2024年5月期有価証券報告書より

社長・役員

代表取締役社長/CEO  寺田 親弘

所有者

(5)【所有者別状況】

 

 

 

 

 

 

 

2024年5月31日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満株式の状況

(株)

政府及び地方公共団体

金融機関

金融商品取引業者

その他の法人

外国法人等

個人その他

個人以外

個人

株主数(人)

15

19

37

174

38

5,956

6,239

所有株式数

(単元)

163,506

3,108

328,990

492,044

199

270,235

1,258,082

27,216

所有株式数の割合(%)

13.00

0.25

26.15

39.11

0.01

21.48

100.00

(注)自己株式871株は、「個人その他」に8単元、「単元未満株式の状況」に71株含まれています。

 

役員

(2)【役員の状況】

① 役員一覧

男性 8名 女性 2名 (役員のうち女性の比率20.0%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

代表取締役社長

執行役員/CEO/CPO

寺田  親弘

1976年12月29日

1999年4月 三井物産㈱入社

2001年5月 Mitsui Comtek社シリコンバレー勤務

2006年2月 三井物産セキュアディレクション㈱出向 経営管理部長

2007年6月 当社代表取締役社長就任(現任)

(注3)

9,415,900

取締役

執行役員/COO

Sansan事業部・Bill One事業部管掌役員

富岡  圭

1976年5月26日

1999年4月 日本オラクル㈱入社

2007年6月 当社取締役就任(現任)

2021年6月 Fringe81㈱(現Unipos㈱)社外取締役就任(現任)

(注3)

4,160,000

取締役

執行役員/CISO/DPO

技術本部・Eight事業部管掌役員

塩見  賢治

1970年8月12日

1994年4月 ㈱物産システムインテグレーション(現三井情報㈱)入社

2000年12月 三井物産㈱Mitsui Comtek社出向

2005年4月 ㈱ウィズダムネットワークス入社

2006年6月 ㈱ユナイテッドポータル代表取締役社長

2007年6月 当社取締役就任(現任)

(注3)

2,285,000

取締役

執行役員/CHRO

人事本部管掌役員

大間 祐太

1983年9月27日

2006年4月 ㈱ワークポート入社

2008年10月 ㈱Blast取締役

2010年2月 当社入社

2019年8月 当社取締役就任(現任)

(注3)

138,112

取締役

執行役員/CFO

コーポレート本部管掌役員

橋本 宗之

1982年1月10日

2004年4月 リーマン・ブラザーズ証券㈱入社

2008年9月 バークレイズ・キャピタル証券㈱入社

2013年1月 DBJ投資アドバイザリー㈱入社

2017年11月 当社入社

2020年8月 当社取締役就任(現任)

2021年6月 Fringe81㈱(現Unipos㈱)社外取締役就任(現任)

(注3)

179,192

取締役

赤浦  徹

1968年8月7日

1991年4月 日本合同ファイナンス㈱(現:ジャフコグループ㈱)入社

1999年10月 インキュベイトキャピタルパートナーズ ゼネラルパートナー

2000年3月 ㈱エスプール社外取締役(現任)

2005年6月 ㈱jig.jp 社外取締役(現任)

2007年8月 当社取締役

2010年9月 インキュベイトファンド㈱代表取締役(現任)

2014年10月 ㈱ダブルスタンダード社外監査役

2015年8月 当社取締役(監査等委員)

2017年12月 ㈱ispace社外取締役(現任)

2021年6月 ㈱ダブルスタンダード社外取締役(現任)

2024年8月 当社取締役就任(現任)

(注3)

1,720,000

 

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数

(株)

取締役

齋藤 太郎

1972年11月24日

1995年6月 ㈱電通入社

2005年5月 ㈱dof設立 取締役

2009年6月 ㈱dof代表取締役(現任)

2014年12月 ㈱VOYAGE GROUP(現㈱CARTA HOLDINGS)社外取締役(現任)

2017年1月 ㈱CC設立 取締役(現任)

2019年6月 フォースタートアップス㈱社外取締役(現任)

2020年6月 ㈱ZOZO社外取締役(現任)

2022年8月 当社取締役(監査等委員)

2024年8月 当社取締役就任(現任)

(注3)

取締役

(監査等委員)

鈴木 真紀

1977年7月4日

2003年10月 東京弁護士会登録 

           TMI総合法律事務所入所

2009年7月 ニューヨーク州弁護士登録

2017年10月 佐藤真太郎法律事務所入所(現任)

2021年2月 第二東京弁護士会登録

2022年8月 当社取締役(監査等委員)就任(現任)

2023年6月 nmsホールディングス㈱社外取締役 監査等委員(現任)

2023年12月 長谷川香料㈱社外監査役(現任)

(注4)

取締役

(監査等委員)

