2024年4月期有価証券報告書より

社長・役員

取締役社長  小 林 宏 明

所有者

 

(5) 【所有者別状況】

2024年4月30日現在

区分

株式の状況(1単元の株式数100株)

単元未満
株式の状況
(株)

政府及び
地方公共
団体

金融機関

金融商品
取引業者

その他の
法人

外国法人等

個人
その他

個人以外

個人

株主数
(人)

33

18

34

12

5

3,166

3,268

所有株式数
(単元)

2,374

647

3,608

274

7

18,954

25,864

18,600

所有株式数
の割合(%)

9.18

2.50

13.95

1.06

0.03

73.28

100.00

 

(注)  自己株式11,647株は、「個人その他」欄に116単元、及び「単元未満株式の状況」欄に47株含めて記載しております。

 

役員

(2) 【役員の状況】

① 役員一覧

男性10名 女性-名 (役員のうち女性の比率-%)

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(千株)

代表取締役
取締役社長

小  林  宏  明

1975年7月12日

2000年4月

株式会社広島銀行入行

2002年3月

当社入社

2002年5月

当社社長室長就任

2005年7月

当社取締役就任

2007年1月

当社代表取締役取締役社長就任(現任)
日本ターニング株式会社代表取締役就任(現任)
株式会社泰東代表取締役就任

2009年9月

レデス・ニットー・チリ・リミターダ総支配人就任(現任)

2014年6月

アシードホールディングス株式会社社外取締役就任

2016年6月

青山商事株式会社社外取締役就任(現任)

2018年3月

株式会社温泉津定置代表取締役就任(現任)

2023年6月

ダイキョーニシカワ株式会社社外取締役就任(現任)

(注)3

111

専務取締役
製造本部本部長

小 林 重 久

1962年10月19日

1985年4月

当社入社

2007年5月

当社函館工場副工場長就任

2008年11月

当社福山工場副工場長就任

2010年5月

当社製造本部副本部長就任

2012年7月

当社取締役就任
当社製造本部本部長(現任)兼福山工場長就任

2017年8月

当社常務取締役就任

2023年8月

当社専務取締役就任(現任)

(注)4

9

取締役
経営管理本部本部長

北 方 浩 樹

1961年7月26日

1985年4月

株式会社広島銀行入行

2013年10月

同行向洋支店長

2016年4月

当社経営管理本部副本部長兼総務部長就任

2016年7月

当社取締役就任(現任)

2020年7月

当社経営管理本部本部長就任(現任)

(注)4

5

取締役
営業本部本部長
兼第2事業部長

野 村 芳 徳

1960年5月18日

1984年4月

当社入社

2006年5月

当社旋網部門部門長就任

2010年5月

当社東京営業所所長就任

2016年5月

当社営業本部第2事業部長就任(現任)

2017年7月

当社取締役就任(現任)

2021年5月

当社営業本部本部長就任(現任)

(注)3

3

取締役

岡  耕  一  郎

1975年4月24日

2004年10月

弁護士登録

2010年7月

当社監査役就任

2012年6月

株式会社マツオカコーポレーション社外監査役就任(現任)

2015年7月

当社取締役就任(現任)

2023年1月

せとうち中央法律事務所所長(現任)

(注)3

取締役

杉 之 原 祥 二

1949年12月5日

1973年4月

マナック株式会社入社

2006年4月

同社代表取締役社長就任

2018年4月

同社代表取締役会長就任

2020年7月

当社取締役就任(現任)

2021年10月

株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ代表取締役社長

2022年6月

同社代表取締役会長兼社長(現任)

(注)4

 

 

役職名

氏名

生年月日

略歴

任期

所有株式数
(千株)

常勤監査役

小 柴 訓 治

1943年9月29日

1966年4月

愛媛大学工学部文部技官

1969年4月

当社入社

1993年8月

当社福山工場長就任

1999年7月

当社取締役就任

2001年8月

当社常務取締役就任
当社製造本部本部長就任

2009年7月

当社代表取締役専務就任

2012年7月

当社監査役就任(現任)

