2023年12月期有価証券報告書より
  • 社員数
    68名(単体) 456名(連結)
  • 平均年齢
    48.0歳(単体)
  • 平均勤続年数
    19.0年(単体)
  • 平均年収
    6,832,736円(単体)

従業員の状況

5【従業員の状況】

(1)連結会社の状況

 

令和5年12月31日現在

セグメントの名称

従業員数(人)

衣料事業

163

(89)

インテリア産業資材事業

152

(57)

エレクトロニクス事業

24

(9)

ファインケミカル事業

36

(10)

不動産事業

6

(8)

報告セグメント計

381

(173)

その他

40

(19)

全社(共通)

35

(2)

合計

456

(194)

 (注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除いております。)であり、臨時雇用者数は、期間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

 (2)提出会社の状況

 

 

 

 

 

 

令和5年12月31日現在

従業員数(人)

平均年令

平均勤続年数

平均年間給与(円)

68

(11)

48才

2ヶ月

19年

3ヶ月

6,832,736

 

セグメントの名称

従業員数(人)

エレクトロニクス事業

24

(9)

ファインケミカル事業

2

(-)

不動産事業

5

(-)

報告セグメント計

31

(9)

その他

2

(-)

全社(共通)

35

(2)

合計

68

(11)

 (注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除いております。)であり、臨時雇用者数は、期間の平均人員を( )外数で記載しております。

2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3.平均勤続年数はグループ会社での勤続年数を通算しております。

4.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門に所属しているものであります。

 

(3)労働組合の状況

 当社グループのうち、当社、東亜紡織㈱、トーア紡マテリアル㈱、㈱トーアアパレルの労働組合は、UAゼンセンに加盟しております。

 なお、会社とは良好な労使関係を維持しております。

(4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び

「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定によ

る公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

2【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりであります。

当社グループは、SDGsへの取組みの中で「脱炭素社会の実現」、「環境負荷低減・循環型社会の実現」、

「ダイバーシティ&インクルージョン」、「アメニティの追求」の5つを重要課題として特定し、環境や社会への

配慮を意識した事業活動を通じて、それに対応した仕組みや商品を生み出すことで経済に貢献し、企業価値の向上

と持続可能な社会の実現を目指します。

   なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)ガバナンス

 当社グループは、創業者岩井勝次郎翁の訓示である「顧客満足」「重点主義」「公平性」を脈々と受け継ぎ、

人々そして暮らしの「アメニティ=快適」を追求する企業グループを目指し、「暮らしと社会の明日を紡ぐ」とい

うグループ理念を掲げております。また、グループのすべての役員及び社員が遵守すべき事項を「トーア紡グルー

プ企業行動憲章」として定めております。これらの指針の下、毎月開催される取締役会並びに経営会議において、

サステナビリティに関する課題について継続的に議論を行っております。

 また、社内の各担当部門は、取締役会からの諮問に対する答申の他、サステナビリティに関する個別の課題につ

いての討議を行い、その内容を定期的に経営会議に報告、その後、取締役会にて承認を得る体制を取っておりま

す。

   <トーア紡グループ企業行動憲章>

 トーア紡グループの構成員である我々は、次に掲げる倫理規範を共有し、企業活動におけるあらゆる局面において、高い倫理観と社会的良識をもって行動することにより、社会からの信頼を得るとともに、トーア紡グループの持続的発展を期す。

 

1.消費者・顧客のニーズを把握し、社会的に有用な製品・サービスを安全性や個人情報・顧客情報の保護に十分配慮して開発、提供し、消費者・顧客の満足と信頼を獲得する。

2.公正、透明、自由な競争ならびに適正な取引を行なう。また、政治、行政との健全かつ正常な関係を保つ。

3.株主はもとより、広く社会とのコミュニケーションを行い、企業情報を積極的かつ公正に開示する。

4.従業員の多様性、人格、個性を尊重するとともに、安全で働きやすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現する。

5.環境問題への取組みは人類共通の課題であり、企業の存在と活動に必須の要件であることを認識し、自主的、積極的に行動する。

6.「良き企業市民」として、積極的に社会貢献活動に取り組む。

7.市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体とは断固として対決する。

8.国際的な事業活動においては、国際ルールや現地の法律の遵守はもとより、現地の文化や慣習を尊重し、相互信頼を基盤とした事業活動を行なう。

9.経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの役割であることを認識し、率先垂範の上、社内に徹底するとともに、トーア紡グループ企業や取引先に周知させる。

10.万一緊急事態が発生した場合には、経営トップ自らの指揮の下、速やかに事実調査、原因究明を行い、企業としての責任ある適切な対応方針・施策を打ち出す。

 

(2)リスク管理

  「第4 提出会社の状況4 コーポレート・ガバナンスの状況等」に記載しているリスク管理体制に基づき、サ

ステナビリティに関するリスク管理を行っております。

 

 

(3)戦略と指標及び目標

①人的資本

  <採用及び人材の育成指針>

 当社グループは、グループ企業行動憲章4.「従業員の多様性、人格、個性を尊重するとともに、安全で働き

やすい環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現する。」という理念の下、以下の取組みを進めていきます。

1.安定的な新卒定期採用の継続による人員の最適化と次世代への技術継承

2.高度専門技能を有する人材の積極採用

3.積極的な女性社員の採用と社内からの登用による女性の基幹職※比率、管理職比率の向上

 ※基幹職:管理職と総合職を指す

4.次世代を担う優秀な若手人材の育成

  5.基幹職及び管理職として活躍する多様な人材の育成

 

<基幹職・管理職における女性比率の目標>

当社グループは2030年度末までに女性社員の活躍推進のため、女性の総合職比率、管理職比率の向上に

    取り組んでまいります。なお、対象となる会社は、提出会社および当社グループの主要な事業を運営する東

亜紡織株式会社、トーア紡マテリアル株式会社、大阪新薬株式会社の4社です。

  1.基幹職に占める女性の割合

     2023年12月末  10.8%(13名/120名)

      2030年12月末  25.0%(35名/140名)

      2.管理職に占める女性の割合

2023年12月末  5.1%( 4名/ 78名)

      2030年12月末  15.0%(12名/ 80名)

 

   <教育・研修体系>

 当社グループは、社員を人的資本である「人財」と位置づけ、社員一人ひとりの能力やスキル向上を育む研修

制度と安全で働きやすい職場環境を確保するための職場教育を行なってまいります。

区分

内定

入社

入社2~

5年程度

中堅社員

管理職

OJT

-

OJT

-

OFF-JT

階層別

研修

e-learning

新入社員

研修

若手社員

研修

中堅社員

研修

管理職研修

その他

研修

-

コンプライアンス研修

確定拠出型年金投資教育

-

海外研修

-

職場別

研修

安全・衛生、品質管理、技術継承等

 

②気候変動

    当社グループは、グループ企業行動憲章5.「環境問題への取組みは人類共通の課題であり、企業の存在と

活動に必須の要件であることを認識し、自主的、積極的に行動する。」という理念の下、二酸化炭素の排出量

削減を目的とし、以下の取組みを進めていきます。

  1.燃料転換

2.自家消費型太陽光発電の導入

3.サステナブルな商品の開発、技術開発

 4.省エネルギー活動の推進

 

なお、2024年度中を目途に二酸化炭素排出量の削減目標設定を行なう予定です。