塩月 燈子

1973年1月9日

1996年4月 日本航空㈱ 入社

1999年10月 公認会計士第二次試験合格

2000年7月 ㈱サイバーエージェント 常勤監査役

2007年3月 東京大学大学院 法務博士(専門職)取得

2017年12月 ㈱サイバーエージェント 取締役 常勤監査等委員(現任)

2021年8月 当社取締役(監査等委員)就任(現任)

(注5)

取締役

(監査等委員)

代田 常浩

1982年9月22日

2005年4月 リーマン・ブラザーズ証券㈱ 入社

2008年12月 バークレイズ・キャピタル証券㈱ 入社

2012年8月 Evernote Corporation 入社

2014年5月 同社 Vice President, Analytics

2016年1月 同社 Vice President, Business Operations and Strategy

2016年9月 WiL, LLC, Partner

2024年8月 当社取締役(監査等委員)就任(現任)

(注4)

17,898,204

 (注)1.赤浦徹、齋藤太郎、鈴木真紀、塩月燈子及び代田常浩は、社外取締役です。

2.当社の監査等委員会の体制は次の通りです。

委員長 鈴木真紀、委員 塩月燈子、委員 代田常浩

3.2024年8月27日開催の定時株主総会の終結の時から、2025年5月期に係る定時株主総会の終結の時までです。

4.2024年8月27日開催の定時株主総会の終結の時から、2026年5月期に係る定時株主総会の終結の時までです。

5.2023年8月29日開催の定時株主総会の終結の時から、2025年5月期に係る定時株主総会の終結の時までです。

 

 

② 社外役員の状況

 提出日時点において、当社は、客観的かつ専門的な観点から適切な意思決定、経営監督及び経営助言を行う社外取締役(監査等委員である者を除く)2名と、高度な専門性や豊富な経験を活用した適切な意思決定、取締役の職務執行の監査及び監督並びに経営全般に対する意見具申を行う監査等委員である社外取締役3名の合計5名の会社法における社外取締役を選任しています。

 また、当社は、継続的に企業価値を高める手段のひとつとして、一般株主と利益相反が生じる恐れのない者であるかを判断した上で、独立役員について取締役会での議決権を有する社外取締役から指定することを基本方針としています。本方針に基づき、社外取締役5名全員を独立役員として選定しています。社外取締役の独立性に関する基準または方針については特段定めていませんが、選任に当たっては、株式会社東京証券取引所の定める独立役員に関する基準等を参考に選任しています。社外取締役赤浦徹、社外取締役齋藤太郎及び監査等委員である社外取締役鈴木真紀の3名は、指名報酬諮問委員会に出席し、取締役の指名、選解任、取締役(監査等委員である者を除く)の報酬に関する事項について客観的な立場から関与しています。また、独立役員は他の役員との連携を密にとることにより会社情報を共有し、独立役員が期待される役割を果たすための環境を整備する方針です。

 社外取締役と当社との人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係は以下の通りです。

 

イ)社外取締役の赤浦徹は、インキュベイトファンド㈱の代表取締役として、ベンチャーキャピタル事業における長期の職務経験と他の会社における役員としての豊富な経験及びそれらを通じて培われた幅広い見識を有しており、独立役員として客観的かつ専門的な観点から適切な意思決定及び経営監督並びに経営全般及び企業投資に関する経営助言を期待して選任しています。

インキュベイトファンド㈱と当社との間には、Sansan/Bill Oneサービス及びEightサービスに関する取引関係がありますが、両社にとって取引金額は僅少(当社の売上高に占める比率は1%未満)であり、特別な利害関係を生じさせる重要な取引関係ではありません。それ以外において赤浦徹と当社との間には、人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

ロ)社外取締役の齋藤太郎は、㈱dofの代表取締役として、ブランディング及びコミュニケーションデザインに関する長期の職務経験と他の会社における役員としての豊富な経験及びそれらを通じて培われた幅広い見識を有しており、独立役員として客観的かつ専門的な観点から適切な意思決定及び経営監督並びに経営全般及びコーポレートガバナンスに関する経営助言を期待して選任しています。当社との間には、人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

ハ)監査等委員である社外取締役の鈴木真紀は、他の会社における社外役員としての経験があるほか、弁護士としての企業法務やコンプライアンス等に関する専門的な知識並びに判例を通じた事例への豊富な見識を有しており、独立役員として当社取締役の職務執行の監査及び監督に加えて、当社経営に対し多様性を含めた有意義な意見具申を期待して選任しています。当社との間には、人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

ニ)監査等委員である社外取締役の塩月燈子は、会計士補資格並びに法務博士(専門職)の学位を持ち、会計・監査・法務に関する幅広い見識を活かして上場会社の常勤監査等委員を務める等、事業会社における豊富な経験等を有していることから、独立役員として当社取締役の職務執行の監査及び監督に加えて、当社経営に対し多様性を含めた有意義な意見具申を期待して選任しています。当社との間には、人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

