4月

野村證券株式会社入社

2008年7月

同社不動産投資業務部長

2013年4月

野村不動産投資顧問株式会社海外営業部長

2014年10月

同社取締役執行役員

2015年4月

同社取締役常務執行役員

2017年4月

同社監査役

2023年6月

当社監査役(現任)

2023年6月

㈱ウィズ・パートナーズマネージング・ディレクター(現任)

 

(注)4

-

342,760

(注)1.取締役 長谷川由紀及び黒圖肇は社外取締役であります。

2.監査役 松尾隆及び和田成一郎は社外監査役であります。

3.2024年6月27日開催の定時株主総会終結の時から2025年3月期に係る定時株主総会終結の時まで

4.2023年6月29日開催の定時株主総会終結の時から2027年3月期に係る定時株主総会終結の時まで

 

② 社外役員の状況

当社は社外取締役に長谷川由紀及び黒圖肇の2名を選任しており、社外監査役に松尾隆、和田成一郎の2名を選任しております。

社外取締役長谷川由紀は、研究機関及び製薬会社において研究者として長年の経験を有し、投資会社においてはヘルスケア領域を中心に投資・育成を行ってきた経験があり、当社の研究開発やIR戦略等につき発言を行うなど、取締役の職務執行に対する監督、助言等行っております。

社外取締役黒圖肇は、証券会社及び格付機関において企業経営、マーケティング、経営戦略等において豊富な経験を有しており、当社経営の重要事項の決定及び業務執行に対する有益な助言・指導をいただくことを期待しております。

社外監査役松尾隆は、上場企業における経営戦略や経営管理の幅広い経験に基づき、監査役として当社経営全般を監視いただくこと、また、当社の内部管理体制等につき発言を行うことにより、コンプライアンスの強化に寄与することを期待しております。

社外監査役和田成一郎は、不動産投資顧問会社で6年にわたり監査役業務に従事した知見を活かし、監査役として当社経営全般を監視し、当社の内部管理体制等に関し発言を行うことにより、コンプライアンスの強化に寄与することを期待しております。

社外取締役長谷川由紀が所属する株式会社ウィズ・パートナーズは、THEケンコウFUTURE投資事業有限責任組合の無限責任組合員であります。2024年3月31日現在でTHEケンコウFUTURE投資事業有限責任組合が保有する当社の転換社債型新株予約権付社債及び新株予約権の潜在株式数は17,464,954株であります。また、長谷川由紀が取締役を兼務する株式会社IPガイアとは包括的協業関係にあり、本協業下で当社のmRNA創薬事業における事業開発等の委託を行っております。さらに、長谷川由紀が副会長を兼務する株式会社ARCALISとの間では研究所施設の賃貸借契約を締結し、当社は賃料等の支払いを受けております。

当社においては、社外取締役及び社外監査役を選任するための会社からの独立性に関する基準又は方針を定めていないものの、今後の社外取締役選任においても、当社にとって有益な人材かつ、当社と重大な利害関係のない独立性の高い人材を選任し、経営監視機能強化及びその維持を図る方針です。

 

③ 社外取締役及び社外監査役による監督又は監査と内部監査、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役及び社外監査役は、取締役会等を通じて内部監査及び会計監査の状況を把握しております。また、社外監査役は会計監査人及び内部監査部門と監査計画等を共有し、適宜情報交換や面談等を行い相互の連携を図っております。監査役会においては、それらの情報を常勤監査役より報告を受け協議をするほか、取締役会にて適宜意見を表明しております。

内部監査部門は内部監査計画に基づき、当社全部門の内部監査を実施し、各部門の監査結果を代表取締役社長及び監査役会に対し報告を行っております。

 

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

(千円)

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合(%)

関係内容

(連結子会社)

株式会社PrimRNA

東京都港区

1,000

医薬品の研究開発及び製造等

90

役員の兼任等

兼任2名

 

