2023年12月期有価証券報告書より
  • 社員数
    5名(単体) 110名(連結)
  • 平均年齢
    46.6歳(単体)
  • 平均勤続年数
    17.6年(単体)
  • 平均年収
    5,014,000円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

2023年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

日本

17

(4)

韓国

93

(-)

合計

110

(4)

(注)1 従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に平均人員を外数で記載しております。

2 従業員数が前連結会計年度末と比べて50名増加しておりますが、その主な理由は、2023年9月14日付でROAD101 Co., Ltd.を連結子会社化したためであります。

 

(2)提出会社の状況

 

 

 

2023年12月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(千円)

5

46.6

17.6

5,014

 

 

2023年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

日本

5

(注)1 従業員数は就業人員であります。

2 平均年間給与は、基準外賃金を含んでおります。

3 平均年間給与は出向者、休職者を除く期末在籍者数を基に計算しております。

4 従業員数に連結子会社への出向者は、含めておりません。

 

(3)労働組合の状況

 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は良好であります。

 

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

 なお、本文の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2024年3月25日)現在において、当社グループが判断したものであります。

 

(1)サステナビリティ全般に関するガバナンス及びリスク管理

 当社グループは、サステナビリティ関連のリスク及び機会を監視し、管理するためのガバナンスについては、当社取締役会が役割を果たしていきます。また、サステナビリティ関連のリスク及び機会を識別し、評価し、管理するための過程については、グループ各社の代表取締役を中心としたグループ戦略会議で議論を行い、当社の戦略とすべき項目については、取締役会に議案を上程し、取締役会においてサステナビリティ関連のリスク及び機会を監視・管理していきます。

 

(2)戦略

・サステナビリティ項目

 当社グループは、地球環境負荷低減等のサステイナブルな活動を企業の普遍的な活動と捉えて取り組んでおります。

 特に当社連結子会社の㈱ツリーフルは、「サステイナブルリゾート」をコンセプトとして以下の取り組みを行っております。

1.化石燃料不使用

(1)自社による太陽光発電に加え、契約電力を実質的に再生可能エネルギー由来のCOフリー電気「うちな~COフリーメニュー」にすることにより、ツリーフルリゾートにおける使用電力は全て非化石を実現しております。

(2)今後は敷地内のエアロハウスに太陽光パネルを設置して電気自動車とつなげることを予定しております。

(3)ツリーフルリゾートでは再生可能電力の地産地消によるマイクログリッド(※1)システムの構築を目指します。

2.土地を占有しない

 全てのツリーハウスとエアロハウスは地上から1.2m以上の高さに建てられているため、地面に太陽光が当たり植物が育ち、微生物や動物の生息や移動を妨げることがありません。

3.リサイクル

(1)生ごみはコンポスト(※2)を設置して、堆肥に戻し畑の肥料にします。

(2)トイレの一部はコンポストトイレとしております。

(3)ツリーハウス建設で出た端材は、調理用の薪として活用します。

4.森林の保護

(1)ツリーハウスビジネスを日本のみならず海外にも普及させ、森林ビジネスの価値を生み出すことにより海外における森林破壊を食い止めます。

(2)森林は、二酸化炭素を吸収するため、当社グループ保有の多くの森林を残していくことによるカーボンネガティブを進めます。カーボンネガティブとは、排出する二酸化炭素よりも、吸収する二酸化炭素の方が多い状態なので、カーボンニュートラルよりも更に環境に良い影響があります。

 これらにより、地球の生態系におけるさまざまな循環を促し、地球と人間が持続的に共存できる社会を目指します。また、上記の活動を通じて、多くの人が自然環境に対する問題意識を持つきっかけをつくり、持続可能な社会の構築に貢献していきます。

(※1)「マイクログリッド」とは複数の小さな分散型電源と蓄電装置、需要者の電力負荷がネットワークを形成する一つの集合体であり、電力会社等の送配電ネットワークと適切に連携することも可能ですが、自立して電力を供給することも可能なシステムであります。分散型電源は、太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスといった地域の再生可能エネルギーを有効活用し、需要者のニーズに基づき、設計・設置・制御されます。

 マイクログリッドは、送電距離が短いことによる電力ロスが少ないこと、災害等による大規模停電時における電力の安定供給確保等のメリットがあります。

(※2)「コンポスト」とは堆肥にするという意味で、家庭からでる生ごみや落ち葉、下水汚泥等の有機物を微生物の働きを活用して発酵・分解させ堆肥を作ることをいいます。

・人的資本項目

 当社グループは、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針として、男女の区別、国籍の区別なく多様な人材が活躍することで新しい価値を創造し、企業の競争力や成長力に結び付けていくことを目指しております。

 また社内環境整備に関する方針として、テレワーク制度、時間単位有給休暇制度に加えて始業開始時間をフレックスに選択できる柔軟な働き方を可能とする制度を設けて、「仕事と育児の両立」、「仕事と介護の両立」を支援しております。

 

(3)指標及び目標

・サステナビリティ項目

 サステナビリティ項目に係る指標及び目標については、今後、取締役会で議論を行い定めてまいります。

・人的資本項目

 現在、女性の管理職は2名でありますが、将来の管理職への登用を含む中核人材を育成するために教育研修・勉強会やOJTを進めており、女性の管理職の増加を目標としております。