(注)5

11

常勤監査役

杉 森 和 夫

1952年7月20日

1976年4月

株式会社北陸銀行入行

1997年6月

同行米松支店長

2003年1月

同行融資第一部上席融資役

2003年11月

当社入社

2004年11月

当社経営企画室長就任

2009年11月

当社経営管理本部本部長就任

2012年7月

当社取締役就任

2016年8月

当社常務取締役就任

2020年7月

当社監査役就任(現任)

(注)5

5

監査役

立  川  隆  造

1939年1月15日

1962年4月

木下産商株式会社(現三井物産㈱))入社

1993年3月

株式会社ジャパンリサイクルアンドリサーチセンター専務理事

1996年6月

株式会社リテック代表取締役(現任)

2004年7月

当社監査役就任(現任)

(注)5

1

監査役

佐 藤 卓 己

1953年6月28日

1976年4月

丸紅株式会社入社

1984年7月

株式会社サンエス入社

1987年6月

同社代表取締役専務就任

2003年6月

同社代表取締役社長就任(現任)

2016年7月

当社監査役就任(現任)

(注)5

3

156

 

(注) 1  取締役岡耕一郎及び杉之原祥二の両氏は、社外取締役であります。

2  監査役立川隆造及び佐藤卓己の両氏は、社外監査役であります。

3  取締役のうち、小林宏明、野村芳徳、岡耕一郎の3氏は、2023年4月期に係る定時株主総会終結の時から2025年4月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

4 取締役のうち、小林重久、北方浩樹、杉之原祥二の3氏は、2024年4月期に係る定時株主総会終結の時から2026年4月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

5  監査役のうち、小柴訓治、杉森和夫、立川隆造、佐藤卓己の4氏は、2024年4月期に係る定時株主総会終結の時から2028年4月期に係る定時株主総会終結の時までであります。

 

② 社外役員の状況

当社の社外取締役は2名、社外監査役は2名であります。

社外取締役 岡耕一郎氏は、弁護士として法務面における専門的な知識を当社の経営に活かしていただけるものと判断し、さらに、当社の社外監査役として適切に監査いただいた経験をもとに、業務執行に対する監督機能を適切に果たしていただけるものと判断したため、社外取締役に選任しております。また、東京証券取引所、名古屋証券取引所の定める独立役員として届け出ております。同氏と当社の間には特別な利害関係はありません。また、同氏法律事務所と当社の間には特別な利害関係はありません。

社外取締役 杉之原祥二氏は、長年にわたり企業経営に携わり、経営者として豊富な経験及び幅広い知見を有しており、それを活かしていただくことにより、当社経営への適切な助言や監督機能の強化が期待出来るものと判断したため、社外取締役に選任しております。また、東京証券取引所、名古屋証券取引所の定める独立役員として届け出ております。同氏と当社の間には特別な利害関係はありません。また、同氏は株式会社マナック・ケミカル・パートナーズの代表取締役会長兼社長を兼職しておりますが、同社と当社の間には特別な利害関係はありません。

社外監査役 立川隆造氏は、総合商社での勤務経験が永く、また企業経営に関する知識と経験も豊富なことから、当社の業務執行に対する適切な監査を行うことができるものと判断したため、社外監査役に選任しております。また、東京証券取引所、名古屋証券取引所の定める独立役員として届け出ております。同氏と当社の間には特別な利害関係はありません。また、同氏は株式会社リテックの代表取締役を兼職しておりますが、同社と当社の間には特別な利害関係はありません。

社外監査役 佐藤卓己氏は、長年にわたり企業経営に携わり、企業経営全般に亘り、経験が豊富で知識を幅広く有しており、当社の業務執行に対する適切な監査を行うことができるものと判断したため、社外監査役に選任しております。また、東京証券取引所、名古屋証券取引所の定める独立役員として届け出ております。同氏と当社の間には特別な利害関係はありません。また、同氏は株式会社サンエスの代表取締役社長を兼職しておりますが、同社と当社の間には特別な利害関係はありません。

