人的資本
OpenWork(社員クチコミ)-
社員数205名(単体)
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平均年齢38.4歳(単体)
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平均勤続年数12.2年(単体)
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平均年収4,913,624円(単体)
従業員の状況
5【従業員の状況】
(1)提出会社の状況
当社は、フードサービス事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
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2024年4月30日現在 |
従業員数(名) |
平均年齢(歳) |
平均勤続年数(年) |
平均年間給与(円) |
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205 |
(908) |
38.41 |
12.19 |
4,913,624 |
(注)1 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は最近1年間の平均雇用人数(1日8時間換算)を( )内に外数で記載しております。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
(2)労働組合の状況
現在、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であります。
(3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異
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女性 |
男性 |
人数 |
正規労働者 |
34名(20.6%) |
131名(79.4%) |
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非正規労働者 |
1,829名(79.7%) |
465名(20.3%) |
事業年度の年間平均賃金 |
正規労働者 |
4,248,670円 |
5,086,207円 |
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非正規労働者 |
1,070,172円 |
1,187,408円 |
新規採用した正社員労働者に占める女性の割合 |
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54.1%(13名) |
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(注)1 表内の正規労働者の数値は休職や月中退職を除く平均値により算出しております。
2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。
3 当社は一般事業主行動計画において、2025年3月までに、管理職に占める女性労働者の割合を10%にすることを目標設定し公表しております。
当事業年度 |
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管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1. |
男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2. |
労働者の男女の賃金の差異(%) (注)3. |
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全労働者 |
正規雇用労働者 |
パート・有期労働者 |
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13.8 |
16.7 |
55.2 |
83.5 |
90.1 |
(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものです。
2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則第71の4 1号」の規定に基づき算出したものです。算定期間2023年5月1日~2024年4月30日)正規労働者・非正規労働者を含め、対象者6名中1名の取得です。
3 男性を100とした際の女性賃金割合を記載しております。
サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】
当社のサステナビリティに関する考え方及び取り組みは次のとおりです。
なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出時において当社が判断したものです。
(1)ガバナンス
当社は、サステナビリティを意識した経営を推進することで、ブランド価値の向上、業績向上や事業の拡大、従業員満足度の向上などが図られ、持続可能な事業展開を実現できるものと認識しております。
期初に掲げられる経営方針の中で部門ごとの課題が共有され、各部門ごとに取組みを推進します。取組みに関するモニタリング内容は、各部門長が出席する月に一度の本部定例会で内容を共有し、実効性を高めております。また年に一度実施する従業員アンケートの内容をもとに、社員で形成されるワーキンググループで現状の課題をまとめ、経営会議や取締役会に報告しています。その上で、リスクの減少のみならず収益機会にも繋がる重要度の高いものとして議論を進めています。
(2)リスク管理
当社では期初に代表取締役社長が掲げる経営方針の中で、国内外の情勢を背景とした課題やリスクについて部門長に共有・周知しており、その内容は部門長から部門内への落とし込みを行います。
今期は円安、労働力不足によるコストプッシュ型の物価上昇において、価格転嫁の余地は少なく、より一層のコスト管理とメニューの高付加価値化による価格の適正化が必要です。食材高騰の対応として、「原価管理の精度向上」、「持続可能な食材調達」、「セントラルキッチンの生産性向上」を通じて、食材の品質を損なわずに食材原価率の上昇を抑制することが必要不可欠と認識しております。