沿革

2【沿革】

年月

事項

1996年6月

ナノテクノロジーを利用したミセル化ナノ粒子を医薬品開発に応用・実用化することを目的として、ナノキャリア株式会社を東京都世田谷区に設立

1999年10月

千葉県柏市の東葛テクノプラザ内に本社を移転し、研究所を開設

2001年1月

株式会社先端科学技術インキュベーションセンター(現 株式会社東京大学TLO)と「シスプラチン内包高分子ミセル」に関する実施許諾契約書を締結

2002年6月

日本化薬株式会社とパクリタキセルミセルに関する実施許諾基本契約を締結

2003年7月

東京都中央区に東京オフィスを開設

2004年8月

千葉県柏市の東大柏ベンチャープラザ内に本社及び研究所を移転・拡充

2008年3月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2008年9月

台湾のOrient Europharma Co.,Ltd.とシスプラチンミセル(NC-6004)のアジア地域におけるライセンス及び共同開発契約締結

2012年7月

株式会社アルビオンと新化粧品素材の共同開発及び化粧品の商業化に関する共同開発契約を締結

2012年10月

Orient Europharma Co., Ltd.とシスプラチンミセル(NC-6004)のアジア地域を対象とする開発及び販売権に加え、全世界を対象とする製造権を付与する新たなライセンス契約を締結

2014年6月

千葉県柏市若柴に本社及び研究所並びに東京オフィスを移転・統合

2015年3月

東京都中央区に新東京オフィスを開設

2015年7月

神奈川県川崎市川崎区にiCONMラボ(川崎サテライト研究所)を開設

2016年3月

株式会社アルビオンとの共同開発新製品であるスカルプトータルケア製品「Depth」販売開始

2016年12月

エピルビシンミセル(NC-6300)の米国における第Ⅰ相臨床試験開始

2017年8月

米国子会社NanoCarrier USのオフィス開設

2017年11月

イスラエルのVascular Biogenics Ltd.と遺伝子治療製品VB-111の日本国における開発及び商業化に関するライセンス契約を締結

2018年6月

セオリアファーマ株式会社と耳鼻咽喉科領域及びがん領域の新医薬品等の開発候補品に関する共同開発契約を締結、耳鼻咽喉科領域における開発候補品(ENT103)の開発に着手

2019年5月

セオリアファーマ株式会社との共同開発による耳鼻咽喉科領域における開発候補品(ENT103)の第Ⅲ相臨床試験開始

2019年10月

エピルビシンミセル(NC-6300)の米国第Ⅰ相臨床試験の血管肉腫を対象とした追加試験開始

2020年3月

遺伝子治療製品VB-111の国際共同第Ⅲ相臨床試験への日本からの参画を決定

2020年9月

核酸医薬に強みを持つベンチャー企業アキュルナ株式会社を吸収合併

2021年4月

本社及び研究所を千葉県柏市から東京都中央区及び神奈川県川崎市川崎区に移転

2021年4月

アクセリード株式会社との合弁により株式会社PrimRNA(現・連結子会社)設立

2021年6月

VB-111の国際共同第Ⅲ相臨床試験における国内投与開始

2022年4月

東京証券取引所マザーズからグロースへ上場市場を移行

2022年4月

ENT103の共同開発先であるセオリアファーマ株式会社による外耳炎及び中耳炎を対象とした製造販売承認申請

2022年4月

NC-6004の頭頸部がんを対象とした第Ⅱb相臨床試験について、治験非継続をOrient Europharma Co.,Ltd.との間で合意

2022年7月

VB-111の国際共同第Ⅲ相臨床試験に関し、主要評価項目未達のため開発中止

2023年1月

アクセリード株式会社と包括業務提携契約書締結

2023年3月

株式会社IPガイアと包括業務提携契約書締結

2023年6月

セオリアファーマ株式会社が、コムレクス®耳科用液1.5%を発売開始

2023年6月

商号を「NANO MRNA株式会社(英文商号:NANO MRNA Co., Ltd.)」に変更

2023年11月

本社を東京都中央区から東京都港区に移転

2023年11月

花王株式会社と包括共同研究契約書締結

2024年2月

TUG1 ASOの再発膠芽腫を対象とした医師主導第I相臨床試験における投与開始