 

③ 社外取締役又は社外監査役による監督又は監査と内部統制、監査役監査及び会計監査との相互連携並びに内部統制部門との関係

社外取締役は、取締役会において、法務面における専門的見地から適宜質問を行い、意見交換を行う等連携を図っております。

社外監査役は、取締役会や監査役会においてその専門的見地から報告や発言を適宜行っております。監査役監査においてはその独立性、中立性、専門性を十分に発揮し、監査を実施するとともに、内部監査室、ほかの監査役及び会計監査人と連携を図っております。

 

関係会社

 

4 【関係会社の状況】

 

名称

住所

資本金又は
出資金
(千円)

主要な事業
の内容

議決権の所有割合(%)

関係内容

役員の
兼任等

事業上の関係

(連結子会社)

 

 

 

 

 

 

多久製網㈱

佐賀県多久市

35,000

漁業関連事業
陸上関連事業

100.0

兼任1人

・当社から原材料・商品等を仕入れ、製品を当社に販売しております。

・当社製品の受託加工を行っております。

・当社から機械を賃借しております。

・金融機関取引に関して債務保証しております。

㈱泰東
        (注)5

大阪市淀川区

90,000

陸上関連事業

100.0

兼任1人

・当社から製品・商品を仕入れております。

・当社の施設を賃借しております。

日東ネット㈱

富山県氷見市

30,000

漁業関連事業

100.0

兼任2人

・当社製品の受託加工(仕立及び防汚加工)を行っております。

・当社の施設を賃借しております。

レデス・ニットー・チリ・リミターダ
                (注)3

チリ・
イキケ市

520,222
(1,819百万
チリペソ)

漁業関連事業

100.0

兼任2人

・当社から原材料及び商品等を仕入れ製品をチリ国内及び周辺国に販売しております。

日本ターニング㈱
                (注)2
                (注)4

広島県福山市

50,000

漁業関連事業
その他

39.0

[61.0]

兼任1人

・当社から商品を仕入れております。

・当社に商品及び機械装置・部品を販売しております。

・当社の機械装置の修理を行っております。

・金融機関取引に関して債務保証しております。

タイ・ニットウセイモウ・グローバル Co.,Ltd.        (注)3

タイ・サムットプラカーン地区

250,882

(100百万

タイバーツ)

漁業関連事業

陸上関連事業

100.0

兼任2人

・当社から原材料・製品・商品を仕入れ製品を東南アジア等に販売しております。

・当社に製品等を販売しております。

CNK㈱

鹿児島県
霧島市

50,000

漁業関連事業

100.0

兼任1人

・当社から製品・商品を仕入れております。

・当社に商品等を販売しております。

㈲吉田漁業部

青森県下北郡

5,000

漁業関連事業

100.0

(100.0)

・当社から製品・商品を仕入れております。

・金融機関取引に関して債務保証しております。

㈱温泉津定置

島根県大田市

50,000

漁業関連事業

100.0

兼任1人

・当社から製品・商品を仕入れております。

・当社からの委託により、漁場に関す
る試験研究を行っております。

㈱庄司政吉商店

千葉県
南房総市

10,000

漁業関連事業

100.0

(100.0)

兼任1人

・当社から製品・商品を仕入れております。

ヤマグチ㈱

香川県丸亀市

30,000

漁業関連事業

100.0

兼任1人

・当社から製品・商品を仕入れております。

 

(注) 1  「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。

2  「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であり、[外書]は緊密な者等の所有割合であります。

3  特定子会社であります。

4  持分は100分の50以下でありますが、実質的に支配しているため連結子会社としたものであります。

5  売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えておりますが、セグメントにおいて、当連結会計年度における陸上関連事業の売上高に占める割合が、90%を超えているため、主要な損益情報等の記載を省略しております。

 

沿革

 