その他、労働力不足への対応に関しては、従業員アンケートによってポジティブ・ネガティブ双方の意見から課題を抽出し、より働きやすい環境に近づけるための環境整備に優先順位をつけ、定着率向上につながるよう取り組んでおります。環境整備としてのDX化推進と採用・トレーニング活動の本部一元化、昇進昇格・賃金制度の見える化も進めております。管理職登用に向けた採用活動についても積極性や能力、向上心などの強みや会社の方向性への理解ある人材が当社の成長を支える重要な存在であると考えており、多様な人材が最大限の能力を発揮できる職場環境の醸成に取り組んでおります。このような考えのもとに、年齢、性別、人種、障害の有無などに関わらず、多様な人材の活用を進めております。
また、各会議体から各部門にいたるまで、品質管理体制の中でさらに機能を発揮できるようプロジェクトを組んで体制づくりに着手しております。
(3)戦略
当社は「味覚とサービスを通して、都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念を掲げ、お客様や従業員、株主や投資家から取引先、地域社会まで、様々なステークホルダーとの繋がりの中で、自らの社会的責任を果たし、社会・環境の持続的な発展に向けて積極的に取り組んでおります。
当期は食品リサイクルの分野において戸塚カミサリーで取り組んでいる生麺端材の有効活用について、今期の総量は7.1トンとなりました。引き続き「横濱ビーフ」(株式会社小野ファーム様)の飼料として提供しており、あわせて廃棄物処理で発生するCO2削減に繋げております。
あらたに持続可能な取り組みとして始めたこととしては、深川コンフェクショナリーで発生する動植物性残渣の有効活用です。対応可能な業者を選定し、5.4トンを飼料原材料と、454Kwの発電リサイクルに活用しております。その他、売上の一部を小児がん治療のために寄付する社会貢献活動、環境に配慮した副資材の使用も全店で徹底し、当25期からは新たに工場で発生する廃油をSAF(持続可能な航空機用再利用燃料)として活用し、大気中のCO2削減に貢献できるよう取り組みも始めております。
安定的に高品質な食材を確保するために、栽培されている現地の視察と直接買い付けを行うことで、スペシャルティコーヒーの品質と生産農家のおかれる環境などもチェックしています。このような行動を続けていくことは、当社が経営理念に掲げている「安全で楽しい食の場」や高付加価値の提供機会と捉えております。
(人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針)
当社はおよそ200名の正社員、300名の契約社員およびフルタイムキャスト、2,700名のキャストで構成されており、全従業員が会社の経営理念に理解共鳴し、日々の営業活動において付加価値の提供が出来るよう教育を進めていく方針です。
正社員に関しては、入社時のスキルにあわせて集合研修を実施。他に業態別で開催しているキッチンカレッジ、衛生管理セミナーなど、役割に応じた個別研修を社内で行います。
また外部研修では、主に新入社員が参加するトレーニングセミナー、キャスト指導にあたる人材を中心としたトレーナーズトレーニングセミナー、食中毒対策セミナー等に積極的に参加することで、外部環境の変化を把握しながら自身のスキルアップにつなげております。
当社従業員の約9割を占めるキャストの採用・育成・定着は付加価値を提供する上で特に重要なプロセスと認識しております。採用後のオリエンテーションを本社一括で行うことにより、会社に所属する意識の醸成と価値観の共有が可能となりました。あわせて店舗では初期導入時の負担も累計で8,000時間軽減でき、指導にあたる人材の働く環境としてもプラスに影響しています。また、キャスト定着率を毎月算出し、立地や営業時間などの影響から人手不足に陥りやすい店舗を見える化して全店共有することで、近隣店からの応援体制の構築や重点的に採用強化する地域を特定し、店舗、従業員が過度に負担がかかる労働環境に置かれることのないよう配慮し、毎月開催する本部定例会議で確認し、対策を講じております。
参考 キャスト3ヶ月定着率(%)
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7月末 |
10月末 |
1月末 |
4月末 |
2022年4月期 |
82.0 |
78.9 |
79.6 |
82.3 |
2023年4月期 |
73.7 |
80.2 |
79.6 |
82.0 |
2024年4月期 |
79.5 |
81.0 |
79.7 |
80.2 |
定着率を向上させるための取り組みとしては、年間を通して業績や企業価値向上に貢献した人材や店舗・事業所を表彰する東和ジェイズアワードの実施や永年勤続表彰制度、お客様から日々頂いているお褒めや御意見の中から顧客確保に向け優れたサービス提供した人材を表彰するホスピタリティ賞を創設し、毎月表彰しております。
また、資格取得助成金制度を設けており、業務推進に必要な資格取得に関しては取得にかかる費用を補助しております。さらに2024年4月には福利厚生制度を対象をアルバイトまで拡大し、内容も拡充しました。家族手当の拡充や奨学金返済支援制度の創設、社宅費用の会社負担率アップや入居対象者の拡充など、ガイドブックを作成し、全従業員に周知しています。
(4)指標及び目標
当社では、コストプッシュ型の物価上昇に対応するため、原価管理の精度向上が優先課題であると認識しており、原価管理の精度向上に繋げるためのプロジェクトチームを立ち上げ、対応を進めてまいります。
また、年に一度無記名方式での従業員アンケートを実施し、ポジティブ、ネガティブ双方の意見から従業員が自らの意思で長く貢献する会社づくりを進めております。従業員の多くは、結婚や出産という人生のステージにおいて、自らの意思で安定的に休暇が取得でき、ワークライフバランスを充実させることを望んでおります。長く働ける環境を多くの従業員に与えるべく福利厚生制度の拡充を行っております。
指標1 管理職に占める女性従業員の割合について(当社における管理職は、店舗責任者および部門責任者です)目標 2025年4月期 15%(2024年4月実績13.8%)
新規採用の女性比率と定着率を高めることで達成に向かいます。
指標2
目標年間休日 2025年4月期 120日(2024年4月期実績115日)
地域ごとのシフト状況を把握し、応援体制を強めるため、シフト管理システムを導入します。その上で相互フォローを行います。
指標3
目標月間平均時間外勤務 2025年4月期 20時間(2024年4月期実績24.5時間)
システムでの把握と応援体制強化、月に一度の本部定例会での情報共有にて、課題を共有したうえでフォローを実施し、特定の店舗へ集中する負担を分散します。