2024年2月期有価証券報告書より
  • 社員数
    127名(単体)
  • 平均年齢
    30.9歳(単体)
  • 平均勤続年数
    4.2年(単体)
  • 平均年収
    3,942,280円(単体)

従業員の状況

5 【従業員の状況】

(1) 提出会社の状況

2024年2月29日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

127

(782)

30.9

4.2

3,942,280

 

 

セグメント情報を記載していないため、事業部門別の従業員数を示すと次のとおりであります。

事業部門の名称

従業員数(名)

営業部門

108

(778)

管理部門

19

(4)

合計

127

(782)

 

(注) 1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除く)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、アルバイト等)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.前事業年度末に比べ従業員数が17名減少しておりますが、その主な理由は直営店舗の閉店によるもの及び自己都合退職によるものであります。

 

(2) 労働組合の状況

労働組合は組成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。

 

(3) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 

当事業年度

管理職に占める女性労働者の割合(%)

(注)1

男性労働者の育児休業取得率(%)

(注)2

労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用労働者

パート・有期労働者

28.3

0.0

74.7

82.8

102.4

 

 

(注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 

 

 

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

1.サステナビリティに関する考え方

当社におけるサステナビリティに関する考え方及び取り組みは次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末時点において当社が判断したものであります。

(1)ガバナンス

当社は、「To Entertain People~より多くの人々を楽しませるために~」という企業理念のもと、「音楽」、「アート」、「食」等をはじめとする様々なカルチャーコンテンツを企画・融合させ、「楽しみに溢れた豊かなライフスタイルをより多くの人々に提案する」を経営方針としております。

サステナビリティは、その実現の基礎となるため、当社のガバナンス及び経営戦略において重要な要素と考えております。

「人的資本・多様性」を含むサステナビリティに関する議案は、取締役会に上程・報告し、承認、助言、監督を受けております。

また、コンプライアンス委員会において、当社におけるリスクの分析やその対策を検討しておりますが、サステナビリティに関するリスクも適宜当委員会において検討し、経営戦略や施策に反映できる仕組みになっております。

 

(2)戦略

当社は、飲食店でありながら他にないサービス、料理における演出、さらなる楽しみ・喜び・体験といった付加価値の提供がより重要と考えております。

店舗運営においてお客様との接点は疎かにできません。お客様からの意見や提案を受け止め、メニュー開発や営業戦略につなげることが、今後の事業発展の礎になると考えております。

そのためにも、これからの成長エンジンとして位置づけているのが、人材育成であり、店舗においてお客様に接する従業員が、当社にとって最も重要なものであると考えております。従いまして、当社の競争優位性を築くうえで、「人」人的資本は重要な非財務資本と考えております。

このため、「社員一人一人が経営目線を養うことで、自立した『個』自立した『組織』を創造する」という意識・企業文化の下で、SLDアカデミーという社内教育機関において年代やキャリア志向に応じた重畳的な人材育成の取り組みを行っております。

また、育成した人材が当社に定着し、長く働いてもらえるようにライフサイクルに対応した多様な働き方を提供しております。

 

2.人材の育成及び社内環境整備に関する方針、戦略

① 人材育成

当社における、これからの成長エンジンとして位置づけているのが、人材育成であると考えております。

当社は、新入社員向けと幹部候補生向けの社内研修制度「SLDアカデミー」を設けていますが、そこから派生する形で、事業内のユニット研修など、自主的に行う研修も行われており、社会人として自立し社会に貢献できる人材の育成を目指しております。

 

② 人事評価制度

当社では、業績に基づく評価だけではなく、成果につながるコンピテンシーモデルを設定し、それを評価の軸とする人事評価を実施しております。人材の成長が評価につながる人事評価制度を通して、企業理念である「To Entertain People~より多くの人々を楽しませるために~」の実現を常に目指します。

 

③ 多様性

当社の発展において、人材の多様性は重要であると考えております。このため外国人の採用も積極的に行っております。

また、女性が長期に活躍できる会社であることが、当社の発展において重要であると考え、女性を積極的に採用し、女性管理職も多数登用しております。

 

④ 働き方

当社においては、従業員が当社に定着し、長期にわたって働いてくれることが当社の発展において重要であると考えております。

このため、ライフサイクルに合わせて、無理なく働けるように時短勤務やフレックス制度などの多様な働き方を従業員に提供しております。

 

(3)リスク管理

当社におけるリスクについては、コンプライアンス委員会に置いて分析し、対策を検討しております。

そのなかで検討したリスクへの対応方針や具体的なリスク低減策については、適宜取締役会において上程・報告をおこない承認、助言、監督を受けております。

人材の確保に関するリスク

当社の今後の積極的な事業展開には正社員、アルバイトスタッフともに十分な人材の確保が必要不可欠であります。

そのため、当社は毎年の事業計画に基づいた人員計画を策定し、より効果的に人材を確保するための採用活動を行っております。

しかしながら、人材の確保及び育成が計画どおりに進まない場合には、内部管理体制の充実を含め当社の事業展開が制約され、当社の経営成績及び財政状態に影響を与えるリスクがございます。

 

(4)指標及び目標

当社は、上記「(2)戦略」において記載した指針の指標と目標については、今後設定をしてまいります。

 

3.人材の育成及び社内環境整備に関する方針に関する指標の内容並びに当該指標を用いた目標及び実績、指標及び目標

人材の多様性の確保を含む人材の育成等に関する指標及び目標といたしましては、更なる多様な人材を確保するため、「女性の管理職比率」、「採用数」、「退職率」等を念頭に、目標とすべき指標等を検討中であります。