2 【沿革】

当社は、1910年8月1日西備綟織株式会社(その後数次の商号変更を経た後、1948年11月日本製網株式会社となる。)として設立されましたが、1936年2月25日設立の東洋組網工業株式会社を形式上の存続会社として1963年4月1日吸収合併を行い、日東製網株式会社となったものであります。

従って、以下の記載については、実質上の存続会社である日本製網株式会社、日東製網株式会社に関する事項について記載しております。

 

1910年8月

普通綟網製造販売の目的で、西備綟織株式会社を設立。

1937年5月

商号を日本製網株式会社に変更。

1939年5月

大阪株式取引所に上場。

1944年7月

福山製機株式会社を合併し、商号を日本造機製網株式会社に変更。

1945年8月

戦災により、福山市所在の工場が焼失。

1946年1月

富山県高岡市に無結節網製造のため高岡工場を新設。

1946年2月

福山工場を復旧し、商号を日本製網造機株式会社に変更。

1948年11月

ふしなし漁網株式会社を合併して、商号を日本製網株式会社に変更。

1949年4月

東京証券取引所市場第2部、大阪証券取引所に上場。

1963年4月

名古屋市の東洋組網工業株式会社と合併、商号を日東製網株式会社に変更。

1963年6月

名古屋証券取引所市場第2部に上場。

1963年12月

日東製網株式会社造機部を分離独立し、日本ターニング株式会社(現連結子会社)を設立。

1966年5月

佐賀県多久市に子会社多久製網株式会社(現連結子会社)を設立。

1968年4月

福山市一文字町に福山新工場を建設、従来の福山、名古屋両工場の設備を移設統合。

1973年8月

東京証券取引所・大阪証券取引所・名古屋証券取引所の各市場第1部銘柄に指定。

1980年7月

富山県氷見市に漁網仕立、修理並びに防汚加工のため分工場を建設。

1983年9月

北海道川上郡標茶町に漁網仕立、修理並びに防汚加工のため道東工場を建設。

1987年12月

南米チリ国に子会社現地法人レデス・ニットー・チリ・リミターダ(現連結子会社)を設立。

1992年4月

富山県高岡市に子会社日東企画開発株式会社を設立。

1998年8月

仕立部門及び防汚加工部門を分離独立し、子会社日東ネット株式会社(現連結子会社)を富山県氷見市に設立。

2003年5月

中国・浙江省平湖市に子会社日東ネット株式会社の仕立て事業の一部を受託し、当社製品の仕立てを行うため、子会社平湖日東漁具有限公司(現非連結子会社)を設立。

2003年8月

ペルー・リマ市にレデス・ニットー・チリ・リミターダの販売子会社としてレデス・ニットー・ペルー・S.A.C.(現非連結子会社)を設立。

2005年4月

マルハグループ(現マルハニチロ株式会社)の泰東製綱株式会社から営業の一部を除き譲り受け、底曳・トロール部門等の海洋事業部門は、日東製網株式会社で引継ぎ、産業用・事業用の網綱事業は、株式会社泰東(現連結子会社  旧社名日東企画開発株式会社)で引継ぎ、新体制で事業開始。

2010年10月

丸紅株式会社の連結子会社であるベニートヤマ株式会社から事業の一部を譲り受け、日東製網株式会社及び多久製網株式会社で引継ぎ、事業開始。

2012年7月

タイ国に子会社現地法人タイ・ニットウセイモウ・グローバル Co.,Ltd.(現連結子会社)を設立。

2015年3月

有限会社吉田漁業部(現連結子会社)の株式を取得。

2017年3月

日東製網株式会社がCNK株式会社(現連結子会社)の株式を取得。

2018年3月

株式会社温泉津定置(現連結子会社)を設立。

2018年11月

ヤマグチ株式会社(現連結子会社)を設立。

2019年2月

株式会社庄司政吉商店(現連結子会社)の株式を取得。

2022年3月

福山本社 新社屋開業。

2022年4月

証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からスタンダード市場へ、名古屋証券取引所市場第一部からプレミア市場に移行。

2024年2月

福山新工場 完成。