事業内容
セグメント情報
セグメント情報が得られない場合は、複数セグメントであっても単一セグメントと表記される場合があります
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セグメント別売上構成
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セグメント別利益構成 セグメントの売上や利益は、企業毎にその定義が異なる場合があります
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セグメント別利益率
最新年度
単一セグメントの企業の場合は、連結(あるいは単体)の売上と営業利益を反映しています
セグメント名 | セグメント別 売上高 (百万円) |
売上構成比率 (%) |
セグメント別 利益 (百万円) |
利益構成比率 (%) |
利益率 (%) |
---|---|---|---|---|---|
(単一セグメント) | 12,889 | 100.0 | 137 | 100.0 | 1.1 |
事業内容
3【事業の内容】
当社グループ(当社及び子会社3社で構成)は、合成樹脂、塗料、ゴムの補強充填剤、薬品及び食品添加用などの用途向けの各種炭酸カルシウムの製造販売を主たる事業としております。
当社と関係会社の位置付けは次のとおりであります。
当社が化合炭酸カルシウム及び重質炭酸カルシウムを、子会社九州カルシウム㈱が重質炭酸カルシウムを、子会社東莞立丸奈米科技有限公司が化合炭酸カルシウムを製造し、当社及び子会社九州カルシウム㈱・丸尾(上海)貿易有限公司が販売しております。
その他、関連当事者である中国砿業㈱から当社及び子会社九州カルシウム㈱が重質炭酸カルシウムを仕入れ、当社が販売しております。
また、当社の関係会社以外からタルク、シリカなどの無機化学品を購入し、当社及び丸尾(上海)貿易有限公司が販売しております。
以上述べた事項を事業系統図で示すと下記のとおりになります。
また、品目別の売上高の前連結会計年度・当連結会計年度実績を比率で示すと下記のとおりになります。
品目 |
前連結会計年度 (自 2022年4月1日 至 2023年3月31日) |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
|
|
化合炭酸カルシウム(%) |
42.4 |
38.6 |
グループ 内製造品 (製品) |
重質炭酸カルシウム(%) |
8.3 |
9.4 |
その他(%) |
0.1 |
0.0 |
|
|
小計(%) |
50.8 |
48.0 |
|
化合炭酸カルシウム(%) |
1.5 |
1.1 |
グループ 外購入品 (商品) |
重質炭酸カルシウム(%) |
20.6 |
21.9 |
その他(%) |
27.1 |
29.0 |
|
|
小計(%) |
49.2 |
52.0 |
合計(%) |
100.0 |
100.0 |
業績
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における世界経済については、欧米における金融引き締め及び資源・原材料価格の高騰、緊張が続くウクライナ・中東情勢、さらには中国経済の減速が不安視され、先行き不透明な状況が続きました。日本経済については、新型コロナウイルス感染症の法的位置づけが移行したことで、経済正常化に向けた動きや、雇用や所得環境の改善、更には個人消費やインバウンド需要の回復の動きが見られる一方、円安に伴う物価上昇などにより依然予断を許さない状況が続きました。
このような経済情勢下、当社グループにおきましては、主要対象分野である自動車関連が半導体供給不足の緩和を背景とした生産の回復、また為替相場が円安傾向になったことから輸出売上が増加し、売上高は128億89百万円(前年同期比2.3%増)と前年同期比2億94百万円の増加となりました。損益面につきましては、電力をはじめエネルギーコストが安定したことに加えコストダウンに注力した結果、営業利益は1億37百万円(前年同期比308.8%増)、経常利益3億57百万円(前年同期比45.3%増)、前期に計上した退職給付制度改定損などの特別損失が減少したことにより親会社株主に帰属する当期純利益は2億49百万円(前年同期比112.8%増)となりました。
財政状態の状況につきましては、当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ20百万円増加し170億10百万円となりました。これは主に売掛金が1億91百万円、建設仮勘定が1億68百万円、投資有価証券が1億67百万円、受取手形が99百万円増加し、現金及び預金が5億1百万円減少したことなどによるものであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ2億66百万円減少し70億22百万円となりました。これは主に短期借入金が2億40百万円、未払金が2億18百万円、前受金が増えたことにより流動負債その他が1億50百万円増加し、長期借入金が8億64百万円減少したことなどによるものであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2億87百万円増加し99億87百万円となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5億66百万円減少し24億57百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は5億8百万円で、これは主に税金等調整前当期純利益3億25百万円、減価償却費4億96百万円などによる資金増加に対して、売上債権の増加2億84百万円などによる資金減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は3億45百万円で、これは主に定期預金の払戻59百万円、投資有価証券の売却による収入12百万円の収入に対して、有形固定資産の取得3億1百万円などの支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は7億62百万円で、これは主に短期借入金の純減額1億50百万円、長期借入金の返済による支出5億23百万円の支出によるものであります。
③生産、受注及び販売の実績
a.生産実績