ホ)監査等委員である社外取締役の代田常浩は、米国証券会社及びグローバルファンドにおいて国内外のM&Aや資金調達、スタートアップ投資に従事したほか、米国ソフトウェア企業における副社長を歴任するなど豊富な経験及び幅広い見識を有しており、独立役員として当社取締役の職務執行の監査及び監督に加えて、当社経営に対し投資・財務・コーポレートガバナンスの観点を含めた有意義な意見具申を期待して選任しています。当社との間には、人的関係、資本的関係または取引関係その他の利害関係はありません。

 

③ 社外取締役による監督または監査と内部監査、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

 社外取締役は、取締役会事務局、監査等委員会事務局及び指名報酬諮問委員会事務局から必要な情報共有を受けるとともに、取締役会において独立役員として客観的かつ専門的な観点から有意義な意見具申を行うことにより経営全般に対し監督を行うこととしています。また、必要に応じて適宜、監査等委員である取締役、会計監査人及び内部監査室と意見交換を行い、連携を図ることとしています。

 監査等委員である社外取締役による監督または監査と、監査等委員会監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との連携については後述の「(3)監査の状況」の記載の通り、十分な連携が取れていると考えています。

 

関係会社

4【関係会社の状況】

名称

住所

資本金

主要な事業の内容

議決権の所有割合又は被所有割合

(%)

関係内容

(連結子会社)

 

 

 

 

 

Sansan Global Pte. Ltd.

シンガポール

5,620千

シンガポール

ドル

Sansan/Bill One事業

100.0

当社プロダクトの営業及びマーケティング業務の代行

役員の兼任あり

Sansan Global Development Center, Inc.

フィリピン

10,000千

フィリピンペソ

Sansan/Bill One事業

100.0

当社プロダクトの開発

役員の兼任あり

Sansan Global (Thailand) Co., Ltd.

(注4)

タイ

10,000千

タイバーツ

Sansan/Bill One事業

100.0

当社プロダクトに係る各種コンサルティング業務

役員の兼任あり

ログミー株式会社

(注5)

東京都渋谷区

16百万円

Eight事業

100.0

役員の兼任あり

クリエイティブサーベイ株式会社

東京都港区

100百万円

Sansan/Bill One事業

63.1

株式会社言語理解研究所(注6)

徳島県徳島市

58百万円

その他

65.8

その他2社

 

 

 

 

 

(注)1.連結子会社の「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しています。

2.有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。

3.当社は、2023年10月17日開催の当社取締役会にて当社連結子会社であるSansan Corporationを同年10月31日付で解散及び清算することを決議しています。

4.当社は、2024年3月4日付で、Sansan Global (Thailand) Co., Ltd.を当社の連結子会社として新たに設立しました。

5.債務超過会社であり2024年5月期時点での債務超過額は80百万円です。

6.当社は、2023年6月20日付で、株式会社言語理解研究所の株式を新規取得し、当社の連結子会社としました。

 

沿革

2【沿革】

年月

概要

2007年6月

名刺管理サービスを提供することを目的として、東京都新宿区市谷田町にて、三三株式会社(現Sansan株式会社)を設立

2007年9月

「Link Knowledge」(現営業DXサービス「Sansan」)を提供開始

2008年10月

本社を東京都千代田区四番町に移転

2010年11月

本社を東京都千代田区九段南に移転

2012年2月

名刺アプリ「Eight」を提供開始

2013年4月

第三者割当増資により約5億円を調達

2013年8月

「Link Knowledge」を「Sansan」に名称変更

2013年8月

「Sansan」のテレビCM第1弾「面識アリ」篇を放送開始

2014年3月

本社を東京都渋谷区神宮前に移転し、商号をSansan株式会社へ変更

2014年5月

第三者割当増資により約14億円を調達

2015年10月

シンガポールに子会社Sansan Global Pte. Ltd.(現連結子会社)を設立

2016年1月

第三者割当増資により約20億円を調達

2017年7月

第三者割当増資により約42億円を調達

2018年12月

第三者割当増資により約30億円を調達

2019年6月

東京証券取引所マザーズに上場し、公募による募集株式発行により約21億円を調達

2019年7月

第三者割当増資により約47億円を調達

2020年5月

インボイス管理サービス「Bill One」を提供開始

2020年8月

ログミー株式会社(現連結子会社)を子会社化

2021年1月

東京証券取引所市場第一部への上場市場変更

2022年1月

契約データベース「Contract One」を提供開始

2022年4月

東京証券取引所プライム市場へ移行

2023年3月

クリエイティブサーベイ株式会社(現連結子会社)を子会社化

2023年4月

フィリピンに子会社Sansan Global Development Center, Inc.(現連結子会社)を設立

2023年6月

株式会社言語理解研究所(現連結子会社)を子会社化

2024年4月

タイに子会社Sansan Global (Thailand) Co., Ltd.(現連結子会社)を設立