2024年3月期有価証券報告書より
  • 社員数
    485名(単体) 627名(連結)
  • 平均年齢
    38.0歳(単体)
  • 平均勤続年数
    12.8年(単体)
  • 平均年収
    8,096,298円(単体)

従業員の状況

 

5 【従業員の状況】

(1) 連結会社の状況

2024年3月31日現在

セグメントの名称

従業員数(名)

建設事業

509

(59)

開発事業等

97

(12)

全社(共通)

21

(7)

合計

627

(78)

 

(注) 1  従業員数は就業人員であります。

2  従業員数欄の(外書)は、臨時従業員の年間平均雇用人員であります。

3  全社(共通)は、総務部等管理部門の従業員であります。

 

(2) 提出会社の状況

2024年3月31日現在

従業員数(名)

平均年齢(歳)

平均勤続年数(年)

平均年間給与(円)

485

38.0

12.8

8,096,298

 

 

セグメントの名称

従業員数(名)

建設事業

398

開発事業等

71

全社(共通)

16

合計

485

 

(注) 1  従業員数は就業人員であります。

2  平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。

3  平均臨時雇用人員については、当該臨時従業員の総数が従業員の100分の10未満であるため記載を省略しております。

4  全社(共通)は、総務部等管理部門の従業員であります。

 

(3) 労働組合の状況

労働組合はありませんが、労使関係は良好であり、特に記載すべき事項はありません。

 

(4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異

 ① 提出会社

当事業年度

補足説明

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業

取得率(%)

(注2)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

0.0

0.0

56.6

56.2

65.2

 

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

 

 

 ② 連結子会社

当事業年度

補足説明

名称

管理職に

占める

女性労働者

の割合(%)

(注1)

男性労働者の

育児休業取得率(%)

労働者の男女の

賃金の差異(%)(注1)

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

 

全労働者

正規雇用

労働者

パート・

有期労働者

㈱建研

5.7

0.0

(注2)

 

㈱新日本コミュニティー

5.2

0.0

(注2)

 

 

(注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。

2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の4第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。

3 新日本不動産㈱は、小規模であるため記載を省略しております。

 

サステナビリティに関する取り組み(人的資本に関する取組みを含む)

 

2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】

 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。

なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1) ガバナンス

当社グループは、気候変動をはじめとした地球規模の環境問題への配慮、人権の尊重、従業員を含む全てのステークホルダーへの公正・適正な事業活動など、社会や企業のサステナビリティを巡る課題解決を事業機会と捉え、これに向けた取り組みを推進するため常務会にて検討しております。常務会は、社長執行役員髙見克司を議長とし、鈴木政幸、三上順一、高橋苗樹及び金綱康人の5名で構成されております。

常務会にて決定した内容は、取締役会に適宜報告しております。

 

(2) 戦略

① 気候変動への対応

当社グループは、TCFD提言に基づき抽出したリスクと機会を常務会にて分析し、重要なリスクと機会及びその影響度を特定して対応策を検討いたしました。その概要は、以下のとおりであります。

シナリオ

分類

項目

期間

影響度

対応策

1.5℃

機会

環境に配慮した建築物の需要が拡大する

中期

・ZEH-Mの取組拡大

・太陽光充電設備及びEV充電設備の導入推進

リスク

炭素税導入によりコストが上昇する

長期

・PC工法や新素材の採用による工期短縮及び原価低減

4℃

機会

異常気象により被災した建物の移転や再建築需要や防災減関連工事が増加する

中期

・防災減災工事に関する施工能力の維持向上

リスク

平均気温の上昇により工事現場での熱中症発生数が上昇し工期が遅延する

長期

・通気性の良い作業着や対策商品の採用

・業務効率化による酷暑作業時間の削減

異常気象により資材調達先が被災する

長期

・資材調達先を含めた協力会社の拡大及び連携強化

 

※1  1.5℃シナリオ

気候変動の影響を抑制するためにカーボンニュートラル実現を目指した取り組みが活発化し、世界の平均気温を産業革命期以前と比較して1.5~2℃未満に抑えることを目指したシナリオ。 1.5℃目標達成に向けた気候変動対策の推進により、各種規制が強化、市場‧消費者の環境意識も高まり、移行リスクが顕在化する。

※2  4℃シナリオ

気候変動対策が現状から進展せず、世界の平均気温が産業革命期以前と比較して今世紀末頃に約4℃上昇するとされるシナリオ。物理リスクにおける異常気象の激甚化や海面上昇リスクによる影響が大きくなると想定されている。

 

② 人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針

当社グループは、「人を育てる経営」を経営の基本目標の一つとして、人材育成及び社内環境整備を行っております。具体的には、獲得した人材に必要なスキルを身につけさせるため、各年次、職位ごとに求められる能力・専門知識の習得を目的とした研修制度、OJTによる指導等を行っております。また、スキルの維持、更なる向上のためのリスキル、学び直し等を行い、継続的な育成に取り組んでおります。さらに、労働者不足への対応、生産性向上、女性活躍推進の観点から、性別や年齢、国籍等に関係なく様々な人材が活躍できる環境の整備を推進するとともに、優秀な人材を確保するため、新卒を対象とした定期採用に加え、即戦力として期待できる中途採用を積極的に行っております。

 

 

(3) リスク管理

サステナビリティ全般に関する事項を含む全社的なリスクは、常務会において検討しております。

常務会は、サステナビリティに係るリスクについて、経営・財務・事業等への影響を考慮し、現状のリスクの再評価と新規リスクの抽出を行い、リスクを特定しております。特定したリスクについて、リスク軽減のための対応方針と具体策を検討して関係部署に展開するとともに、その対応状況をモニタリングしております。また、重要なリスクについては、対応方針や対応状況等を取締役会に適宜報告しております。

 

(4) 指標及び目標

① 気候変動への対応

当社は、脱炭素に向けた取り組みとしてCO2排出量を測定(スコープ1及びスコープ2)し、2030年までに当事業年度比で20%の削減目標を設定いたしました。なお、直近の排出量は以下のとおりであります。

                     (単位:t-CO2)

 

当事業年度

スコープ1 (直接排出)

324.30

スコープ2 (間接排出)

3,573.50

合計

3,897.81

 

 

② 人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針

当社グループでは、上記「(2) 戦略」において記載した、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について、次の指標を用いております。当該指標に関する目標及び実績は、次のとおりであります。なお、連結グループにおける記載が困難であるため提出会社のものを記載しております。

指標

目標

実績(当事業年度)

新卒女性採用比率

2030年3月までに30%

12.8%

女性管理職数

2026年4月までに2名

0名

社員定着率(3年間)

2030年3月までに90%

85.4%