当連結会計年度におけるグループ生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
品目 |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
前年同期比(%) |
化合炭酸カルシウム(百万円) |
4,901 |
91.5 |
重質炭酸カルシウム(百万円) |
1,218 |
116.0 |
その他(百万円) |
4 |
44.8 |
合計(百万円) |
6,124 |
95.5 |
(注)金額は、販売価格によっております。
b.受注実績
製品について見込み生産を行っているため、該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度におけるグループ販売実績をグループ内での製造品・グループ外からの購入品の別及び品目別に示すと、次のとおりであります。
品目 |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
前年同期比(%) |
|
グループ内 製造品 (製品) |
化合炭酸カルシウム(百万円) |
4,969 |
93.0 |
重質炭酸カルシウム(百万円) |
1,212 |
115.9 |
|
その他(百万円) |
4 |
44.8 |
|
小計(百万円) |
6,186 |
96.7 |
|
グループ外 購入品 (商品) |
化合炭酸カルシウム(百万円) |
142 |
76.8 |
重質炭酸カルシウム(百万円) |
2,822 |
109.0 |
|
その他(百万円) |
3,737 |
109.3 |
|
小計(百万円) |
6,702 |
108.2 |
|
合計(百万円) |
12,889 |
102.3 |
当連結会計年度におけるグループ販売実績を用途別に示すと、次のとおりであります。
用途 |
当連結会計年度 (自 2023年4月1日 至 2024年3月31日) |
前年同期比(%) |
合成樹脂(百万円) |
5,434 |
100.6 |
塗料(百万円) |
2,781 |
109.4 |
輸出(百万円) |
1,738 |
95.5 |
食品・飼料(百万円) |
755 |
96.1 |
ゴム(百万円) |
746 |
99.8 |
その他(百万円) |
1,432 |
110.7 |
合計(百万円) |
12,889 |
102.3 |
(注)最近2連結会計年度における主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該割合が10%以上の相手先がないため記載を省略しております。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容
財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に含めて記載しております。
第77期につきましては、化合炭酸カルシウム等の生産合理化及び品質向上などを意図して、設備投資を6億73百万円(第76期比3億9百万円増)実行する予定です。
運転資金、設備投資資金等につきましては、自己資金又は金融機関からの借入による資金調達を予定しております。
中長期の目標経営指標としましては、自己資本当期純利益率(ROE)8%を目指しております。当期は2.6%(前期1.3%)であり、上記に記した施策にて更なる収益構造の改善に努める所存です。
②資本の財源及び資金の流動性に係る情報
当社グループの資本の財源及び資金の流動性については、主な資金需要は、原材料や商品の仕入、製造費、販売費及び一般管理費などの運転資金並びに設備投資資金であります。また、これらの主な資金調達としては、営業活動によるキャッシュ・フローなどの自己資金や金融機関からの借入によっております。
セグメント情報
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
当社グループは、炭酸カルシウムの製造・販売並びにこれらの付随業務の単一セグメントであるため、記載は省略しております。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2022年4月1日 至 2023年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
|
化合炭酸カルシウム |
重質炭酸カルシウム |
その他 |
合計 |
外部顧客への売上高 |
5,528,208 |
3,636,604 |
3,429,399 |
12,594,212 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
日本 |
中国 |
アジア オセアニア (中国を除く) |
米州 |
欧州 |
アフリカ |
合計 |
10,029,357 |
843,423 |
791,490 |
768,797 |
106,675 |
54,468 |
12,594,212 |
(注)売上高は納入先の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
特定の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%未満であるため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
(単位:千円)
|
化合炭酸カルシウム |
重質炭酸カルシウム |
その他 |
合計 |
外部顧客への売上高 |
5,112,426 |
4,034,863 |
3,741,751 |
12,889,040 |
2.地域ごとの情報
(1)売上高
(単位:千円)
日本 |
中国 |
アジア オセアニア (中国を除く) |
米州 |
欧州 |
アフリカ |
合計 |
10,523,974 |
729,200 |
923,569 |
583,568 |
106,119 |
22,608 |
12,889,040 |
(注)売上高は納入先の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
特定の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の10%未満であるため、記載を省略しております。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。