2024年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    191名(単体) 308名(連結)
  • 平均年齢
    41.9歳(単体)
  • 平均勤続年数
    18.0年(単体)
  • 平均年収
    5,169,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)連結会社における状況

 

2024年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

自動車部品製造事業

226

工作機械製造事業

71

報告セグメント計

297

全社(共通)

11

合計

308

 (注)1 従業員数は、就業人員であります。

2 全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2024年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

191

41.9

18.0

5,169

 

セグメントの名称

従業員数(名)

自動車部品製造事業

109

工作機械製造事業

71

報告セグメント計

180

全社(共通)

11

合計

191

 (注)1 従業員数は、就業人員であります。

2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3  全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門に所属しているものであります。

 

(3)労働組合の状況

 当社では、労働組合は結成されておりませんが、労使間はきわめて円満な状態にあります。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

当社のコーポレートガバナンスの中にはサステナビリティに対する考えも含まれており、脱炭素社会への潮流が世界的に加速するなか、電動車(EV)における関連製品の割合を増やす等、環境問題への課題を特に重要と認識しております。

 また、社会からの期待に応えるために重要と考え、達成すべきサステナビリティ戦略として「SAKURAIビジョン」を制定しております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであります。

 

(1)ガバナンス

国際情勢や社会環境が大きく変化し、これまでにも増して環境への意識が高まり、当社を取り巻く環境も変化しております。「SAKURAIビジョン」においても活動取組の6本柱をあげており、本業に即したSDGsの取組みとして実施しております。経営基盤を強化し、事業機会の拡大と課題の解決を図ってまいります。

社会・環境の変化に伴うサステナビリティに関する課題を考慮した経営を行うため、取締役会又は部長会において活動内容の報告を行い、活動の推進を行ってまいります。

 

〈活動取組の6本柱〉

    1.社会への奉仕

    2.顧客満足度の向上

    3.技術開発

    4.個人能力の開発

    5.環境保護活動

    6.ガバナンスの維持管理

 

(2)戦略

人材の育成及び社内環境整備

 主体的なキャリア形成を構築するには、社員一人ひとりが現在の業務に必要なスキルを身に付け、社員自身が目指すキャリア目標の達成に向けて努力し、当社も社員をサポートするための研修について受講できる機会を提供していきます。

 当社では社員の研修受講に際し、受講記録を「教育・訓練計画書」により管理しナレッジ管理を進めております。さらに、社員における社内検定や国家資格等の取得の際には各種手当を付与し、毎年度、部門や個人の業績等を表彰する制度を導入し、社員のモチベーションを高め、結果的に、組織の活性化につながる制度運営を行っております。

 

人事制度のグローバル化

 従業員一人一人が気持ちよく前向きに働ける人事制度を目指しております。特に、昨今の人材不足に対応するべく、外国人採用を積極的に実施しております。さらに、外国人技能実習生・特定技能の雇用を支援する事業に取り組むことで、彼らが母国(特に外国子会社)に日本で培った技術を持ち帰り、後進に指導し、知識や技術を根付かせることに貢献します。

 

(3)リスク管理

当社は、気候変動等のリスクや機会に際し、SDGsの主要な具体的な取り組みとして、「気候変動対策を、国の政策や計画に落とし込もう」として掲げており、ISO14001活動に取り組んでおります。品質環境管理責任者の下、各部において品質環境管理委員会を定期的に開催しております。

環境方針として、当社の主要事業が環境に与える影響を明確に捉え、環境保全と汚染の予防を推進することを定めております。

太陽光パネルの設置等による再生可能エネルギーの活用や省エネルギー機械等の生産及び導入、並びに廃棄物の再資源化、環境汚染予防等、環境変化に応じた見直しを継続的に取り組んでまいります。

人材育成に関しましては、社員個人の研修記録等について人事管理システムを用いて適切に管理し、人材不足等を防止するよう取り組んでまいります。

 

 

(4)指標及び目標

 当社は、環境配慮・脱炭素社会への取組みを推進するモノづくり会社を目指しております。特に、SDGsの取組みとして掲げる気候変動対策の一環として、「ISO14001活動に取り組むことで、地球温暖化対策推進法 2050年二酸化炭素排出ゼロを達成」することを目標としております。

 消費電力量について、太陽光発電、省エネルギー機械等の設備使用により、各部において売上金額当たりの消費電力量を算定し、目標値を定め削減に努めていきます。また、精密専用工作機械製造における先進の技術と開発力を駆使して、軽量かつ高効率の商品を製造し、エネルギー効率の最大化に貢献していきます。

 産廃排出量についても、同様に各部において売上金額当たりの廃油・汚泥排出量及び廃プラ排出量を算定し、目標値を定め削減に努めていきます。なお、SDGsの取組みとしては、廃棄物の発生を3Rで大幅に減らし、「2030年までにサイトから発生する全ての廃棄物についてリサイクル率100%を達成」することを目標としております。

また、女性管理監督者(主任・リーダー職以上)を、全女性社員の20%以上とし、有休休暇取得率を70%以上にすることを行動計画として公表し実施しています。

実績として、女性管理監督者25%、有休休暇取得率82%となっております。